ブログ記事・画像の丸パクリを発見した話◆PCでもスマホでもコピペができなくなるプラグイン

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コピーライトマーク

先日、私のメインブログのお問い合わせ欄から、「あなたのサイトの記事や画像が、引用なしでたくさん使用されていますよ」と知らせてくれた方がいらっしゃいました。

大手のサイトでさえ、リライトパクリはもう日常茶飯事ですから、少々のパクリは諦めているのですが、今回は見出し、画像、本文記事をそのままコピペされていました。

それも1つや2つではありません、ざっと一覧で見ただけで80記事以上はあります…

正確に言うと、句読点を削除しているため、コピペしたものを勝手に編集して、引用なしで載せている状態ですから、完全なるパクリでした。

そのブログ主は実店舗を経営されている方で、お店のスケジュールを発表したり、イベントの告知などの「お店の宣伝」をするためのブログを、アメブロを使って公開している感じでした。

趣味で書いている個人のブログならまだしも、お店の営業用のブログに、パクった記事をそのままペタッとコピペして、まるで自分が書いた記事のように改変して使っていることがちょっと信じられませんが、あまりにも大胆な使い方でしたので、このブログの持ち主はド素人で、引用のルールを知らないのだろうという気がしました。

“ローカルな個人のブログだから、少々パクっても見つからないだろう”と、知っててやってるなら悪質極まりないですが、知らない間に著作権を侵害しちゃっている系かな…と推察。

しかし、このブログとは違って、メインブログの記事は本気モードで作っていますから、1つの記事を作るために、3日間以上の時間を掛けることもあります。

画像も必要ですし、記事も空っぽの頭からひねり出しているので、ちょっと書いては修正して…を何度も何度も繰り返します。プロのライターさんのようにスラスラとは書けません。

それをたった数分のコピペと修正で、まるで自分の書いた記事のように平然と使われてしまうのですから、正直たまったもんではありません!

たとえ知らなかったとしても、このまま放置しておくわけにはいきませんから、面倒ですが対策に乗り出すことにしました。

他人の文章を転載するときの引用ルール

公表されている他人の著作物は、「引用」を使えば勝手に転載することができることが、著作権法第32条に書かれているそうですが、私は法律家ではないので細かいことは記載はしませんが、ブログで他人の記事を引用するときは、

  • 自分の文章と他人の文章は、きっちりと区別して載せる必要があるので、他人の記事を「BLOCKQUOTE」という引用タグで囲う
  • 引用先(出典元)を明記する(出典元がネット上にある場合は、出典元のリンクを貼るのが一般的)
  • 勝手に内容を改変しない

と言うのが最低限のマナーのようです。(ネットで調べた情報を整理しただけですが)

私のメインブログにはプロフィール欄に転載のルールを記載していますが、

「勝手に転載してもいいけど、必ず『引用』にして、引用元を記載して、私のサイトへのリンクを貼ってね」

「画像を使うなら、画像をクリックしたら私のサイトに飛ぶようにしてね」

と言うスタンスです。

アドセンスアフィリエイトは、ブログを読んでくれる人が、ついでに広告をクリックしてくれることで成り立つ商売ですから、私の記事を転載したブログを訪れたユーザーさんがリンクを踏んで、私のサイトに流れてくるのは大歓迎です。

しかし、それは引用のルールを守ってくれていればこそであり、引用の記載がないことにはそのサイトからの流入はありません。

パクリに対して対抗措置を取っていた時期がありましたが、ネットで全世界に発信しているわけですから、多少のパクリは仕方ないと容認して、いちいち神経質になるよりも、「私の文章がその人に響いたからこそパクられたのだ」と考えるようにしていましたが、さすがに今回は放置できるレベルではありません。

1.まずは証拠のスクリーンショット

とりあえず何をするにしても証拠は必要だろうと考え、パクられた記事をスクリーンショットにして保存しました。

  1. Ctrl+Shift+I
  2. Ctrl+Shift+P
  3. 「full」と入力して検索
  4. フルサイズのスクリーンショットを選んでEnter

地道に80記事以上…

こんなくだらないことで時間使うんだったら、新しい記事を1本書きたいわ!!!(ブツブツ…)

2.アメブロに連絡

アメブロのお問い合わせ欄を見ると、権利者向け窓口が用意されており、無断で著作物を掲載された場合も、この窓口を使って問い合わせができるようでしたので、ここからメールを入れました。

相手のブログのURLと、私の記事のURLをいくつか書いて、パクリの事実を確認してほしいと。

すぐに引用のルールに沿って記事を修正してもらえれば、それ以上は何も求めませんという内容で。

基本、揉めたくない性分だから、謝罪も損害賠償金も要らない、引用のルールさえ守ってもらえればそれでいいかなと。

修正してもらえなかったら、また別の方法を考えますが、とりあえずはアメブロ事務局からの返信を待ちたいと思います。

Amebaカスタマーサービスからすぐに返信が!

※2019年4月9日更新

アメブロのお問い合わせ欄からメール送信した翌日、Amebaカスタマーサービスから返信がありました!

さすが国内最大手、対応が早い!

で、返信の内容は?と言うと、

ブログの契約者に対して警告を行い、1週間以内の対応を依頼。もし期日までに対応しない時や返事がない時は、アメブロさんの方で削除する

とのことでした。

私が相手に対して望むのは「引用に修正して、出典元を記載し、私のサイトへのリンクを貼る」ですから、そのように対応を依頼してくださるようです。

相手の方が納得して、スムーズに対応してくださることを祈りたいと思います。

返信内容はシンプルなものでしたが、すぐに対応してくださったのは大変ありがたかったです。

※無断転載を禁じられていますからアメブロさんからのmailの内容は載せられません

3.該当URLを報告して削除してもらう

※2019年4月18日更新

アメブロのカスタマーサービス経由で、相手側に連絡をして1週間が経過しましたが、何の返答ももらえなかったという事で、「該当記事を削除するので、該当記事のURLを全て教えて欲しい」という旨のメール連絡を受けました。

謝罪なんて最初から期待していなかったけれど、修正はおろか、連絡すらなし!

相手からは完全無視されたということですね。

とても残念です。

相手は、関西の駅ビルのような場所に、洋服屋とコラボした占いのお店を出店している女性占い師 兼 経営者であることをそのブログで公開しているため、電話で嫌味の一つくらい言ってやりたいのは山々なのですが、今年は天中殺ですし、事を荒げずにアメブロさんに削除して頂いてこの件は終わりにすることにしました。

という訳で、90記事近くあった該当URLをメールでお伝えしたところ、アメブロさんは翌日のうちに該当記事を全て削除してくださいました。

素早い対応をしてくださったアメブロさんには感謝しかありません。

一生懸命書いた記事をパクられ、その対応のために私にとって一番大切な「時間」を無駄にされ、本当に腹立たしい話なのですが、とりあえずこの件は解決しました。

別のパクリ記事を発見!

またもや私の書いた文章が、別のブログに引用なしでパクられていることが判明。

今度はgooブログでしたが、このブログの管理者は、Yahoo!ブログにも同じようなブログを書いていることが分かり、両方のブログにパクられていることがわかりました。

①gooブログ、Yahoo!ブログに連絡

アメブロと同じように、カスタマーサービスに連絡をしました。

goo事務局からは書面での申請を依頼される

3日ほど経ってから、goo事務局から返信がありました。

gooブログは、mailでのやり取りではなく、書面にて申告してくださいという内容でした。

プロバイダ責任制限法のガイドラインにそった手続きが必要なのだそうで、個人名義のサイトの場合、

  1. 「著作物等の送信を防止する措置の申出について」の書類(ネット上で探せばフォーマットが公開されているのかもしれませんが、基本は自分でWordなどで作成するようです。
  2. 公的身分証明(住民票の原本や免許証・パスポートのコピーなど)
  3. 申出者様が著作権者等であることを確認できる証拠

を、郵送でgoo事務局まで送る必要があるのだそうです。

参考外部サイト プロバイダ責任制限法関連情報Webサイト

この手順は、goo独自のやり方という訳ではなく、法的に定められた方法だとgoo事務局からのメールに書かれていましたが、書類を揃えて提出しても、対応が約束されている訳ではなく、対応してくれるかもしれないけど、してくれないかもしれないという曖昧なものでした。

対応完了、または対応可否の連絡は、書面の受領日から最低でも2週間、場合によってはそれ以上要しますとのこと。

必要書類を集めようと考えたのですが、3の「申出者様が著作権者等であることを確認できる証拠」とは何を差すのかわからない…。ドメインの持ち主が私だと分かればいいのかな???

疑問点があっても、「公平性の観点から、疑問点は弁護士さんなどの法律専門家に直接問い合わせてください!」と、goo事務局側には質問もできないようで、自力で情報を探すしかない感じでした。

ふーん・・・( 一一)

冷たいですね…個人は弁護士なんて簡単に相談できないのに…

Googleへの著作権侵害の報告を依頼

書面で申請するには少々時間がかかるため、とりあえずGoogleへ著作権侵害の報告を行って、検索画面から抹消してもらう事にしました。

この申請が承認されたとしても、webページ自体が削除される訳ではなく、検索結果から消えるというだけのことなのですが、何もしないよりはマシだろうと、早速依頼をしました。

gooブログは11記事、Yahoo!ブログは12記事を申請。

gooブログの方は素早く対応・承認してもらえて、検索結果から消えました。

しかし、Yahoo!ブログの方はあっさり承認してもらえず、Googleから↓のような内容のメールが届きました。

まず yahoo に用意されている権利侵害に基づく削除の手続き(http://info.yahoo.com/copyright/us/details.html)をお試しになったことをご確認ください。該当のコンテンツが Google の検索結果 から削除されても、サイトから削除されるわけではなく、ユーザーが他の検索エンジン、ソーシャル メディア、該当コンテンツへのリンクを含むウェブページなどの他の経路を通じてそのコンテンツを表示することができなくなるわけではありません。

Googleチームからのメールを引用

Yahoo!ブログの場合は、Yahoo!の窓口に相談してくださいという事みたいです。

実はYahoo!には別の窓口から2度、パクリ被害を訴えたのでいたのですが、何の返事ももらえていませんでした。訴えた窓口が間違っていたのかもしれませんが、間違っているなら間違っているで、そう返事をくれてもよさそうな気もするのですが・・・

返事がないので半ば諦めて放置しようかと思っていたのですが、Googleが削除してくれないとなるともう一度Yahoo!にお願いする他ありません…

パクリの被害を受けた被害者が負担を強いられるなんて、おかしな話です。

しかし、検索結果から消すだけでなく、完全にページを削除してもらなければ意味がないのかも・・・という気持ちになったので、面倒ですが、再びYahoo!の窓口を頼ることにしました。

Yahooブログの情報提供フォームに報告

GoogleのメールにあったURLを開いても、よくわからない英語のページに飛ばされてしまうので、仕方なくYahoo!で用意されている、権利侵害に基づく削除の手続き方法を確認すると、プロバイダ責任制限法に関する申告を行う方へというページが見つかりました。

Yahoo!では、書面にて申請を行えば、違反サイトのページの削除と、発信者の情報 (氏名・住所・メールアドレス・ IPアドレス/時刻など) の開示を請求できるようです。

提出書類のフォーマットもダウンロードできるようなので、こうなったら開示請求をして、住所や名前がわかったら、ページを消すだけじゃなくて、損害賠償でも請求してとっちめてみようかしら??

揉めたくないけど、記事をパクられた上に、こんなややこしい手続きにかなり手を取られているので、だんだん腹が立ってきました(-“-)

本当に相手の住所や名前を手に入れられたら、法テラスにでも相談に行ってみようかな…手に入れてから考えよ…

しかし、書面を送る前に、「違反申告フォーム等のウェブフォームから、 当該侵害情報の削除をご依頼ください。」と書かれていましたので、まずは、Yahooブログの違反サイトを連絡するための情報提供フォームから、該当URLを知らせることに。

続く

コピペができなくなるプラグインを導入

以前、「右クリック→コピー」という作業ができなくなるプラグイン「WP-CopyProtect」をご紹介しましたが、このプラグインではスマホでの長押しコピーを防ぐことが出来ませんでした。(2017年初めの情報なので2019年現在は分かりません)

気になる単語がでてきても、長押しコピーができないと、ユーザーは苛立つかもしれませんが、これだけ盗用が続くと、もう背に腹は代えられません。

このブログは大したアクセスが無いので導入しませんが、大事な2つのブログに「WP-Copyright-Protection」というプラグインを導入し、PCの右クリックと、スマホの長押しコピーを防ぐことにしました。

プラグインの新規追加で、「WP-Copyright-Protection」と検索し、有効化するだけで、PCでもスマホでも、コピペを制限することが出来ます。

以上、くだらない記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

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