待ちに待った2016年5月29日(日)。
富山市総合体育館にて、人生初の小田さんのライブを体験しました。
こちらは「君住む街へ」ツアーのお話です。2018年ENCOREツアーについては↓にまとめております。
目次
人生初の小田和正さんのライブは鳥肌モンでした
ベストアルバム「あの日あの時」を聴いて、突然小田さんのコンサートにいきたくなった私が、何とか1枚だけGETした座席は、スタンド席の一番上のかなり残念な席でしたが、生の小田さんの歌声が聴けただけで、本当に本当に感激でした!!
ちなみに私は、長年の小田さんファンという訳ではなく、昔流行ったオフコースの曲と、最近出たベスト「あの日あの時」を聴いただけの、”にわかファン”でした。
でも小田さんはベストに入っている曲以外は歌わなかったと思いますし、ベストさえ聴いていけば、にわかファンでも楽しむことができるという、とっても優しいコンサートでした。
歌詞が出る大きなモニターがあるので歌詞を覚えていかなくても大丈夫
小田さんのコンサートには、歌詞が出るモニター画面が会場内にいくつもありました。
これは「みんなで一緒に歌おう」という小田さんやスタッフさんのご配慮なのか、はたまた、ご高齢の小田さんご自身のためなのかは不明ですが、とにかく歌詞を必死で覚えていかなくても、これを見れば一緒に歌うことができます。
本当に優しいコンサートです!
井上陽水 VS 小田和正
隣に座られた年配のご夫婦が地元富山の方でしたが、最近、金沢まで井上陽水のライブを観に行かれたそうで、
「古い曲なんて2曲くらいで、あとは知らん曲ばっかりでサービス悪かった」
とぼやいていましたが、
「昔の歌をいっぱい歌ってくれて、3回もアンコールしてくれて、こっちはサービスいいな~」
と喜んで帰って行かれました。
それは私も感じました。
小田さんはファンサービス精神旺盛な方なのだと。
そして、たった一夜で、ただの”にわかファン”から、本物のファンに変化してしまいました。
それくらい小田さんの歌声はすごいパワーで、ハートを撃ち抜かれた感じです。
絶対にこのツアー、もう1回参戦するぞ!!
と心に決めたのでした。
一夜明けて、その感動を忘れないうちに、ここに記録を残したいと思います。
※ここから下はかなりネタバレあります。
オンステージシートは結局ハズレ…
小田さんのコンサートには、オンステージシートという特等席が用意されています。
当日は少し早めに会場に行って、オンステージシートの抽選に参加しました。
何の根拠もなく、当たる気になっていましたが、結果は落選…
私は、オンステージシートの方々を真横から臨む、スタンド席におりましたので、小田さんがオンステージシートの中央にしばらく留まって歌ってくれたり、アンコールで小田さん&バンドのメンバーが整列してオンステージシートの方に向かってお辞儀をしてくれる様子を目の当たりにして、メッチャメチャ羨ましかったです。
オンステージシートの応募方法
富山公演の場合は、開場時間の2時間前~30分前までの間に、会場1Fの受付で応募用紙を書くという方法でした。
富山の2日目の公演は、16時が開場でしたので、14時~15時30分の間に応募が必要でした。
まずは並んで応募用紙をもらい、その用紙に氏名と座席番号を書いて、チケットと一緒に係員に渡すと、席順に間違いがないかをチェックしたのち、応募用紙だけが回収されます。
そして、15:30に当選者が発表されます。
発表方法は、紙に名前と座席番号が貼りだされ、スタッフが口頭でも読み上げていました。
ちょうど目の前にいた女性のペアが当たっていたようで「うわ~」と大声で喜びあっていました。
人数は20人くらいだったでしょうか。
当選者は、その場にいる落選者みんなの羨望のまなざしを浴びながら受付に集合して、自分の持っているチケットをスタッフに渡し、代わりにオンステージシートのチケットを受け取るようです。
オンステージシートに当選した人が元々持っていた座席が当日券となって販売される
オンステージシートの当選者が主催者に渡したチケットは、当日券になるようで、チケットを持っていない人達がこれを購入できる仕組みのようです。
この日も、オンステージシートの受付や発表を待っている時間帯に、当日券の詳細をスタッフに確認している人がいました。
もしチケットが取れなくても、会場に行けば、当日券が購入できる可能性があるということのようです。
※このオンステージシートの抽選方法は主催がキョードー北陸の場合です。主催者が異なる場合は、抽選方法も変わる可能性が高いので、都度確認してくださいね。
※2018ENCOREツアー、2019ENCORE!!ENCORE!!ツアーでは、この座席も「当日引換券」という名称で、公演の数週間前にぴあやローチケで売り出されるようになりました。当日会場に並べば先着順で立ち見席や当日券をゲットできる会場もありますが、全国の主催者によって売り出し方法も異なるようですので、都度、確認するのが確実です。
「君住む街へ」コンサートツアー富山公演2日目のセットリスト
事前に静岡エコパアリーナで歌った順に並べた曲をiTunsに入れたものを、毎日繰り返し聴いて、予習してしていたので、大体その通りでしたが、「明日」と「夏の終り」を歌ってくださいました。
順番も間違っているかもしれないし、MCも曖昧なところが多いですが、一応載せておきます。
前半
wonderful life
こころ
【MC】みんなが拍手をしていたので、私もつられて拍手をしたら「昨日は地元の人が半分だった」とか「拍手の意味が分からない」と小田さん??
「地元の人は拍手~」という意味だったのでしょうか
よくわからないやり取りでした。常連さんならわかるのかな??
オフコースの歌を歌っていきますという挨拶。
眠れぬ夜
秋の気配
さよなら
【MC】「さよなら」は自分が作った曲なのに、自分の歌という感じがしない。遠い昔で当時のことは覚えていない、さよならという曲をただ歌っているだけ、的なニュアンスのことを話していたような
僕が初めて作って世に出た曲(だったかな?)、一緒に歌ってください 「僕の贈りもの」
愛を止めないで
時に愛は
いつの間にやらピアノ登場
心はなれて
言葉にできない
I LOVE YOU
Yes-No
前半終了と同時に「ご当地紀行」のVTRがすぐに開始。
休憩中のVTR ご当地紀行 富山編
富山駅 ちょうど到着したスタッフと駅前で遭遇して恥ずかしがる小田さん
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「上にたくさん人がいたらどうしよ、ジジババが(笑)」でも展望室には誰もいなかった模様。 展望はいいがエレベーターが行きも帰りもなかなか来なかった
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太閤山ランド スタレビ(スターダストレビュー)がここの野外会場でライブをやるので、見に来たそう。
園児と写真を撮って、ここで人生初の電動アシスト自転車に乗っていたような。
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メルヘン広場 高岡の商店街のようなところにある広場
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高岡大仏 道を歩いていたらいきなり大仏が出現してびっくりする小田さん ハンサム、顔小さい、顔小さいから貫禄ないとか超毒舌
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金屋町(格子造りの家並み)
金屋町は鋳物の町で、小田さんの実家の前が鋳物工場だった話。
大寺幸八郎商店で、風鈴「すず虫」を買ったそう。
後日、小田さんが来店された様子がブログに掲載されていました。
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瑞龍寺 混んでいたのでお堂に入るのを躊躇していたら、お堂にいたみんなが一斉に振り向いて小田さんに気付く お堂でのお参りは断念した模様
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氷見線で氷見駅へ
氷見うどん「本日初めての食事、うまい!」
※ここはどこのお店なんだろ~?次回富山に行ったら絶対に食べるぞ!!
⇒うどん茶屋 海津屋さんらしい。かき揚げ付きのうどんを食べていました。
※2016年11月更新しました
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コンサート会場横の環水公園
後半
VTRが終わったと思ったら、すでに小田さんがスタンバっていていきなり後半開始。
どこでMCしたのかもよく覚えていないけど、オバマさんの広島訪問の話はしてたし、タイトルがなかなか決まらない曲があって、スバルのCM曲wonderful lifeはずっと長い間スバルスバルと呼んでいたとか。
この曲の歌いだし(タイトル名?)がなかなか出てこず、お客さんに確認していた感じ。
思い出せない振りをしていたのか、本当に思い出せなかったのかは不明ですが、今年は数え歳で古希になる話など、自虐ネタもありました。
終盤のMCでは、これからまだ、みんなの心に残る曲をあと2曲ぐらい(だったかな?)書きたいともおっしゃっていました。
伝えたいことがあるんだ
そんなことより 幸せになろう
恋は大騒ぎ
キラキラ
ラブ・ストーリーは突然に
風と君を待つだけ
たしかなこと
辛くて明日が見えない人に向けて 明日
my home town
さよならは 言わない
今日も どこかで
風は止んだ
君住む街へ
【アンコール1 】
愛になる
ダイジョウブ
YES-YES-YES
【アンコール2 】
やさしい夜
僕の母が一番好きだった歌 「夏の終わり」
【アンコール3】
生まれ来る子供たちのために
小田さん&スタッフが整列して合唱で歌った”また逢う日まで”みたいな曲
エンディングのVTRが流れ、終わったと同時に大拍手。
休憩のご当地紀行といい、このVTRといい、とても素敵な演出だと感じました。
「君住む街へ」富山公演2日目の勝手な感想レビュー
前半のファンサービス的なオフコース中心の選曲もよったけど、私は全体的に後半の方が好きだったかも。
けど、「さよなら」はベスト盤だと、「さよなら!さよなら!さよなら!」と切るように歌うのが少々物足りなく感じていたのですが、コンサートではオフコース時代の感じで「さよなら~さよなら~さよなら~」と伸ばして歌っていて(コーラスが入っていて)、少しウルっと来てしまった!
あぁ、あの頃の「さよなら」だ…と。
それと、「時に愛は」と、後半の「さよならは言わない」では、高音が更に胸に突き刺さってきました。
これまで、小田さんの声は「優しい高音」というイメージを勝手に抱いていたのですが、ライブで聴くと、鋭さのほうが際立っていた気がします。
”じんわりしみ渡った”ではなく、本当に”ぐさっと突き刺さった”という表現が最も正しい気がします。
この2曲は、本当にぞわっと鳥肌が立ちました。
小田さんの声の「ある音域」が、身体を、脳を刺激する感じというか…
上手く説明できませんが、私の体を突き抜けると同時に、魂を奪って行きました。
ライブの威力はすごいです!この日をきっかけに、大好きな歌に変わりました。
素晴らしい感動を頂きました。
小田さん、ありがとうございました!
Twitterで他のファンの方と繫がった
実は、ひとりでコンサートを観に行くのは、人生初めてのことでした。
ひとりぼっちは寂しい時もありましたが(特に帰り道に感動を分かち合える相手が欲しかった)、そんな時にスマホでTwitterを覗くと、同じ富山の地で、小田さんに逢えるのを、今か今かと待ち構えているファンの皆さんの呟きが溢れていて、ものすごく親近感が沸いて、いいね
をしまくってしまいました
その時のご縁で、たくさんの小田友さんと繫がることができ、小田さんについての様々な情報を得ることが出来るようになりました!
御当地紀行、巡りたかった~!!!
小田さんのコンサートでは、休憩中にVTRが流れました。
ライブの前の日に、小田さんが付近の観光地を巡り、それを撮影・編集したVTRで、小田さんのライブの名物らしいのですが、ファンの人たちはこれを見た翌日に、小田さんが巡った同じコースを巡っているようでした。
これもツイッターでツイートしている人がいました。
羨ましい~~!!!
私は翌日仕事があったので、ライブ後は、とんぼ返りで自宅に戻らなければなりませんでした。
まさに後ろ髪をひかれる想いというのはこのことです。
あと1日富山に滞在して、私も御当地巡りしたかったよ~~
こういうことを事前に知ってたら、なんとしてでも宿泊したのに…
次に参戦する時は、必ず、ご当地も巡るぞ!!!
書きたいことがいっぱいできりがないので、今日はこれでおしまい!
少し落ち着いて気持ちを整理して書いた記事が↓です。