DMMモバイルが楽天モバイルに吸収されてから変わったこと

SIMカードの入れ替え、格安SIM

高い携帯の通信料金を払う事がバカバカしくなった私は、2016年春にauとおさらばして、格安SIM(docomo等の携帯大手キャリアから回線を借りて格安料金で提供しているMVNOと呼ばれるもの)のDMM mobileに乗り換えてから4年が経ちました。

Appleストアで購入したiPhoneの中に、DMMモバイルのSIMを入れて使っていますが、使い勝手の面では一切不便や不満はなく、毎月4500円以内で家族3人分のスマホを利用出来ています。

一度格安SIMを知ってしまうと、安すぎてもう大手キャリアには戻れません。最低でも年間で10万円は節約できていると思います。

そんなDMMモバイルですが、2019年9月1日より楽天モバイルに吸収されています。楽天モバイルになって変わったことを書いていこうと思います。

※何かしらの契約変更点があれば更新していきます。

DMMモバイル→楽天モバイルになってから変わったこと

もらえるポイントが楽天ポイントになった

DMMモバイルが楽天モバイルに吸収されから変わったことと言えば、支払額に応じてもらえるポイントが、DMMのポイントから楽天ポイントに移行になったくらいで、2020年6月現在の段階ではプランや料金は従来のDMMモバイルの時のまんまです。

「楽天ポイントに移行するため、楽天IDに連携してください」という案内があって、連携を済ますと、毎月25日ごろに自動的に楽天IDにポイントが追加されるようになりましたが、こちらでもらえるポイントの大部分が期間限定ポイントなので(10%くらいは通常のポイントがもらえます)、Edyにチャージして使うことはできませんから、楽天ポイントのまま楽天市場や、マックやファミマや出光の店舗で使うか、楽天ペイで消費します。

楽天ポイントに変わったことで、DMMポイントの時よりもはるかに使い道が広がったので、私的には気に入っています。

料金の引き落としの名義が楽天モバイルに変わった

利用料はカード払いをしているのですが、2019年8月までは、「デイーエムエムドツトコム」という名前がクレジットカード明細に印字されていましたが、9月分より「ラクテンモバイル(デイーエムエ…」に変わりました。

SIMの新規受付が停止された

これまで利用していたDMMモバイルユーザーは、引き続き同じサービスが使えていて、専用スマホアプリやネット上のマイページへのログインも、DMMのIDとパスワードを使ってページに入るのは変わっていません。

契約のデータ容量を増やしたり減らしたり、使い過ぎて速度が遅くなった時に追加でギガを購入することもこれまで通りできました。

ただ、SIMカードの枚数を追加したり、端末の購入は終了しており、新規の契約ができないようになりました。

楽天モバイルへの移行の動き

これまでの楽天モバイルは、docomoとauの回線を借りて、格安スマホとしてのサービス(MVNO)を提供していましたが、2020年4月より自前の設備で「第4のキャリア」を目指し、楽天はMNO事業に本格的に参入しました。

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すると同時期(2020年4月7日)に、楽天モバイルの格安SIM(MVNO)の新規契約は停止されました。↑で書いた通り、DMMモバイル側でも新規契約は停止されましたので、2020年6月現在、楽天モバイルで格安SIM(MVNO)の新規契約は行われていないことになります。

今後、楽天モバイルの格安SIMの契約者と、元DMMモバイルの契約者の扱いをどうしていくのか、楽天側の方針が気になるところですが、第4のキャリア楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT(月2980円)」は、まだ通信できるエリアが限られていて、docomoやauのように私の住むような地方の田舎でもストレスなく使えるようになるには、もう少し時間がかかりそうな気もします。

まだ未完成な回線に強制的に移行させるような乱暴なことはしないとは思いますが、大手キャリアの仲間入りをすることで、これまでやってきた格安スマホ(MVNO)事業は完全に失くすのか、楽天回線を使って、au&UQモバイル、ソフトバンク&Yモバイルのような、サブブランド(子会社)的な関係を作り、格安スマホ(MVNO)事業も維持していくのか!

これからどうなるのか、見守りたいと思います。

楽天回線が利用できる端末が安く買えるクーポン券

楽天モバイルに吸収された後、たまに楽天モバイルの端末を安く買えるクーポン券が、メールで届くようになりました。

1万円も安く買える!と書いてあったのでサイトを覗いてみましたが、iPhoneはなかったので私は使いませんでした。

元DMMモバイルのユーザーを、やんわりと楽天モバイルに誘導しているという感じなのかもしれませんが、今のところはしつこい勧誘もなく、DMMモバイルで契約した条件のまま使えています。

できれば今の契約形態を維持して、条件を下げないでほしいところです。

※2021年4月よりiPhoneも取り扱うようになりましたが、直接AppleストアでSIMフリー端末を買うよりもお高いです。例えば一番グレードの低いiPhoneSE(第二世代)の64Gを一括で買う場合、Appleストアの方が5,890円も安く買えます。恐らく楽天はドコモなどよりは頑張って安く設定しているのだとは思いますが、端末は自分で別で買ってsimだけ契約する方がまだまだお得だということです。

大手の格安プランに乗り換えるか否か

※2021年6月更新

DMMモバイルから自動的に楽天モバイル(docomo回線の格安SIMプラン)になってからも、月5Gを私と息子2人で分け合って、3人分のiPhoneを月4300円くらいで使ってきましたが、この4月から上の息子が高校生になり、「もっとたくさんギガが欲しい!」と言い出しました。

2021年、政府の働きかけで携帯大手3社から次々と格安プランが発表されましたが、auのpavo(ポヴォ)、docomoのahamo(アハモ)、ソフトバンクのLINEMO(ラインモ)などの大手の格安プランは、毎月20Gが2500~3000円くらいの定額制で、追加なしで5Gサービスが利用できることや、(通話アプリなどを使わなくてもよい)電話のかけ放題的なものが付いていたり/選べたりできるみたいです。

月10Gくらいならこのまま楽天モバイルを使う方が安いのですが、20G以上となると結構高くなってしまう割に5Gも使えないし、電話の通話は裁量制ですから、全然お得感がありません。

それならば高校生の息子だけLINEMO(ラインモ)にして、私と下の息子は今のまま楽天モバイルで3Gくらいに下げれば同じくらいの料金で使えて上の息子は20ギガ使えるし、LINEMOはLINEの使用はギガが減らないし、スタンプも使い放題になるそうなので高校生には合っている気がします。

楽天モバイル(元DMMモバイル)からLINEMO(ラインモ)にMNP転出で乗り換える場合、3,000円(税別)の手数料を払えば、息子一人分の番号だけを移すことができるそうです。メインの番号(最初に契約した電話番号)じゃないサブ的な番号だけの乗り換えでもダイジョウブだとサポートのチャットで教わりました。

本当は楽天ポイントが貯まるRakuten UN-LIMIT VI(楽天モバイル アンリミット5)にしようと思ったのですが、うちは福井ケーブルテレビを契約しているため、「福井ケーブルテレビの環境下で楽天モバイルの通話アプリが使えない現象が起こる」ことがニュースになっていたので、一旦候補から外したのでした。

楽天モバイルの契約者から福井ケーブルテレビ側に苦情や相談があったのでしょうね、ケーブルテレビ側が楽天に調査を求めてもぜんぜん対応してくれなかったらしく、とうとう公式サイトで「楽天モバイルの関係者の方へ 弊社はこの問題を放置することを適切と考えておらず、貴社からの連絡を歓迎致します」と抗議し、それが全国ニュースにまで発展してようやく楽天モバイルも重い腰を上げたようで、そのトラブルは2021年3月に改善されたことが発表されました。

もたもたしている間にもう6月になって、もうそろ本格的に乗り換え等を考えようかなと思っていた矢先に、格安スマホでも5Gが使えるサービスがちょこちょこと出てきていて、2021年の夏からはUQモバイルでも5Gが使えるようになるそうなので、待っていればそのうち楽天モバイル(格安SIMプラン)でも5Gが使えるようになるのかもしれませんし、むむむ、とりあえずもう少し考えよ。

※何かしらの契約変更点があればまた更新します。

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