小田和正さんの、LIFE-SIZE1997のDVDに収録されている内容を、ほんの触りだけご紹介しています。詳しい内容はDVDを購入してご覧ください。
参考 LIFE-SIZEはプレス会員(ファンクラブ的なもの)にならないと購入できません。DVDを購入したい人は、ファーイーストカフェプレス会員にGO!
参考 その他の年のLIFE-SIZEについては↓にまとめてあります。
1997年は2作目映画「緑の街」
あちこちの会場で行われた舞台挨拶シーンのダイジェストから始まります。
これはもう、去年の内からわかっていたことですが、今年は僕にとって生まれてから一番忙しい年になりました。前半は映画制作で時間と闘い、後半はツアーにでて体力と戦う。50歳と言う年齢を迎えた1997年はそういう1年でした。
「緑の街」映画制作シーンが満載
ハウンドドックの実際の武道館ライブを借りての撮影からスタート。
映画の冒頭で、ペンライトの光の中、渡部篤郎さんが「届け、この想い、あ~の日の君に~」と『緑の街』を歌うシーンです。
映画監督の真剣な眼差しの小田さんと、時々見せるお茶目な笑顔も素敵です。
この緑の街 は、小田さんが1作目の映画を撮った時の実体験を映画にしたもので、「映画を撮っている様子を撮っている」という、箱の中に箱があるような、ちょっとややこしい設定ですが、ご自分が1作目で誰かに言われたことを、そのままセリフにしたのかな?という場面もあって、ファンとしては妄想がどんどん膨らみます。
「あぁ…こんな酷いこと、言われたのかなー」って場面もあって、ちょっと胸が締め付けられたりもしますが、マネージャーと二人っきりの車内でババア発言をする姿などは、小田さんともろ被りです
前年のLIFE-SIZE1996のエンディングで、 “キャストは難航した” とおっしゃっていましたが、現在(2017年)でも、テレビや映画で大活躍している役者さんがたくさん出演されていました。
渡部篤郎さんや中島ひろ子さん、河相我聞さん、大森南朋さんのお若い頃のお姿が見れます!木村多江さんが脇役の劇団員役で出演されています。
何より、1年前のLIFE-SIZE1996の「日本を救え」ライブで見せたミュージシャンの顔とは全く違う、役者の顔の泉谷さんの演技が圧巻でした!
泉谷さんはノーギャラで引き受けてくれたのだとクリ約2001で話されていました。
まぁ、細けーよーなー。ま、「音」だからな。セリフもうるさいし、ホントに…かと思えば雑だし、どっちなんや!という…
この泉谷しげるさんのインタビューが、映画監督の小田さんのすべてを物語っている!?
エンディング
自分らしい映画と言うものが本当にあるなら、何としてもそこに辿り着いてみよう、と心に決めた。そして「緑の街」は、きっととても僕らしくできたと思います。僕も大好きな映画になったかも。伝えたいことはたくさんあるけど、それはきっと全てこの映画に込められています。こんな映画ができて本当にうれしいと心からそう思っています。関わってくれた全ての人たち、そして、観てくれた多くの人たちに感謝しています。また次の作品で合える日まで。