Twitterを通じて、今から26年も前に出版された、
「作者がオフコース時代の小田さんに恋に落ちる様子を描いた本」
に時を越えて出会った話です。
小田和正さんにドはまりした作者が書いた作品
「片想いってクリエイティブ」は、花井愛子さんという作家さんが、オフコース時代の小田和正さんに一目ぼれした時の様子が書かれています。
文庫本まるまる一冊に、
「小田さん大好き」
という想いが、溢れに溢れた内容です
※小田さんご本人とは関わりありません。
この本は、初版が1990年2月ですから、今から26年も前に出版された本で、CDではなくLPの時代の…古い本です。
それがそれが、小田友フォロワーさんのツイートでこの本の存在を知って、すぐにAmazonで購入。
まさに小田さん繋がりで、時を越えて、この本を手にしました。
30年以上経っても色あせないオフコースの楽曲と同様、出版されてから26年も経ったこの本も、今の私の心にぴったりで、
「そうそう!!」
「わかるわかる!!」
の連続!
昔からのオフコースファンは当然この本のことはご存知でしょうが、私のように、最近になって小田さんが好きになった人にも、ぜひぜひ読んでもらいたいと思ったので、今回記事にしました。
コピーライターや作家活動を行う、いわゆる業界人の目線で小田さんへの愛を綴った作品なのですが、小田さんファンなら共感しまくりです。
フォロワーさんがTwitterでご紹介されていたように、キュンキュンするところが盛りだくさんでした!
「小田さんをする」ということ
この本の出版は1990年ですが、作者の花井愛子さんが小田さんに夢中になったのは1983年です。
花井さんは、オフコースの1982・6・30武道館コンサートの様子を映したビデオが発売されるという情報を、当時大ヒットした「オールナイトフジ」という深夜番組でたまたま見たのがきっかけで、そのたった数秒間で小田さんに一目ぼれをしたようです。
その頃は5人組だったオフコースから鈴木さんが抜けて、1年ほど活動を休止していた時期で、「10年も出遅れてしまった…」と、周回遅れを嘆く様子が書かれていました。
しかし、リアルタイムでファンとして歩んできた方々には遠く及ばなくとも、何とかその10年間を埋めようと、オフコースの作品を全て買い漁り、雑誌や書籍を読み、まさに”小田さん大好き”の毎日を送っていくうちに、頭の中に「小田和正年表」が完成するまでに至るのです。
実は私も、似た様な事をやっています。現在進行形で。
私は、10年どころか46年遅れで小田さんに恋をした訳ですから、今から46年分を埋めながら「小田和正年表」を作ろうとしてもなかなか大変なのであります!
パズルのピースをひとつひとつ探して埋めていくような根気のいる作業・・・
しかしファンになったら、そんなことは苦とも思わず、もっともっと小田さんことを知りたいという一心で、毎日繰り返し楽曲を聞いたり、過去の記事を読みあさったりと小田さん漬けの日々を送っている状態です。
この作業のことを、作者は「オフコースをする」とか「小田さん大好きをする」と呼んでいました。
おぉ! なんとシンプルでGOODなネーミング!
この頃の花井愛子さんと同じで、「小田さんをする」ことが、今の私にとっての生き甲斐なのです!
しかし、ちょっと忙しいと「小田さんをする」が出来なくなってしまい、ストレスを感じるわけですが、これについても同じような気持ちが書かれていて、共感しまくりなんです!
この本を読んで、
「小田さぁぁぁぁん」
と一人叫ぶのは、私だけじゃないんだと、ちょっぴり安心できました
以上、バカなファンの記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。