2018年8月20日(日)に石川県金沢市で開催された、小田和正さんの、いしかわ総合スポーツセンター公演2日目のセトリ、MC、御当地紀行などのライブレポートをブログに書きます。
ネタバレバレですからご注意ください。
※金沢公演1日目は↓からどうぞ。
小田和正「ENCORE」ライブツアーいしかわ総合スポーツセンター1日目(8/19)の感想レビューとご当地紀行
目次
小田さんがすぐ横を通られました~~( *´艸`)
今回のお席は、プレス会員先行で当選したアリーナT5ゾーン。
舞台スタッフさんが座っている席の前あたりです。これまでで最高の席でした♪
花道には近くなかったのですが、正面から小田さんがよく見えました♪舞台の演出もバッチリ見えて、真ん中で見るってステキ
そして、な、なんと!
通路横の席だったため、小田さんがすぐ横の通路を通られました~~
その距離、おそらく50センチほど。
やや通路にはみ出して立っていた私に向かって、黒いTシャツを着たスタッフさんが「ここ空けてください」って言って来たので、
えええ? そ、それって、もしかして?
と思ったら、
キャーーーーー!!!まさかまさかの、小田さんキタ~~~~
小田さんが放つ神々しいオーラに、もう一瞬も目が離せなくて身体が固まってしまいました。通られた直後は、嬉しくて失神しそうでした。
今、思い出しただけでドキドキします
顔が熱くなって、高揚するってこんな感じなんだって。
この日は、いつになく客席に突入してこられた小田さんでしたが、駆け寄って道を遮る人もおらず、小田さんにタッチする人も見受けられず、どの通路に入られてもスムーズに進まれていたように感じました。
8/20 いしかわ公演 2日目のセトリとMC
前半
【MC】
金沢でのコンサートも、はや2日目を迎えました。思い出に残る日になるよう、精一杯頑張っていきます。
バンドメンバー紹介
知ってる歌があったら、遠慮せずに一緒に歌ってください。でも、あまり大声で歌いすぎると…隣りの人に迷惑にならないように、大人の対応で…
【MC】
実は、この、いしかわ総合スポーツセンターは、私の大学の時の先生(早稲田大学大学院時代の池原義郎先生)が設計した建物だということを、ここへ来て知りました。私がこれまでに一番迷惑をかけた先生でした。
どんな迷惑をかけたかは、いろんなところでしゃべったけど、大学院に入れてもらう時にわざわざ先生の家まで頼みに行ったんですが…(え?それって裏口入学??的な雰囲気が漂い、それを察してか)いやいや試験はちゃんと受けましたよ!でも、もう試験日は終わっていて全部決まっていた時期だったのに、試験受けてみなさい!と言ってくれて…で、結局入れてもらって。へへへ、気に入られたんでしょうね…(笑)
それなのに音楽をやりたいからと言って1年で休学したいと言いに行って、無理矢理入れてもらったのに…音楽をやると言っても、仕事があるわけじゃない…なのに先生は「好きなことをやりなさい」と言ってくれました。
そこまでならきれいな話だったんですけど、大学院の修士論文の発表の場で、そこで僕は酷いことをしてして池原先生に迷惑をかけた。僕は音楽をやることしか頭になかったから、別の主任の先生の建てた建物の、悪口みたいなことを発表して、池原先生の顔を潰すようなことをしてしまった。(詳しくはLIFE-SIZE1999をご覧ください)
しまった!と思ったけどもう遅くて、そのあと論文を直して、何とか受け取ってもらって卒業したんですけど、そのあと何回か卒業後の「会」で先生にお会いしたけど…(よそよそしいだったか、態度が冷たかったというニュアンスのことを仰っていました)そんなことが2~3回あったかな?
そしたら今回、このホールでやることになって、あ~これは何かの巡り合わせかなと。頑張って、先生に認めてもらいたいと…へへへ。(本当に酷いことをしたから、それに報いたいというようなことを仰っていました。ちなみに池原先生はすでに亡くなっているようです)
今日一日、そういう気持ちでやりたいと思います。
それでは、次は”ワインの匂い“のアルバムに入っていた曲です。
【MC】
インタビューとか取材を受ける時に、よく言われるのが「高い声、よく出ますね、何か特別なことされてますか?」で、それから「後、何年ぐらい・・・?」と(引退について)聞かれます。
まあ、「新しいアルバムはいつできますか?」と聞かれるよりはましですが。
あ~あ(嫌になるよ…みたいな”あ~あ”でした)
この歌を作ったころのインタビューでよく聞かれたのが、「この歌は本当にあったことですか?」ということでした。みんな気になるんでしょうかね。
秋の気配をやります。
ギターの掛け合いがうまくいったのか、ラストで稲葉さんと手と手を合わせてパチンとタッチ!
ピアノに移動
ハンドマイクを持ってメインステージに移動
紙吹雪がチラチラ
前半終了
御当地紀行 2018石川編(1日目と少し変わっていました)
「やってきました金沢はあいにくの天気ですけど、御当地紀行、早速いきたいと思います。」
「若者の街、竪町にやってきました。雨のせいか人があまりいないです。」
「雨あがったかな?♪雨あが~りの~♪(と歌いだす) すいませ~ん、自分の歌を歌ってしまいました~」
待ちゆく人と撮影したり握手。カップルに撮影を求められ、
「今日結婚決まったんですよ~」
「へ~、結婚決まったの?(並んで写真に映りながらボソッと)よくわかりませんけど…(会場笑い)お幸せに~」
先週の武蔵野の森公演をご覧になった武蔵野市の方が、たまたま金沢に旅行に来られたら小田さんに遭遇したらしく、感激してました。素敵な偶然ですね。
「あ~、ほんとに?武蔵野から来たの?」「はい~」「旅行楽しんでください」
「長町武家屋敷跡にやってきました。2002年にここへ来て、絵をかきました。(スケッチしていた場所に立って)こんな感じで書いてたんだな…」
2002年のキラキラツアーの時に行った、全国スケッチ紀行で長町武家屋敷跡をスケッチしている映像が流れます。小田さんお若い!
この時のスケッチ画が映ります。
参考 全国スケッチ紀行の様子は、LIFE-SIZE2002でちらっと映ります。このスケッチ画はポストカードになっていてカフェで販売しています。
「21年ぶりにやってきました、四高記念館です。無料かな?」
展示してある昔の学生の集合写真を見ながらコメントしていきます。
「ああ、みんな下駄履いて…バンカラ気取ってね…やっぱり文化の街だったんだなぁ、金沢は…」
“ここから先は有料”の看板が出てきて、
「こっから有料か、ちょっとだけ無料でのぞいちゃおう」と有料ゾーンを覗くおちゃめな小田さん(会場笑)
「四高記念館、とっても充実していました」
- 金沢21世紀美術館(1日目はなかった映像が追加されていました)
「21世紀美術館にやってまいりました。前回来た時は撮影禁止だとおこられました。今回は撮影の許可を取ってやってきましたが、人がいっぱいです。断念します。断念!(ザンネン)」
美術館を見てきた人にどんなだったか感想を聞いていました。
「一夜明けて快晴の金沢です!今ツアーでナンバーワンの御当地日和です。」
「お馴染みのメイプルハウスです」
カフェスペースでシュークリーム食べてました。
「うーん、素敵な一日が始まりそう!」
「月うさぎの里へやってまいりました。」
ウサギに触れ合うことができる場所で、結構たくさんの人が順番を待っていました。
「(うさぎを)抱かせてもらえるんだ…」
待っている間に、子供にちょっかいを出したりする小田さん。そして順番が来て、ウサギを素手でなでなで触りまくります。
ふと看板を見ると「必ず手袋をして触ってください」という注意書きが!
「見なかったことにしよう!」(会場笑)
「昔、来たことがありますが、すっかり新しくなった、松井秀喜ベースボールミュージアムです!映像の撮影は禁止のようですが、なんと許可して頂きました。ありがて~」
松井が歴代所属したチームのユニフォームが飾られているところで、
「最後はタンバベイ・レイズか…」
ずら~っとトロフィーや縦が並びます。↓は一部です。本当にすごい量でした!
「トロフィー、すげーなー、こんなにあるんだ~、国民栄誉賞を取るだけのことはあるな。すげ~」
↓の松井の手と握手して「どーも!」
「いや~松井はすごい、よくわかりました!また来ま~す」
- 道法寺駅~鶴来駅
“どうほうじ”の駅から北陸鉄道石川線の電車に乗って移動。鶴来駅で下車。
「獅子吼にやってまいりました。ゴンドラで頂上を目指します!」
ゴンドラに後ろ向きに乗りますが、スタートとゴールがかなり揺れるようで、びびっていました。
「ちょっとしたアトラクション気分だな、(急に動き出して)おお~~~」
そして頂上からの景色を眺めて
「絶景です!」
「明日、明後日のコンサートとこれからのツアーの成功を祈願したいと思います。」
二礼二拍手一礼で、キョードー北陸スタッフと3人で並んでお参り。
「再び金沢に戻ってまいりました。最終目的地、金沢城公園です」
写真撮影や握手の行列ができていました。
キョードー北陸のスタッフ紹介の後、
「いろいろ行ってきましたが、改めて、金沢はいい街だと思いました。さて、後半も最後までみんなで盛り上がっていきたいと思います。」
おしまい
※情報が間違っていたら申し訳ございません
後半
客席突入タイム。私の横にもきてくださいました!
YES-YES-YESの時は、いつもスタッフの方がステージの横に並んで一緒に歌われますが、キョードー北陸のスーツを来た男性がすごかった!メッチャ指差ししながらの熱唱!そして最後に小田さんと固い握手!
※スタッフdiaryの写真にもなってました↓
[from STAFF]
はい、しばらくぶりの金沢、でございます。
典型的な城下町、ちょっとした路地や風情のある町並み、ホント情緒溢れる素敵なところです・・・続きはこちら(^_^)https://t.co/l0blxYMZqQ pic.twitter.com/dGtYjYIRmJ— 小田和正 (@ODACHFEC) 2018年8月20日
ピアノに移動して2曲。
【MC】
2日間、あっという間に終わっていきました。そういうもんであります。今日は先生の話をしたせいか、何だかとっても素直な気持ちになりました。
他にもいろいろ話されていましたが忘れました。”新しい曲が1曲書けた”と仰った気がしたのですが、ネットやTwitterを覗いてもそんなことを書いている人はいないので、私の聞き間違いだったのかもしれません。
いつかまたきっと会える日まで…的な挨拶。
アンコール
おお!2日目は曲を変えてくださいました~
それにしてもこの曲の力はすごい、隣りの席にいた女性がボロボロと泣いていました。そして私も自然と涙が…大好きな曲です。
バルーンが登場!
さすが良い席はバルーンも何度も飛んできましたが、バルーンに触れることより、小田さんがバルーンと戯れる姿をバッチリ見ることが出来たことがうれしくて、小田さんから目が離せませんでした。
バンド紹介の最後に、「小田、和正でした」を頂きました!
Wアンコール
出だしを間違えて、違う曲を弾いてしまい、弾き直し。
イントロで再び間違えて「ああ…また間違えた…」と止めて、最初から弾き直してくださいました。
- やさしい夜
- また会える日まで(バンドメンバーが整列してアカペラで歌う曲。発表はされていない)
これでおしまいかと思いきや、小田さんもバンドの皆さんも退場する気配はなく、小田さんが指を1本立てました。
え?これって”もう1曲歌うよ”ってサインなのかな?なんて思いながら様子を伺っていると…
テアトロンのラストで聴いた…
ひゃ~~!
昨日は思いがけず夏の日が聴けて喜んだけど、まさかこの曲まで聴けるとは!
本当にサービス満点のライブでした。
Wアンコで終了。エンディング映像が流れます。
勝手な感想
金沢1日目も財津さんの話などで、とても思い出深いステージになりましたが、2日目はさらにサービス満点!
ガンガン客席に突入するし、アンコールの最後にもう1曲歌ってくださるし。
恩師の設計したホールでのライブだったことで、特別なスイッチが入ったのでしょうか。小田さん、とっても元気いっぱいのステージでした!
最後のアンコールの時の歩く姿は、”やっぱりちょっとお疲れかな?”という感じがしましたが、声はすごい!最後の最後まで出る出る!
後半の高音の響き!半端ない!
やさしい夜の、”な~つかしいぃ歌が、子守歌のように~”のところは、鳥肌が立ちました。
ホントに素晴らしい歌声で、素敵な2日間でした。小田さん、本当にありがとうございました。お疲れさまでした!
以上、金沢公演2日目のライブレポでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。