小田和正2019ツアーファイナル@愛媛2日目7/31「ENCORE‼ENCORE‼」ライブレポ

小田和正,愛媛県武道館,2019.座席

2019年7月31日(水)愛媛県松山市の愛媛県武道館で開催された、小田和正さんの愛媛公演2日目(ENCORE!!ENCORE!!)のセトリ、MC、御当地紀行などのライブレポートを書きます。

この記事は、実際にライブを見に行って書いたものであり、他人のSNSを寄せ集めたものではありませんが、ライブが終わった夜に書いた、走り書きのメモを頼りに書いておりますので、小田さんのMCの内容を忠実に文字おこし出来ている訳ではございません。

多少の間違いはご容赦ください。

ネタバレバレですからご注意ください。

前回の神戸公演の記事の中で、自分は神戸がファイナルになる!と書きました。用事が入っていて行けないと諦めていたのですが、なんと!その用事が飛んだのです。

そしてチケットも譲ってくださる人が現れ、ホテルも駅から近いところが見つかり、「これって見えない力が働いて、私に行け!って言ってる?」な~んて都合のいい風に解釈して、家族にお願いしてやってきました!

2018年のテアトロンに引き続き、人生2度目の四国上陸です!

前回の香川は台風の影響で案外過ごしやすかったのですが、松山は、あぢかった~!

日差しが強くて、10分も日向にいられないくらいでした。

でもこの日の気温と同じくらい、最終公演は熱い熱いライブになりました!!!!!

愛媛県武道館は小さな会場だったため(入場数は5000人だったそうです)、アリーナ部分も狭く、花道も1周できるようには作られていませんでした。「X」のような形で、途中が切れていましたが、この切れている部分は毎回アリーナの通路に降りて来られて、この付近の方は何度も小田さんをそばで拝めて羨ましかったです。

小田和正,2019,愛媛県武道館,座席,アリーナ

私の席はスタンドの東側でしたが、たまアリ200レベルの時と比較すると、1/10の距離で見れたような気がします。

狭い会場ってチケットの争奪戦がすごいけど、アーティストとの距離が近いのはとってもいいね

愛媛県武道館、素敵な会場でした。

チケットをゲット出来ていない状態で、「チケット譲ってください」の紙を持参して関東から愛媛入りした小田友さんがいらっしゃいましたが、当日引換券で関係者席の余りらしき席をゲットできたそうです。その度胸に驚きましたが、最後まで諦めないでいれば、何とかなるものなんですね。

愛媛県武道館ライブ2日目(ツアー最終公演)レポ

この日は、2018年5月から始まった「ENCORE!!ツアー」、そして2019年5月からの追加公演「ENCORE!!ENCORE!!」ツアーが完結した、ファイナル公演でした。

2日間の愛媛公演の内、2日目の最終公演のみ、たまアリでの収録時に使われたハート&人型のヒラヒラと、サイリュウムの演出がありました。

次の約束はできない…と「また会おうぜ」の言葉は封印されてきた追加公演でしたが、この日、とうとう小田さん、「また会おうぜ!」を言っちゃいました~(´艸`*)

きゃ~!!!

「また会おうぜ」でた~~!!!

それは次に会えるスケジュールが決まったからなのか、私たちファンを喜ばすための、(いつか)のカッコ書きが付いた”また会おうぜ”だったのか、それは不明ですが、「また会おうぜ!」とおっしゃった後の会場の歓声はすごかった!

キャーーーーーっ小田さーん

と、沸きに沸いた会場の歓声と熱が、アリーナからゴーーーーっと一気に上昇していくような感覚を、スタンドで感じました。

「また会おうぜ」から「キャー」までの間が、ほんの一瞬だけ遅れて聴こえたような???感動のせいでそんな風に錯覚しただけかもしれないけれど、コンマ何秒くらい、ほんの一瞬静かになって、時が止まったような錯覚に陥り、はっと気が付いたらものすごい大歓声だったというか。

上手く説明できないけれど、もう、もう、それはそれは感動的でした。

そして、エンディングのVTRが流れても、ほとんどの観客は帰ろうとしませんでした。

アンコール!アンコール!の声援と、拍手が会場に大きく響き渡り、何と、小田さん!それに応えて、3回目のアンコールをしてくださいました!

めちゃくちゃ感動的~

松山まで行って良かった~

前半

「そんなことより幸せになろう」では、たまアリの収録ライブの演出で登場した、ハート形&人型のヒラヒラが天井から降ってきました~

たまアリのフライングハート小田和正ENCOREライブひらひら人型

【MC】

「ENCORE」、そして「ENCORE!! ENCORE!!」とタイトルを変えて、昨年の5月から長きに渡るツアーでしたけど、遠くに感じていた愛媛でしたが、ついにこの日を迎えてしまいました…いろいろ話したいことはありますが…あまり余計なことは考えずに、最後まで楽しく盛り上がっていきたいと思います。

バンドメンバー紹介

小田さーん、の掛け声があちらこちらから聞こえますが、「はい…」「はい…」と優しく応える小田さん。

【MC】

「昨日、この曲を一緒に歌ってもらおうと、ちょっとリハーサルをした…今日も、ちょっと練習したいと思います。サビのところだけ…ワンツースリーフォー」

♪忘れないでどんな時も~ずっとそばにいるから~そのために僕らはこの場所で、同じ風に吹かれて、同じ時を生きてるんだ~♪

のところを小田さんと一緒に練習! キャー(*ノωノ)

結構、みんなの声が聴こえました。

【MC】

(たしかなこと)素晴らしかったです…(小田さんに褒められて、へへへと照れていたら、間髪入れずに)僕の歌も素晴らしいんですけどね…(会場大笑い)

すると、会場の男性が「小田さんが一番やで~(だったかな?)」と叫んで、また会場が笑いに包まれます。和やかな雰囲気でした。

「スタバのシュガードーナツを食べていたら、思いっきり口の中を噛みまして…気を付けているんですけど…MCを考えていたら、あ、MCっていうのは、会場での話のことなんですけど…、MCを考えていたらいつの間にか寝ちゃったりして…(笑)最近は、そういう毎日です。(笑)」

【MC】

「昨晩、スタッフと打ち上げをやりまして…最後の公演なので、無礼講ということで、スタッフと写真を撮りましょうと言ったけれど、誰も来なかったらどうしようと思ってましたが、たくさん来てくれて嬉しかったです…」

四国のイベンターのDUKUの宮垣会長さんのことについて話されていました。私は確認できませんでしたが、西側の方に宮垣さんご本人がいらして、照れくさそうに聞いていたそうです。MCの途中、スクリーンに若い頃のお二人の写真が写り、会場がどよめきました。昔の小田さんは見慣れているけれど、宮垣さんの変わりようにはちょっと驚いた!

「四国のイベンターの宮垣君とは長い付き合いで、向こうがイベンターを始めた時期と、僕がアーティストを始めたキャリアが同じくらい…。

宮垣は何かにつけて文句を言ってくる…あ、僕は言いませんよ?目指しているところは同じはずなのに、毎回ぶつかる…

“あの曲は東京ではウケるかもしれないけど、四国ではウケない”とか、”PAは、あ、PAっていうのはスピーカーとかの音響のシステムのことですが、東京ではこれでいいかもしれないけど、四国では大きすぎる”とかwww。こっちは”良かったね”と褒められたいから、一生懸命応えようとするんだけど、なかなか意見が合わない…

当時は年2回ツアーをやっていた。半年毎に曲を全部変えて…。で、だんだん辛くなってきて、宮垣に”年1回に減らしてほしい”と言ったら、「年に1回しか来ないと忘れられる!」なんて言うんですよ?それでも1回にしたら、結果的にお客さんは増えた…そんな頃からあまりうるさく言わなくなってきた…

その宮垣も、数年前に会長に退いたが、今でも僕の公演は必ず来てくれる。その縁もあってか、僕は全国のイベンターととても仲がいい。それが僕の自慢なのであります…」

前半終了

御当地紀行 全国各地の総集編+ちょっとだけ愛媛

8年ぶり、愛媛は松山にやってまいりました。

昨年からのツアーであちこち回ったダイジェストをお送りします。

全国ダイジェスト
  • 雨の熊本
  • 川越大師 喜多院  長岡のBBA軍団と撮影
  • 鳥取で餌やりをしたヤギに襲われる「食えよ、あれ…襲いやがって…」
  • 学生の男の子に生まれて初めて電車で席を譲られた
  • 小樽運河沿いを歩いていたら船が通りかかり、観光客がたくさん乗っていたので 「中国の人たちかな?」「小田さん??あ、そうだ、そうだ、やっぱり(ざわざわ)」「中国の方ではありませんでした…」
  • 小岩井農場 さちゅうと水上ハムスター「びっくりしておならでちゃった(さちゅう)」
  • 小岩井駅 小学生の女の子からじーっと見られて「”クリスマスの約束”に出てる人ですか?」「ああ!そんなの知ってたの?」嬉しそうな小田さん。
  • 5回目のこんぴら参り、道が通行止めで奥社までは行けなかった
  • 淡路島、新潟(場所は不明)「いいところへ連れて来てもらった」
  • 藤枝で部活中の学生の女の子とふれあい「いい街だね」
  • 岩国 錦帯橋「去りがたいものがあります、来て良かった」
  • 鹿と散歩「こうやってると散歩させているように見えるか?」
  • どこかのガイドさんと記念撮影 小田さんとの撮影で興奮して話を聞いていないガイドさん、小田さんが「いつもここでやっていらっしゃるんですか?」と質問をしても「わーうれしー」を連発。「全然聞いてねーや…」
  • 大阪道頓堀 とんぼりリバーウォークの舟ガイドさんと撮影。1回シャッターを切った後「もう1回!」「同じだよ…「いえ、違います!」
  • 車の中から「小田さん、写真いいですか?」自撮りでツーショット写真を撮ろうとするが、「うわあ、近い…」「撮ってもらったら?」「コンサート行けませんが頑張ってください…」
  • お宮参り中?の赤ちゃんを無理矢理抱っこさせられ、びびった顔で撮影したらすぐに赤ちゃんをお母さんに返す「早く、取って…恐ろしい…」
  • 名古屋 滝の水公園 ブランコに乗る小田さん、隣りのブランコに乗る女の子たちに笑われ「何がおかしいんだ?何がおかしいんだ?」
そして、追加公演「ENCORE!!ENCORE!!」での御当地紀行
  • 雨の太宰府天満宮 梅が枝餅と丸天うどんを食べて、サインを頼まれて書いて、立ち去ろうとしたら「すみません…1800円…」と代金を催促される(小山田茶店)
  • 先々週の神戸公演の御当地 ひまわりの丘公園「一面のひまわり畑であります!」

今回の愛媛御当地紀行
  • こんぴら参り

「こんぴらさんです、奥社を目指して、上っていきたいと思います!」

前回、こんぴら参りをしてからちょうど1年経過したという話で、「そうか…1年経ったのか…」「あっという間でしたね(スタッフ)」「あっという間でした…」

あちー、ああ、ああ…ハアハア(*´Д`) と言いながらひたすら階段を上る小田さん。

途中、降りてきた男性の参拝者と、奥社までかかった時間について話されて(43分だとか50分だとか)、「へへへ…〇分だってよ?あれはまだだいぶ若いだろ?」とブツブツ言いながら、シングルのジャケット写真を撮った場所も超えて・・・

奥社まで到着。「とうとう着いたか!」

こんぴらさんの奥社

  • 梅津寺 

梅津寺駅

ドラマ「東京ラブストーリー」のロケ地となった梅津寺駅の近くにあるカフェ ブエナビスタさんへ。

「このクソ暑いのに、ホットカフェラテです」

チーズケーキも一緒に。(ニューヨークチーズケーキらしいです)

「まいう」

参考外部記事

松山市駅から伊予鉄道に乗ることたったの18分。海辺の小さな「梅津寺駅」のホームに降り立つと柵の真下はもう砂浜!今回は、松山市内からのショートトリップ「梅津寺海岸」をご紹介します。再放送で大注目の「東京ラブストーリー」のロケ地でもあります。帰りのフライトまでのちょっとした時間にも訪れることのできる絶景をどうぞ!

全国御当地紀行ダイジェストと、ちょっとだけ愛媛御当地紀行はいかがだったでしょうか?

私は、ようやくこんぴらさんの奥社まで行けて、本当に良かったです。

最終日のコンサートもいよいよ後半戦に突入です。想いを残すことなく、みんなで楽しく、最後まで盛り上がっていきたいと思います。

後半

YES-YES-YESでは、全国各地のイベンターさんと固い握手!

小田さん、ラストの、”♪決してさよならは言わない~♪”のところで、歌えなくなってしまいました。ぐっとくるものを必死に堪えている…という感じ。

アリーナにいた人の話では、この歌の他にも、何度かウルウルと涙ぐんでいたり、涙を必死で堪えているような場面があったそうです。

去年(2018年)のテアトロン2日目の時も、この曲のラストで泣いて歌えなくなってタオルで涙をぬぐっていましたが、やっぱり深い意味がある曲なのかな…といろいろと勝手な想像をめぐらせてしまいます。

「明日」の歌い出しも、少し不安定でした。

最後のMCの前は、会場の皆さん、小田さんの言葉を一語一句聞き逃すまいとしているのか、いつになく静かに感じました。

【MC】

「最後の1日も、あっという間に終わっていきます…そんなもんであります。感謝してもしきれないほどのバンド諸君、スタッフ、全国から集まってくれたイベンターのみんな、そして全国のお客さんの代表…今日来ていただいた皆さんの存在がなければこのツアーは成り立たない・・・良い思い出になったし、勉強になったし、貴重な時間をたくさん過ごさせてもらいました。どうもありがとうございました。」

会場みんなで「君住む街へ」の大合唱。みんなすご~く大きい声で歌ってました!

思い出しただけでもウルウル・・・

アンコール

Wアンコール

サイリウムの指示がスクリーンに。クリーム色の明かりがキレイでした。

サイリウムをしまって、拍手の指示がスクリーンに。

大拍手~~~~パチパチパチパチ

  • また会える日まで(バンドメンバーが整列してアカペラで歌う曲)

そして続けてもう1曲~。

“会いに行く”を歌い終わり、演奏も終わった直後、

「どうもありがとー! また会おうぜーーー!」

キャーーーーーー!!!

小田さーん、小田さーん、ありがとー、小田さーん

会場の歓声がものすごかった!

今回の追加公演では封印していた「また会おうぜ!」を、最後の最後の舞台で言ってくださいました♪

ありがとう、小田さん、本当にありがとうございました

また会えたら最高に嬉しいけれど、たとえ会えなくても、この一言があれば頑張れます!

嬉しい、本当に嬉しかった♪また、会えるよね、きっと

トリプルアンコール

大歓声の中、小田さん達はステージから去っていきましたが、私の席の周りでは、「言った?」「言ったよね?」「また会おうぜ、言ったよね?」という嬉しい確認作業がそこらじゅうで行われてました。

(Twitterでもあっという間に「また会おうぜ!」が聞けたというニュースが広まっていました)

そのあと、すぐにエンディング映像が流れましたが、ほとんどの人が帰ろうとはしませんでした。

そして、

拍手と「アンコール!アンコール!」の声が、どんどん大きくなって・・・

すると、再び小田さんとバンドメンバーが、ステージに戻ってきてくださって、最後にもう1曲、私たちのENCORE!! ENCORE!!に応えてくださいました。

この曲も、会場みんなで一緒に歌いました。

そして、大声援の中、小田さんもバンドメンバーたちも、舞台から去っていきました。

「本日の公演は全て終了しました」のアナウンスが流れ、ENCORE!!ENCORE!!ツアーは、松山で幕を下ろしました。

とっても素敵なライブで、一生忘れられない思い出がまた一つ増えました。小田さん、バンドの皆さん、スタッフの皆さん、素晴らしい時間をどうもありがとうございました。

先々週の神戸では、「次、いつ会えるんだろう…もう会えないのかな??」なんていろいろ考えて、しんみりとした気持ちになりましたが、今回は違います!

「また会おうぜ!」に大きなPOWERを貰いました♪

この日の感動を超える感動は、きっと、しばらく味わえないと思います。

小田さん、バンド・スタッフの皆さん、素晴らしいひとときをありがとうございました。

※2019年10月19日に放送されたNHK-BSプレミアム「小田和正 Tour 2018~19 ENCORE!! ENCORE!!」の中で、この「また会おうぜ!」に込められた小田さんの思いを、阿部さんのインタビューを通じて知ることができました~

以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。

過去のライブレポはコチラに集めております。

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