北京にある茶芸館「頤馨茶芸」で高級烏龍茶 鉄観音を購入した感想とお土産について

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北京 茶芸館

数年前に台湾を訪れたときに、ガイドブックに必ず掲載されているような有名な茶芸館を訪れて、本格的な中国茶を飲んだのですが、結構なお金を払った割にはそれほどおいしいとは感じず、ガッカリしたのですが、余った台湾ドルを使い切ろうと、空港の売店で適当に買った烏龍茶がびっくりするほど香りがよくて美味しかったので、もっとたくさん買っておくべきだったと悔みました。

ちなみに台湾の空港で買ったお茶の缶は↓。

赤い缶と緑の缶と2個セットで箱に入って売られていた、阿里山茶という高山茶でした。

台湾のお茶台湾のお茶

中国茶と言えばペットボトルの烏龍茶が基準でしたが、それとは全く別物の素晴らしい香りの虜になり、これをきっかけに、中国茶が置いてあるお店では必ず注文するようになりました。

口から鼻に抜ける時の素晴らしい香りの記憶を辿るのですが、高級なお店で飲んでも、なかなか満足できる中国茶には出会えません。

なので、今回の北京の旅で、本番の中国茶を絶対に購入しようと決めていました。

北京ではガイドさんに「おいしい中国茶を買いたい!」とお願いし、観光の途中で良さげな茶芸館に立ち寄ってもらいました。

その店の名前は「頤馨茶芸」。

頤馨茶芸

テーブルに座ると、店員さんが5種類のお茶を順番に入れてくれて、試飲させてもらいました。ガイドさんが同時通訳してくれました。

茶芸館での試飲

烏龍茶、ジャスミン茶、プアール茶、フルーツティー(バラが入っている)、もう一つは忘れましたが、正直、どれもパッとしませんでした。

一番肝心の「香りをお楽しみください」と言われた烏龍茶は↑、台湾で購入したのものと比べると、何度匂いを嗅いでみても敵わないと感じました。

頤馨茶芸で購入したお茶の感想

私の反応がイマイチだったので、店員さんが別の烏龍茶を飲ませてくれました。このお店で一番高級な鉄観音で、台湾の茶葉だと説明されました。

高級烏龍茶高級烏龍茶パッケージ

広い国土を持つ中国よりも、小さな台湾の品の方が良質なんて、意味がよくわかりませんが、北京でも台湾のお茶はやっぱり高級なようです。

お値段は1,680元。

この時のレートは1元=17.5円でしたから、29,400円!。なかなかのお値段です!

確かに最初に飲んだものよりも香りは豊かでしたが、それでも台湾で買った品とは銘柄も違うし、あの香りには敵わないと感じつつも、スーパーでも試食したら大抵買ってしまう気の弱い私ですから、せっかく飲ませてくれたので、自分用に購入してみることにしました。

缶の中身は、小分けパックになっていて25パックほど入っていました。

高級鉄観音烏龍茶

そして、最初に試飲した烏龍茶よりも一つだけランクが上の烏龍茶を家族へのお土産用に↓。

570元(9,975円)。

烏龍茶

高級な烏龍茶を買ったら、ジャスミン茶が2つおまけで付いてきました↓。価格は不明。

ジャスミン茶

お土産用のフルーツティー↓390元(6,825円)。

箱の中に、75g入りが2つ入っていました。

フルーツティー

3つ買ったら1つおまけします!的なサービスが多くて、定価は適正なのか?と、ちょっと疑わしいお店でした。

早速、家に帰って一通り飲んでみたものの、どれもこれもそこそこいいお値段がする割に、感動するほどではなかったので、ぼったくられたかな…という印象もぬぐえませんが、バラマキお土産用に出発前に日本で購入したカタログ通販の鉄観音烏龍茶よりは、ずっとおいしかったです。

他にも、ホテルの近くのスーパーや、コンビニなどで、適当にいくつかお茶を買ってみたのですが、今回の北京の旅では、感動するほどの中国茶には出会えず残念でした。

知り合い曰く、中国で本当に良いものに出会うのは、なかなか難しいのだとか。

その人は、書道で使う筆と硯(すずり)を買いに行って、見事にバッタもんを買わされてしまったそうです…あらら。

帰国して調べたところ、台湾で買ったお茶は高山茶で、今回のお茶は鉄観音でしたから、種類が違うものを比較してはいけなかったのかもしれませんね。いい勉強になりました!

北京のお土産ベスト3

ガイドさんが教えてくれた、北京のお土産ベスト3は、

  1. 甘栗
  2. 中国茶
  3. 月餅

だそうです。

他にはパンダグッズなども人気があるそうです。

甘栗と中国茶はわかるけど、月餅も人気なんだ…へ~

稲香村の月餅について

月餅といえば、中国の伝統菓子で、お月見の時期の中秋節に食べる(配る)そうで、”水分の少ないパサパサの生地に、唾液を全部持って行かれ、口の中が乾くため、飲み物なしでは食べられない…”というイメージのお菓子ですが、お土産の人気ランキングに入るなんて、最近はもっとおいしく改良されているのでしょうか?

台湾には、中国の明の時代からある伝統菓子「牛軋糖」から進化した「ヌガー」という美味しいお菓子があって、見た目もパッケージも可愛いし、味も豊富で1つ1つ小分けになっているため、女子へのお土産にすると大変喜ばれましたが↓

北京にもこんなおしゃれでおいしいお菓子が買えるお店がないかと調べましたら、「稲香村」というお店がネットで紹介されていました。

北京駅前や北京首都国際空港でお店を見かけましたが、その他にも北京のあちこちに支店がある超有名店のようです。(↓は北京空港の出国ロビー店)

稲香村 北京空港店

中の餡は、普通の小豆以外に、緑豆や南瓜、紫芋などがあるようです。

私はカボチャやサツマイモの類のお菓子が大好きですし、空港にまで支店があるお店ですから、かなり期待して何種類かの餡の品を購入したのですが、残念ながら期待むなしく、普通のパサパサの月餅でした…

南瓜の月餅

稲香村の月餅

今風にアレンジするのではなく、しっかり伝統を守りぬくタイプのお店なのでしょうか…それとも私のチョイスがまずかったか…

ともかく、ごく普通の月餅ですので、あまり過剰な期待はしないほうがよいと思います。

以上、北京でお土産を選ぶ際のご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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