只今、日本列島は桜の時期と言うことで、本日は『東北さくらライブプロジェクト』と『ふくしま浜街道・桜プロジェクト』について書きたいと思います。
小田和正さんには、ファンクラブに近い、「FAR EAST CAFE PRESS(ファー・イースト・カフェ・プレス)」という会があって、それに入会すると、プレス会員になれます。
※詳しくは 小田和正さんのファンクラブのような「Far East Cafe」会員について
プレス会員になると毎月、「会員制情報誌ファーストカフェ プレス」が郵送されてくるのですが、その中に、
東北さくらプロジェクト便り「その日が来るまで」
というコーナーがあります。
『東北さくらライブプロジェクト』とは、東北に桜と音楽を届ける取り組みで、津波が到達した地区を中心に、桜を植樹しているのだとか。
過去に小田さんもライブに参加したようですが、ライブがきっかけでこの活動に関心を持つ人が増えると、寄付が集まり、その寄付金で桜を植樹し、「30年後にこの街に桜が咲き誇るように…」という願いで活動している団体のようです。
2011年の3月11日の震災から6年が経っていますが、小田さんはつい最近(2017年3月)も、桜の植樹に参加したそうで、現在も活動を応援しておられます。
※小田さんの曲「その日が来るまで」が使われている東北さくらライブプロジェクトの動画がyoutubeで検索するとあります。
目次
小田和正さんが福島で桜の木の植樹祭に参加
2017年3月、小田さんが日帰りで福島を訪れて、『東北さくらライブプロジェクト』の桜の植樹に参加された、というニュースがTwitterで広まりました。
Twitterを辿っていると、『東北さくらライブプロジェクト』のFacebookに出会えたので、リンクを貼らせて頂きました。
「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」の公式サイトにもこのことが記事になっていました。
そして、この日の植樹祭の後、小田さんの公式HPのファーイーストカフェMESSAGE BOARDに、小田さんのメッセージが更新されました。
ファーイーストカフェMESSAGE BOARDより引用させて頂きました
このメッセージを読んで、小田さんはご自分ができることを一生懸命考えていらっしゃるのだとわかりました。
いずれ小さな芝生の公園にしたいという広場の真ん中に植えた桜の木の立て札には、↓のようなメッセージが書かれているそうです。
君の好きな ふるさとの街に また
あの日々が 戻って来ますように
「その日が来るまで」プロジェクト一同
「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」~30年後の故郷に贈る~
我々は前に進みます。復興へ向かう福島県浜通りの象徴として子供たちに明るい未来を残してあげるために、そして被災地として全国の皆様との「絆」を後世へ繋ぎ、世界遺産になるような桜の街道を目指して、30年後、桜が咲き誇った福島浜街道に子供たちの笑顔が溢れていることを願って。
誰かの “ふるさと” と “あの日々” が、また戻ってきますように、心から願いたいと思います。
いつか必ず福島に訪れて、この場所にできた公園の小田さんの植えた桜を見にいきたいものです。(この場所は福島県双葉郡広野町の”さくら公園”だそうです)
※201年11月23日に放送されたの小田さんのラジオ「小田和正三昧」でも、小田さんのピンクのメッセージの中に登場した西本さんという女性のメッセージが流れ、このプレートのこともお話しされていました。
※LIFESIZE2017では、植樹の様子が見れました。
「その日が来るまで」プロジェクトとは?
小田さんのアンテナショップである、南青山にある「FAR EAST CAFE」では、『東北さくらライブプロジェクト』の応援企画として、独自に『その日が来るまで』というプロジェクトを行っていて、
店内の募金箱に募金をすると、桜の花びらのシールが貰えて、そのシールを店内にある “桜の木が描かれているさくらボード” に貼って、どんどん桜を満開にしていき、満開になったら、”さくらボード”と募金を桜植樹の活動資金に寄付しているのだとか。
これまでに2回満開になったようです。
今は、3回目のさくらボードが店内に設置されているそうで、HPにはもうすぐ満開と書いてありました。
しかし、地方在住で子持ちの私は、簡単に「FAR EAST CAFE」のある南青山までは行けませんから、寄付をしてシールを貼りに行くことも、さくらボードを写真に収めることもできていません…
一度くらいは応援に参加できたらいいな~と思っていますが、cafeに行って寄付をすること以外に、何かできることはないかと考えて、『東北さくらライブプロジェクト』のことを、ブログで紹介をすることにしました。
この記事を読んでくださった誰かが、1人でも応援に参加してくれたらいいな、という想いで記事を書きました。
1年に一度、3月11日前後には、いろんな企業や団体の活動をネットなどで見て、震災のことを思い出しますが、被災地と遠く離れているせいもあり、「忘れてはいけない・・・」と思いつつも、いつの間にか過去のことになっているのが現状でした。
まだまだ復興が進んでいないところもたくさんあるのに、故郷に帰ることができない人がたくさんいるのに、これを風化と呼ぶのでしょう…
お恥ずかしい限りです。
でも、最近になって小田さんのファンになり、このプロジェクトの存在を知ったことで、桜が咲くのを見ると、震災のことが頭によぎる様になりました。
私もできることから始めようと思います。
ファーイーストカフェのさくらボードにシールが貼れました
※2017年11月更新
クリスマスの約束2017の収録の観覧募集に応募したら、何と!当選したので、収録の翌日、初めてファーイーストカフェに訪れることができました~
店内に募金箱があるので、募金をした人はシールを貰って貼ります。
私もようやく念願だった募金ができて、さくらボードにシールを貼ることが出来ました~~(*´▽`*)
上の写真は、2017年11月17日時点のさくらボートですが、まだ全然咲いていません…1分咲きか0.5分咲きくらいかな!?
みんなで力を合わせて、早く満開にできればいいね
小田さんのインタビュー掲載
2018年1月末。
小田さんが植樹をした約1年後、朝日新聞別冊「be」にて、小田和正さんのインタビューが掲載されたそうで、タイトルは『桜で紡ぐ 東北のあした』。
2018年ENCOREツアー福島公演でメッセージパネルが設置
※2018年7月更新
2018年5月26日・27日に開催された小田和正ツアー「ENCORE」のふくしまビックパレットの会場には、2017年に小田さんが桜の木を植樹した様子や、東北さくらライブプロジェクトの活動がパネルで展示されたそうです。
※2019年2月更新
2019年2月2日 NHK-BSで放送された「小田和正密着ドキュメント毎日がアンコール」の中で、この活動パネルの展示の様子や、ライブ終了後に桜プロジェクトの西本さんが、小田さんの楽屋を訪れた様子が紹介されていました。
「私ね、本当は今日、ここ(ビックパレットふくしま)には来たくなかったんです、と言うのは、震災後のすごい大変な想いがあって…今日、みんながね、座ったり立ってたところに、段ボールで大勢の人が寝泊まりしてて、何か、思い出しちゃって…でも素晴らしいことだなって、これだけ変わったんだなって…(略)たくさんのファンクラブの人が来てね、草刈り、二日間くらいお泊りして…こういうご縁を頂いて、本当にありがとうございました。本当に今日は、私の震災が…このビックパレットは終わったかなって言う感じです、来て良かったです。」(西本さん)
2019年の仙台公演(追加公演)の後の草刈り
※2019年7月9日更新
2019年7月4日・5日は、小田さんのツアーの追加公演「ENCORE!!ENCORE!!」の仙台公演がありましたが、その公演の翌日、一部のファンの方々が、小田さんの植樹された広野町のさくら公園の草刈りに参加されたことがFacebookで紹介されていました。
間違いなくこれは、小田さんに対する情熱がないとできない事です!
梅雨の蒸し暑い中、皆さま、本当にお疲れさまでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。