今年のクリスマスの約束2017は、観覧募集に当選して、収録を生で見れるという素晴らしい幸運に恵まれました。どの曲も全部素敵で、3時間以上の収録でしたが、あっという間でした。
これをどうやって1時間45分の番組に編集するのか、カットされて聴けない曲もあるのではないかと心配でしたが、歌われた曲は全てOAされたと思います。
クリ約2017を観た私の勝手な感想と、残念ながら番組を見れなかった方がイメージできるように、トークの一部や演奏曲を載せたいと思います。
※2018年12月15日午後9時より、BS-TBSで再放送されました。
参考 その他の年の「クリスマスの約束」については↓にまとめております。
目次
17回目の放送「クリスマスの約束2017」は財津和夫さんがナレーション
今年は去年よりも放送時間が短くなったせいか、CGアニメーションの終りの部分がチラッと映っただけで、”きよしこの夜”の歌はカットでした。
冒頭から駆け足の印象です。
リハーサル風景などのVTRもほとんどなく、楽曲の演奏中心のクリ約でした。
そして、2001年からずっとナレーションを務めてこられた斉藤由貴さんに代わり、財津和夫さんが担当されました。
「困った時の財津」って前に小田さんが仰っていましたが、本当に財津さんを頼りにされているんですね。
財津さんは、今年の6月に大腸がんが見つかって、チューリップの45周年ツアーも途中で中止されていましたが、お仕事ができるくらいお元気になられて、本当に良かったです。
次は元気に歌うお姿が観たいものです!
※2018年4月からコンサートを再開されるという情報が流れました!良かったです!
さて、今年も小田さんのピアノでしっとりと始まりました。
言葉にできない
(オフコース)
実際の収録でもこの曲を一番最初に歌われていましたが、心を鷲掴みにされました!声が響く響く!本当に70歳!?
パチパチ…拍手の中、財津さんのナレーションが入ります。
こんばんは、財津和夫です!今年小田さんは70歳になりました。同じ時代を生きてきた僕も、この、一夜限りのステージを皆さんと一緒に楽しみたいと思います。
立教大学池袋キャンパスの大きなツインクリスマスツリーの映像の後、ステージには松たか子さん、JUJU、トライセラの和田唱さんが。
和田さんと小田さんがギターで、女子二人のハモリが素晴らしい!カーペンターズの名曲を披露されます。
(They Long To Be)Close To You(カーペンターズ)
CM明け
小田さんのオープニングMCです。
2017年のクリスマスの約束、ぜひ皆さんにうんと参加して頂いて、大いに盛り上がっていきたいと思います!
宜しくお願いします!
それでは、委員会バンドの連中を呼びたいと思います。
スキマスイッチ、いきものがかり水野良樹さん、スターダスト・レビュー根本要さんがステージに登場します。
(要さんが話します)
小田さんがお仕事をなさっている間に、僕たちは楽屋で、とんでもない話をしてまして…
小田さん、今年、古希になられまして、古希ってご存知ですか?70歳。(会場から自然に拍手がパチパチ)そいで恐らく、現役のミュージシャンでアリーナとかをね、回っている…そういう意味では小田さんしかいらっしゃらない。今後どうするかと!(会場笑)小田さんにとっては余計なお世話かもしんないけど、まず、声帯をちゃんと保存していこうという話になったんですよ、ね?(他の3人に向かって)出来ればそこからクローンを作って、小田和正、二世三世をですね…
そいう言う話をしてたんですか…(笑って)余計なお世話です!
その通りです!
そいう言う君たちが、夢とか、そういうのがあるだろうかっていう…
僕、あと31年間歌ったら、小田さんです!(スキマ大橋君)
ハハハハ…
(要さんを指差して)何だその笑い
僕ら15周年って言ってますけど、そっから更に30年歌わないと小田さんになれないんですよ?小田さんになることが、30年経って小田さんになれるかどうかって言う…(会場笑い)
小田さんのキャリアとして…(スキマ常田くん)
そうそうキャリアとしてですよ!まあ、どうすればいいのかわからないですけれど、何か一つ一つ、真剣に向き合っていこうという事ですね。
ここのトークはかなりカットされていたのですが、みんなの夢を一人一人聞いていました。
- スキマスイッチ:自分たちが主催するフェスを開きたい
- スタレビ要さん:毎日ライブをやることだったが、もう叶っている(スキマの夢である「そのフェスに出るには、ヒット曲がないと出してもらえないの?」って、面白おかしく自虐的に話しておられました)
- いきもの水野さん:1曲でも多くの曲を書きたい(小田さんもこれに共感されて、「自分も同じで、あと1曲2曲ぐらい自分が好きな曲を書きたい」と仰っていました)
参考 OAの後に水野さんがこの話のことでツイートしておられました
オンエアーでは使われなかったみたいだけど、本番で小田さんに夢を訊かれた。
「死ぬまでに1曲でも多く歌を書きたい。」そう応えた。
小田さんは?と訊いた。
「俺も同じようなことだな」と小田さんは言った。
嬉しかった。— 水野良樹 (@mizunoyoshiki) 2017年12月25日
ちなみに別のところで出てきたJUJUさんにも同じ質問をしていましたが、ワンタン屋さんを開くことがJUJUさんの野望なのだそうです。香港で食べたワンタンが超美味しくて、自宅で試行錯誤したら近いものがやっと出来たらしく、小田さんに「今度食べてください!」と何度もしつこく言ってましたが、小田さんは「ワンタン麺なら好きなんだけど…」と遠慮してました…
ムッシュかまやつさんのVTR
今年、ムッシュ、かまやつひろしさんが亡くなりました。
ムッシュが「風のようにうたが流れていた」っていう僕が番組やっている時に遊びに来てくれましたけど、その様子を見て頂きたいと思います。
ムッシュさんが2004年11月8日のレギュラー番組「風のようにうたが流れていた」にゲスト出演された時のVTRが流れます。
BGMは「風のようにうたが流れていた」。
僕も出演させてもらったこの番組。みんなの憧れだったムッシュさんと小田さんの貴重なステージをご覧ください。(財津さんナレーション)
昔、小田さんがオフコースやってる時、僕、楽屋に遊びに行ったんだけど、シカトされたんだよね~(ムッシュさん)(会場は大笑い)
いや、よく聞く話ですよ、それ…
あー、絶対小田さんに嫌われてんだって思って…
そんなバカな話は無いですよ…
でもね、やっぱし、小田さんは俺のこと嫌いかもしれないけど、小田さんが作る曲ってのは、何となく感動しちゃって、悔しいとか思ったことは多々あります!
返す言葉がないですよ…
ゴロワーズを吸ったことがあるかいを触りだけ。
※この様子は風のようにうたが流れていた(完全版) [Blu-ray]で見れます。
ムッシュかまやつメドレー
今年は古希だから、俺の歌をやろうって言ってくれて、みんなが…
先に言われちゃいましたよ(要さん)
そんで俺は、そんなことなら、じゃあ選曲も任せるからって言ったのに、散々口を挟みまして(笑)たいそう迷惑を掛けました、すいませんでした。
みんなそれぞれに思い入れがあって、それに、この委員会バンドで何をやったら面白くなるんだ!?っていうのがあったんですが、今回は!なんと!Yes-Noをやってみようという事になりまして!そいじゃ、Yes-Noやってみましょう!
Yes-No(オフコース)
会場のみんなで間奏のところをハミングしたのですが、幸せな時間でした…
最後の「何も聞かないで 何も見ないで~」の見なぁいで~のところ、小田さんの声がすごく響いてました~!!!
ズキューンと来ました!
(忌野)清志郎の訳詞した曲を、何曲か取り上げて聴きまして、何だか、訳詞にしかない、特別な味わいがあって、清志郎の才能はすごいなと今になって思いますけど。その訳詞して歌うって言うのを委員会バンドでやってみないかという事になって、すぐにじゃあ水野に書かせようってことになって、あん時の「あ、いいっすよ!」って言った時の表情が好きだったんで、僕は。
この、委員会バンドじゃないとできないものって言うのが、何か、ひとつでも二つでも増えて行ったらいいなという気持ちがあったんで、そのお話を頂いたとき、すごいやりましょう!やりましょう!っていう感じでした。(いきもの水野君)
You’ve Got A Friend
(キャロル・キング)
皆で歌うことに意味がある歌詞だということで、会場の私たちも歌詞の一部を一緒に歌いました。
ゲスト:熊木杏里さん
ステージには熊木杏里さんが登場。
※収録では小田さんが進行の順番を間違えて、熊木さんを呼び入れるところで委員会バンドの名前を呼んじゃってました。きっと裏で「あれ?」ってズッコケていらっしゃったはず。
熊木杏里と申します!よろしくお願いいたします!(熊木さん)
君はこのクリスマスの約束って言う番組は知ってたの?
はい、知ってました。もう始まった時から…というか、なんで私がここに呼ばれたんでしょう?という素朴な疑問ありましたので…
とってもいい歌を書いているので、ぜひそれを皆さんに聞いていただきたいと思ってお呼びしたんですよ。
(照れくさそうに)そうなんですね…
中国で活躍されているって…
そうなんですよ。去年から中国3ヶ所にまず行きまして、今年は8ヶ所に増えまして。
それは、どういうきっかけなんですか?
呼ばれまして!(小田さん大うけ)中国の方から!私、15年目になるんですけど、その間に、着々と中国のファンの人が付いて。
着々と…
はい、若い方が多くて。
ある個人の人が君のことが好きで、君を呼んだの?
あ、いや、会社ですね(小田さんまた大うけ)多分。嘘かなって思ったんですけど、この小田さんの話を頂いた時も嘘かなと思ったんですけど、そいで、行ったら本当にお客さんが1000人規模の会場で…びっくりしました。
何か、言っておきたいことってありますかね?
遺言みたいな感じですかね?
君は面白いね?
そうですか?いや、緊張はしてますよ!
緊張してるんだけど、大したもんだ!
とてもいい日旅立ちな感じで、嬉しいです!頑張って歌いまっすぅ!宜しくお願いしまっすぅ~
熊木さん、とってもチャーミングな方でした!
さて、2006年にテレビでもって、あるCMが流れてまして、それがとっても素敵な曲で、どんな人がどんな風に歌っているんだろうとずっと思っていたんですけど、ようやくそのお姿を目の前にしました。それでは、とっても可愛い歌です。熊木杏里さん、「新しい私になって」。
そのCMは↓。
新しい私になって
(熊木杏里)
この曲は、クリスマスの約束2006~message~で、小田さんがカバーで歌ったのですが、OAではカットされちゃってて…こうやってクリ約に出れて良かったです!
※LIFE-SIZE2006ではそのシーンが映っていました。
熊木さん、クリ約は開始当初から見ていたそうですが、途中から辛くなって見るのをやめていた時期があったそうです。同じステージに出たことがあるキマグレンなどが大メドレーで歌っているのを見て、出れない自分が悔しかった…というようなことが、プレスのインタビューに載っていました。過去にkiroroの千春ちゃんも似たようなことをクリ約で話してましたけど、千春ちゃんも熊木さんも、出演出来て本当に良かったと思います。
TRICERATOPS和田唱さんが、階段をゆっくりと降りてきます。
※実はこれ、撮り直ししています。1回目はスタスタと降りて来て、早すぎる!とリテイクでした。
最近君は、僕らの間で、スターと呼ばれているの知ってますか?
いや、ありがとうございます…(和田さん)
かっこいいよね?
他の皆さんがスターじゃないですか!
ここのくだりはかなりカットされていましたが、いつも着てくる私服のロングコートがとてもカッコいいらしく、みんなから”スター”と呼ばれているのだそうです。
※2018年4月に発売されたLIFE-SIZE2017を観ると、小田さん、普通に”スター”と呼んでました。
8月ごろから、今年は何をやろうかと話し合った時に、映画の曲で意見がピタリと一致したのだとか!膨大な中から選んで大変だったけど、小田さん、楽しかったそうです!
サウンドオブミュージックの「My Favorite Things」の間奏で、会場のみんなに「ラララ」で歌って欲しいと練習。これも楽しかったです!
映画音楽メドレー
-
- Tonight
(ウエストサイド物語より)
- White Christmas
(ホワイト・クリスマス)
- ムーン・リバー
(ティファニーで朝食を)
- Raindrops Keep Fallin’ on My Head (雨にぬれても)
(明日に向かって撃て!)
- Chim Chim Cher-Ee
(メリーポピンズ)
- My Favorite Things(サウンド・オブ・ミュージック)
- Live And Let Die
(007 死ぬのは奴らだ)
- When You Wish Upon A Star (星に願いを)
(ピノキオ)
- Tonight
唱さんの奥様、上野樹里ちゃんも客席に映っていました。
CM明け
小田さんが2本目の映画の脚本を書いてる時に、和田唱さんのCDに出会って、ヘビーローテーションしたという話から、今日はクリ約で初めて唱さんの曲を歌う、というやり取りをした後に・・・
じゃあ、今日、小田さんとの、ちょっとスペシャルなアレンジでお送りしたいと思います。(と唱さんが言い終えたところで小田さんが出てきます…)
もしかして、後でお客さんに立ってもらった方がよかったかなーっていう後悔は無いかな?
うえーー、どうしましょう。このイントロが鳴り響いた途端、みんながうわーっと総立ちになるっていうのは、ちょっと嘘くさくないですか?この曲の知名度的な問題からして…たまたま僕のこと好きな人がいっぱい集まっちゃったっていうテイで行けば、まあ、通るかなって気もしますけど…
じゃあ、抑え気味で行きますか?抑え気味で、本当は立ちたいんだけど、我慢してるって言う・・・
このくらいにしときましょうよ…そいで、やべ!これちょっと立ちたいな!って思ったら、立って頂く的な…この辺、あいまいにしといて。これで立たなかった時、俺ショックですけどね。(会場笑い)自由で行きましょ!自由で!立ちたい人は立つ!座りたい人は座るって、そういう感じで行きたいと思います!
ちょっと唱さんが気の毒でしたが、かなり笑ってしまいました。
こんなやり取りを見たら、立たない訳にはいかないでしょう(;≧ー≦)
TVに映っていたオンステージの人は、なかなか立たなかったけど、アリーナも、私がいたスタンドも、みんな結構早くから立ってましたよ~!!!
FEVER
(トライセラトップス)
JUJUがステージに登場。
JUJUが神妙な顔して事務所にやってきまして、曲を書いてくれってことで。もう散々世話になってるし、嫌だとは言えない…へへへ。一所懸命書きましたけど、僕はあんまりね、人の曲を書くのは向いていないなって最近、つくづく思うんです。でも書きました。そこにJUJUがいかにもJUJUらしい、素敵な切々とした詩を書きました。
ままならない曲になりました。(JUJU)
あなたがくれたもの
(JUJU)
※この曲は、2018年2月21日に発売されるJUJUのアルバム「I」に収録されるそうです。
何度かUSENで掛っているのを聴きました。
CM明け。
アリーナの通路にピアノが設置され、小田さんが座ります。客席とものすごく近い!
上野のパンダよりも近い感じでしたが、小田さんが「こんなところで歌わされて可哀そうだと思っている人もいるかもしれませんが、僕がこうやって歌いたい!とリクエストしました」と、仰っていました。
アリーナの前寄りの人たちは、丸椅子を後ろ向きに座りなおしました。
この曲は2009年か、財津君に曲を頼まれて、書いた歌ですけど、その時の唯一の注文が、出来る限りシンプルにしてくれっていう注文だったんですけど、その期待に応えられたかどうかわかりませんけれど、財津君が、ステージあるたびにこの曲を取り上げてくれてるって言う噂は、聞いたことありません!(会場笑い)
財津君は時々、思い出したように手紙をくれました。その手紙はいつも嬉しくなるような、そんな手紙です。この曲はその手紙に返事をするようなつもりで書きました。「手紙にかえて」という歌を歌いたいと思います。
手紙にかえて
(財津和夫)
音楽での返信、確かに受け取りました。
いつまでも大切にします!ありがとうございます。(財津さんナレーション)
中央ステージに戻った小田さんは、松さんを呼びます。
いよいよ、紅白が決まりまして!(パチパチ)これでますます、大晦日が楽しみになりました。
あの、子供を預けていいですか?(松さん)
何かね、出なよ、出なよって言ったら、じゃあ、子供預かってくれる?とかなんか言うんですよ。いくらでも預かります。
お、ホントですか?
「明日はどこから
」歌うんですよね?
はい、良かったら!
NHKの朝ドラ「わろてんか」の主題歌「明日はどこから」を歌ってくれるのかと思いきや、全然違う歌でした…
こちらも歌わなかったけど、アナ雪の話をしておられました。
アナ雪を歌う時の君と・・・あ、期待入っちゃったかもしれないけど、歌いませんから(笑)…今度のシングル歌う時は歌い分けてるんですか?
アナと雪はまず絵に合うってことが大前提で、どんなにうまく歌えても、絵の肩の息が違ったら、もう一回やらなきゃいけないという、そこにテンションを上げていくという、目的が結構はっきりしていて、自分の言葉で歌う作り方とは、全然違うんです。それはそれで燃えるんですけど、燃え方が違う…自分の曲やCDとは…もうちょっとなんか、ある意味戦闘態勢になるっていうか…もう、本当に、画面を見て立って、ガラスの向こうに日本語版の監督がいて、本当に怖くて後ろを振り向けない状態の中でやってましたけど、こうやって(手の振りをしながら歌っている、という仕草)
松さんの話を聞いてるようなフリをして半分聞いてないような感じ?で、小田さんは今回歌う曲の話に移ります。
昔、小田さんは、山本潤子さんが在籍していた「赤い鳥」というバンドとよくジョイントコンサートを行っていて、「歌を捧げて」は、そのコンサートのために書いた曲なのだとか。
もともと1番しかなかった曲に、2000年から2001年にかけてのカウントダウンコンサートの時に、後から2番を付け足して、潤子さんと一緒に歌った話をされていました。
この曲は潤子さんに向けて歌っていたのかな…
歌を捧げて
(オフコース)
潤子さんの歌った歌を捧げても美しかったですが、松さんの声も素晴らしかったです。
この曲の2番を潤子さんと歌ったシーンは、小田和正カウントダウン・ライブ~ちょっと寒いけどみんなで SAME MOON!!(Blu-ray Disc)で聴けます。
そしていよいよ最後の曲。「世界で一番愛されている民謡」だと言われている曲で、戦争に家族を出さなければいけないやり切れなさを歌にしているのだとか。
今回の出演者全員でアカペラで。美しいハーモニーでした。
Danny Boy
エンディング
今年小田さんをずっと支えてきたスタッフの一人が天に召されました。この曲が彼のもとに届きますように。
the flag
(小田和正)
亡くなられたのは、小田さんのライブやクリ約のステージを担当されていた舞台監督の長岡さんでした。独立して会社を作った時に、この曲のタイトルを社名に付けてくれたと収録時のMCで話しておられました。(OAではカット)
参考
音楽は一人の力で完成するものではありません。奏でてくれる人、ステージを作ってくれる人、そして込められた想いを受け取ってくれる人。多くの人に支えられ巣立っていきます。また音楽は、時に寄り添い、時に一緒に泣いてくれるものでもあります。出会いと別れを幾度も重ね、小田さんは先に進んでくれるはず。僕はそう信じています。
そして、マイクを持って歌う小田さんに寄り添うように写る長岡さん写真が、会場のスクリーンに映し出されます。
バイオリンの金原さんが涙を拭っていましたね。
ご冥福をお祈りしたいと思います。
収録後の小田さんのインタビュー
共に戦ってくれた人たちの、顔は浮かぶよね。(何度も頷く小田さん)
ま、この先のことはわかんないけど、なかなか難しいな、クリ約は俺にとって何だったんだろうっていう…それはなかなか…うーん…
最後の最後に、数秒間だけライブの映像が流れます。歌いながら客席に突入する小田さんの横に立って、小田さんをガードしている長岡さんの映像が映し出されます。
大切なスタッフだった長岡さんを、クリ約の花道からあの世へ送り出して、今年の「クリスマスの約束」は終わりました。
あぁぁ、素晴らしかったです。
今年も高い高いクオリティで、あっという間の1時間45分でした。
小田さん、出演者の皆さん、スタッフの皆さん、本当にいい番組をありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考 OAでは見れなかった収録の様子を少しだけ書きました。よろしかったらこちらもどうぞ↓。
参考 その他の年の「クリスマスの約束」については↓にまとめております。