2018年7月29日(日)に開催された、小田和正さんの、香川テアトロン公演2日目のセトリ、MC、御当地紀行などのライブレポートを書きます。
ネタバレバレですからご注意ください。
目次
初めてのテアトロンは台風に振り回された!
チケットをGETした経緯や準備については↓の記事でも書きましたが、突然、いつもとは逆ルートでやって来た台風に翻弄されまくりました。
土日に予定されていた小田さんのテアトロン公演が、もろに台風の影響を受けることとなったのです!
いつもとは違う動きをする台風は、気象庁も予測が難しかったのか、天気予報もコロコロと変わりました。
↓は前日(土曜日の公演の朝)の天気ですが、土曜日の公演が終わった夜に台風が通り過ぎる予報でしたので、日曜の公演の開催が危ぶまれました。天気は回復したとしても、あんな半島の先端に、高いセットを組んでいる訳ですから、台風に持ちこたえられるのかな…と。
土曜の公演が予定通り始まった頃、四国旅客鉄道のHPで、明日7月29日の瀬戸大橋線の全ての特急列車が終日運休というお知らせがありました。
“全ての特急”の中には、私が予約をした特急うずしおも入っていました…
7月28日(土)・29日(日) 台風12号接近に伴う運転について
2018/07/28 18:14更新台風12号の影響により、7月28日(土)寝台特急列車「サンライズ瀬戸」は運転を取り止めます。
また、7月29日(日)は、始発から四国内の全ての列車(瀬戸大橋線を含む)の運転を見合わせます。
なお、豪雨被災に伴うバス輸送についても、始発から終日、全て運転を見合わせます。【7月29日 終日、運転見合わせが決まっている列車・バス輸送について】
以下の列車とバス輸送は、始発から終日、運転を見合わせます。○瀬戸大橋線・予讃線 全ての特急列車
※岡山駅・高松駅 ~ 松山駅・宇和島駅間○瀬戸大橋線・土讃線 全ての特急列車
※岡山駅・高松駅 ~ 高知駅・窪川駅間(中村駅・宿毛駅含む)○豪雨被災に伴うバス輸送は全て、終日運転を見合わせます。
※その他の列車につきましては、台風の進路によって運転再開を決定いたします。
(始発から運転を見合わせ、運転が再開出来る場合はお知らせいたします。)四国旅客鉄道HPより引用させて頂きました。
まじで!?
DUKEのHPにはチケットの払い戻しの案内が出て、私も払い戻しの対象になりました。
とは言え、あっさりと諦めきれるものではありません。
初日だった土曜日の公演後のTwitterは大興奮状態で、フォロワーの皆さんの歓喜に沸いた、喜びと感動のツイートをたくさん目にしてしまったからです!
私もあの場所に行きたい!!!
心からそう願いました。
翌朝、情報を確認すると、私が通る予定の橋や高速道路は通行止めになっていなかったので、急遽、JRから車に切り替えて、何とか四国に渡ることができました。
※台風の後も、JRの瀬戸大橋線はなかなか運行にならなかったため、日曜の12時ごろ、岡山で足止めを食って四国に渡れない人の救済のために、DUKUさんが臨時バスを運行されたことがHPにアップされてました。何とか岡山まで行けさえすれば、JRでも間に合ったのかもしれません。
ライブも中止されることなく、2日目も無事に開催されました。
ライブのセットは、「土曜日の公演終了後の夜に一旦ばらし、台風の後にもう一度組み立て直した」という情報をTwitterで見かけました。これが本当なら(本当でした!)、DUKEさんやスタッフさんには本当に感謝しかありません。ファンの想いを汲んでくださって、本当にありがとうございました(>人<)
↓の当日の天気予報には雨マークが残っていますが、実際は雨に降られることはなく、傘やレインコートの出番もありませんでした。
逆に台風の影響で気温もやや落ち着いて、過ごしやすい日となりました。
私は高速道路をぶっ飛ばして、何とかギリギリに会場入りできたのですが、その時は風が強く吹いていたので、果たして花火が上がるのか?と不安でしたが、ライブが始まるころには風もほとんどやんで、花火も予定通り打ち上がりました~
本当に奇跡の連続で驚きましたが、私の席の後ろがポッカリと空いていました。台風の影響で来れなかったのかもしれません…
綱渡り状態の中、私はたまたま訪れることが出来ましたが、来れなかった人は本当に残念だったと思います。そんな方からすれば、腹の立つ記事かもしれませんが、少しでもライブの様子が伝わって、行った気分になれば…という気持ちで記事を書きたいと思います。
7/29 香川テアトロン公演 2日目のセトリとMC
【MC】
(まだ空は明るい時刻だったため)バッチリ目が合いますね…
テアトロンに来るのが初めての人は?(会場に手を上げさせる)こんなにいるんですね!え~、こんな辺鄙なところまで来てくれて、ありがとうございます!(会場笑)
いろんなことがありまして、ここに来たくても来れなかった人もいると思いますが、来れなかった人はきっと、「自分たちの分まで楽しんでほしい」と思ってくれていると思います!
みんなの思い出に残るよう、精一杯頑張りたいと思います、的な挨拶。
この歌なら、みんなも全部歌えるはず…一緒に歌ってください。
この曲、これまでのライブでは一緒に歌ったことはなかったのですが、声に出して歌ってみると胸が詰まって、自然に涙があふれて来て、自分でも驚きました。
【MC】
若いころは、病院にはあまり縁がなかったけれど、この歳になると、よく行くようになりました。僕の友人には医者がいっぱいいて、ありがたいことに何かと便宜を図ってくれます。
(ここで近くの客席が反応したみたいで)
何?便宜って言ったって、悪い意味じゃないですよ!
で、何か見つかると、「注射しましょう!」とか言うんだけど、お前がするのか?って!こいつ、俺より不器用だったよな?とか、俺より成績悪かったよな?とか、心配になるんですよ(会場笑)
でも本当に同級生ってのはありがたいもんです。
で、それとは全然関係のない話ですが、次はオフコースの3枚目のアルバムのワインの匂いに入っていた曲です、一緒に歌ってください。
【MC】
毎日暑いけど、1ヶ月ほど前には、もう夏至になった。だんだん昼の時間が短くなっている。風なんかで、秋の気配を感じることがある…(的な話)
こじつけのようですが、秋の気配をやります。
中央の花道の先のデベソ部分に電子ピアノが設置され、続けて2曲。(デベソに一番多く滞在していましたので、うらやましい席でした。握手してもらっていた人もいました。)
前半終了
御当地紀行 2018香川編
- 高松港
「香川にやってまいりました~!さて、今回のご当地紀行は、どんなことが待っているのでしょう」
高松駅の後ろにあるサンポート高松だという情報をTwitterで見かけましたが、詳細は不明。
商店街で握手攻めに合ってました!
のぼり旗にサインをしてました。
- 栗林公園 皐月亭
栗林公園の中にある、皐月亭の前で「2年越しのハトが待っています」(だったかな?)
台風が近づいているので心配だ…的なコメントもしておられました。
小田さんが餌を手にした途端にハトが寄ってきて、
「何だお前ら、あんなにシカトしてたくせに…」
私も翌日、皐月亭でハトに餌をやりました。
1袋200円。鯉用のえさもあるので間違えないように注意!
皐月亭さんでサインを書かれたようで、2018年7月27日付のサインをTwitterでアップしておられる方がおられました。
残念ながら私たちはサインには気が付かず、見ることが出来ませんでした…残念です。
栗林公園は松平家の庭園跡で、ミシュラン・グリーンガイドで3つ星を受賞したそうで、日本で3つ星を取ったのは、こちらと金沢の兼六園だけなのだとか。
ガイドさんが無料で園内を案内してくださるサービスがあり、一番オススメの素敵な風景を案内してくれました。別料金を払うと、池で舟遊びができるそうです。
ガイドさんが一緒じゃなかったら見られなかった小さな風景です。ありがとうございました。
「瀬戸大橋が開通して30周年ということで…すごいもん作るな~」
「美味い!」
小田さんが食べられていたのは、カレーうどんに見えました。かなり色が付いていたので。
カレーうどんは限定メニューで存在するらしいのですが、もしかすると七味をぶっかけた色かもしれません。お店で直接確認してください。
こちらのお店は、昼の11:30~12:30までの1時間限定営業らしいです。
- 丸亀城内 うちわ工房 竹
「亀山城にやってきました。いつもならお城に入るところですが、今日はお城には上がりません。」
と、亀山城の場内にある、オリジナルうちわ作りの体験工房へ。
団扇づくりの手順を教えてくれるご年配の男性と、中年の女性が超厳しい!スパルタです。
「これ、全部やるんでしょうか…」
「ひえ~」
「これ、難しいな」
「容赦ありません…」
「大変だぞ~、こりゃあ」
小田さん、愚痴の連発です(笑)
小田さんが椅子に腰かけて作業しようとすると、
「立ってするんですけどね、普通!」
「はぁぁ」
「久しぶりに怒られました。あっちでババアに、こっちでジジイに怒られ…」
会場は大爆笑でした!
※こちらの体験は事前予約制です。
琴電の羽間駅の目の前にあるカフェ。
「まんのうで、おしゃれなカフェに入りたいと思います」
すると、お店の方に、「いつも車でCD聴いてます!」と言われていました。
「ありがたいことで、感謝感謝で、プリンを頂きます」だったかな?
「うーん、うまい!」
翌日のお昼ごろにお店にお邪魔しましたら、小田さんのファンの方らしき人で混雑していました。
すると、お店の方が「小田さん関係の方ですか?プリンはもうないですよ?」と、席に着く前に教えてくれました。ご親切にどうもありがとうございました。また改めて伺います。
それにしても小田さん関係って・・・笑
琴電 羽間駅
「はねまと書いて、はざまって読むんだな」
琴電に乗ってました。
「今回の、いや、本ツアーのメインイベント!5回目の金毘羅さんであります!」
今回もやっぱり金刀比羅さんに参拝していました。
「結構、急だぜ」「御当地はこれでなくっちゃ」といいながら、ひたすら階段をのぼります。
そして785段を上り切りました。
「ああ、着いた!本宮へ到着しました!」
「台風で、奥社までの道が壊れてしまって、今回は本宮まででしたが、いつかまた、奥社にも行ってみたいと思います」
そしてひまわり畑でラストの挨拶です。
「2日間に渡ってお世話になりました、DUKEの宮垣と、さだや君です!」
おしまい!
翌日、まんのうのひまわり畑を訪れてみましたが、みんな下を向いてぐったりしてました…台風の後だから???残念です。
こちらは前回の御当地でも訪れていた場所ですが、小田さん、ひまわり畑が相当お好きなんですね。
以上となります。
※掲載した情報が間違っていたらごめんなさい(>人<)
後半スタート
キラキラのイントロが流れたときに、いきなり、スクリーンに撮影OKと映りました。
わ~~~
急いでiPhoneの電源を入れますが、この日に限ってなかなか入らない!!!!焦った~
SNS投稿はしないで!的なコメント付きだったので、写真は載せられませんが、沖縄も野外なのに、撮影OKはテアトロンだけらしいですね。良い思い出が出来ました。
小田さん、スタッフさん、ありがとうございました。
電子ピアノに移動して2曲。
“さよならは言わない”のラストで、急に声が出なくて、あれ?と思って見たら、小田さん泣いてました…タオルで顔を覆って涙をぬぐいます…
大きな拍手が起こります。もらい泣きするファンも続出。
何を思っての涙だったのでしょうか…
生まれ来る~も、出だしが不安定で声が震えていましたが、すぐに持ち直し、いつも通りの歌声に戻りました。
【MC】
あっという間の2日間でしたが、奇跡のような2日間でした。
新しい曲を作って、また!
あ、「また」は良くないか…「きっと!」
きっと、また、みんなのところに来たいと思います!今日は本当にありがとうございました。
アンコール
おお!これこれ!
これが聴きたくてテアトロンに来たと言っても過言ではありません!
素敵でした~
バルーンが登場!指先がほんの少しだけタッチ
野外なので、一瞬で風で飛ばされるものと思ってましたが、Rブロックに固まってはいたものの、曲の終わりまでバールンと戯れることが出来てました。
【MC】
とても順調に進んでいたのに、急に涙が出て来てしまいました。すいません!
バンド紹介の最後に、「小田和正でした~」を頂きました!
Wアンコール
花火タイム
小田さんも、バンドメンバーも、舞台の上に留まって、私たちと一緒に花火を楽しみます。ステージに座ったり、寝転がって見ているメンバーもいました。
結構大きな花火も上がり、なかなかの迫力でした。
そして花火が終わって感動に包まれる中、自然に「アンコール」の掛け声が沸き起こります。
本編後と1回目アンコールの後にも、「アンコール!アンコール!」の掛け声は上がってはいましたが、イマイチばらばらでまとまりもなく、声も小さかったのですが、この時の掛け声はすごかった!
みんなの心が一つになると、こんな風になるのだ!と実感しました。
トリプルアンコール
そして小田さんもそれに応えてくださいました!
おおお!
初日は、「会いに行く」をもう一度歌ってくださったそうですが、今日は別の曲でした。
季節的なタイミングで選曲されたのか、この曲が好きだった天国のお母さまに向けて歌われたのか…妄想は膨らみますが、終わっていく夏のテアトロン公演の〆にはふさわしい素敵な選曲でした。
そしてトリプルアンコで終了!エンディング映像が流れました。
聖地テアトロンでの公演の勝手な感想
テアトロン公演は特別感が半端ない!!!!
ここでしか味わえない、素晴らしい思い出が心に刻まれました。
私的には結構無理をしたけど、それでも頑張って来て良かった!と思いました。台風騒ぎの中、勝手を許してくれた家族に感謝感謝です。
座席はRブロックの、”秋の気配”を歌った短い花道から、かなり後ろに下がったあたり。(半円形の座席の中央から右側がRブロック、中央から左側がLブロックになります)
Rブロックは西日がガンガン当たる側の席でしたが、ツアータオルを頭からかぶってしのぎました。一時は開催も危ぶまれたのに、西日が気になるくらい天気が回復して、本当に運が良かったです、
通路の交差点に近い席だったため、小田さん来てくれるかな♪と思っていたら、2回来てくださって、近くの人がマイクを向けられていた間、3mほどの至近距離で見ることができました~♪♪
小田友さんとふたりで「キャー、かっこいい!」とハモったら、前の席にいた若いカップルが振り返って、不思議そうな顔で笑われましたけどそれも含めて、
- 「夏の日」と「夏の終り」が聴けたこと
- 撮影タイム
- 心地よい風と打ち上げ花火!
- そして、小田さんの涙…
の全てが大切な思い出になりました。
小田さん、バンドの皆さん、スタッフさん、DUKEさん、そしてチケットを当ててくれて、台風の中、家族の反対を押し切ってまで一緒にテアトロンに来てくれた小田友さんにも、心より感謝を申し上げたいと思います。
以上、拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。