2019年1月14日の成人の日に、福井フェニックスプラザで行われた、スターダストレビューのライブ「還暦少年」を見た感想、MC、セトリをご紹介します。
後半には、FM福井のラジオで流れた、ライブ終了後の楽屋インタビューも載せています。
スタレビと言えば、2017年に大阪靭公園に「風のハミング」(ゲストが押尾コータローさんと平井堅さんの時)を見に行ったのですが、そこで聴けなかった「夢伝説」を一度生で聴きたいと思っていたら、私の住む街にスタレビが来ることがTVCMで流れていたので、友人を誘って行ってきました!
ネタバレバレですのでご注意ください。
目次
初めてでも楽しめたスタレビライブ(勝手な感想)
まずは私の勝手な感想から!
「風のハミング」はスタレビファンだけでなく、KANさんや馬場俊英さんのファンもいらっしゃるので、入りやすかったのですが、今回はスタレビだけのワンマンライブですから、ノリについていけるのかが心配でした。
風ハミで「と・つ・ぜ・んFall In Love 」の手拍子が複雑だったし、あーゆーのがいっぱいあるのかな~と…
スターダストレビューのヒット曲、「木蘭の涙」「今夜だけきっと
」「夢伝説
」などは知ってますが、37年もやっているキャリアの長いスタレビは、これまでに39枚ものアルバムを世に出しているそうで、さすがに今から全作品を聴くパワーはありません…
とりあえず新しいアルバム「還暦少年」だけを予習して臨みました。
要さんと仲良しの、佐橋佳幸さんプロデュースのアルバムらしく、「ここ、佐橋さんっぽい!」と感じるところもちょこちょこありました。聴きやすい素敵なアルバムに仕上がっていると思います。
「還暦少年」からは、9曲も選曲されていましたが、ただ歌うだけではなくて、アルバムを聴いていない人にもイメージが伝わるように、要さんが歌う前に、曲について1曲1曲説明してくれたり、曲のタイトルを教えてくれるんですね。
親切だな~と感心しました。
それと、終了後にセトリも貼り出してあって、何と優しい!
全部で24曲歌って、3時間10分くらい。
小田さんのコンサートも3時間ですが、30曲ほど歌われる小田さんより曲数は少ないんですが、その分MCが多い!
要さんはよく喋るとは聞いていましたが、くだらない話をだらだらするのではなく、話が面白い!ちょっとしたお笑いのライブを見に行った気分になりました。
このMCに魅せられるんだな~と納得!
また、MCだけじゃなく、曲もいい!
声が出る出る!ホントに還暦!?とビックリ。
要さんの喉を広げて歌うような独特な声の出し方、いや~すごい!声が伸びる。
圧倒されました。すげー
念願だった「夢伝説」も聴けて、感無量!
ファンじゃなくても、曲をあまり知らなくても、十分楽しめる、超楽しいライブでした~
終わった後は「還暦少年」が頭の中をぐるぐる・・・
満席にならなかった…
残念だったのが、福井フェニックスプラザの定員が2000人弱だったのが、半分ほどしか席が埋まらなかったこと…
ライブ数日前に要さんがFM福井のラジオに出演して、ライブのプロモーションをされていて、そこで「ファニックスプラザは僕らには大きい会場」とは仰っていましたが、沢田研二なら帰ってるレベルでしたよ!!!
福井はド田舎なので、都会のように普段の娯楽の中に、劇場に足を運んで舞台や芝居を見るという習慣がありません。巡業や全国ツアーがあってもあまり人が集まらないし、ライブ慣れしていないからノリが悪いと聞いたことがあります。
開催される公演の数も少なく、お隣の石川県の10%くらいだと思います!(キョードー北陸の冊子のライブ一覧を見る限りでは)
石川と富山には来ても、福井にだけ来ないのはよくある話。イベンターに嫌われているんだろうな、やっても客が来ないから!
スタレビも、次の会場の千葉の公演は完売しているらしく、これを知って、やっぱり福井はダメなんだな、と言う気持ちになりました。
福井には空港もないし、新幹線も通ってない、本当に辺鄙なところなので、遠征の人も集まりにくいのでしょう…
昨夜の客の入りは、アーティストが不機嫌になったり、へそを曲げても仕方がないレベルだったのに、スタレビは楽しく盛り上げてくれました♪♪
空いた席を指差して「次は君らの友達の分の席です」とジョーク交じりで仰っていた要さん。それが逆に申し訳なくてイタかった…(/o\)
ガッカリしただろうな…次は満席になるといいな。
これに懲りずにまた福井県に来てくださるなら、次も絶対に観に行きたいと思います。
1/14スタレビ福井公演セトリとMC
MCは数えきれないくらいあったし、MCのたびに、要さん、いっぱい喋ってくれたけど、後半は特にほとんど覚えていないのですが、わかる範囲で書きます。
前半
舞台裏で映しているカメラ映像からスタート。
遊園地のような舞台セットになっていたのですが、
【MC】
ようこそ~やっと福井市に戻ってきました~。今回のセットは遊園地をイメージしていますが、この遊園地の名前はU・S・J。
ユニバーサル、スタレビ、ジャパン!略して「U・S・J」
そしてメンバー紹介をした後、ステージに出てきて曲が始まります。
「ぎんざ~」のところの歌詞を「ふくい~」に変えて歌ってくださっていたのですが、いきなり要さんが途中で演奏を止めます!
why~なぜ、なぜ、どうして、(こぶしを挙げて)「ウッ」をやらないのですか?
ノリが悪かったので、止められちゃったみたいです(^-^; すみませ~ん、初めてでして…
そして、要さんから直々に「ウッ」の指導を受けて、再び曲に戻ります。おもろいわ~
そのまま続けて2曲。
【MC】
3年ぶりの福井公演。これまで鯖江市や春江や越前市をまわって、11年ぶりに福井市に帰ってきました~これまでに通算、何回来たかを数えたら16回だった。他の県は50回くらい行ってることが多いから福井は少ない…
後ろの空席が気になっている人も多いんじゃないでしょうか…俺たちはね、全然慣れてるからさ~、お客さんの方が気ぃつかうんじゃない?、ミュージシャンが気ぃ抜くんじゃないかって(笑)
あそこは、次回はあなた達の友達の席ですから!(爆笑)。
要さんすごい!空席が多いこともネタにして笑い飛ばしてしまうんですから!
空席以外は満席です!とか、空いてる席は自由に移って、何なら横になって見てもいいですよ!とか。この後もちょこちょこと空席をネタに笑いを取っていました♪
そして、新しいアルバム「還暦少年」のジャケット写真がスクリーンに映されて、今回はアルバムが発売されてのツアーであることが話されます。
でもまた客席の反応がイマイチだったのか、
これを見て、”へー”とか”ほー”とか言ってる人!ラーメン屋にたこ焼きを食べに来てるようなもんですよ!
アルバムタイトルの所以についても話されます。
中学の同級生と同窓会で集まった時に、みんな還暦だから、仕事辞めるんだとか転職するんだとかいう話が出てきて、「お前は子供の時のように、遊んでるみたいでいいな」と言われた。俺たちはミュージシャンと呼ばれる以外にプレイヤーと呼ばれることもあり、ゲームセンターなんかいくと「プレイヤー」って書いてある!プレイヤー=遊んでていいんじゃん!って…
今日はこのアルバムの曲を中心にお届けしますが、”木蓮の涙”しか知らないできた人は、いきなり知らない曲が3曲流れて、「俺は違うバンドのライブに来たんじゃないか?」と思っている人もいるんではないでしょうか…
「木蓮の涙」はいろんな人にカバーしてもらってるんですけど、俺らが歌うと「スターダストレビューもカバーしてるんか」とか言われる…
“木蓮の涙”しか知らない、そんなあなたのために!
「木蓮の涙しか知らない人のための、隠れたバラード」(だったかな?)と書かれた映像がスクリーンに映し出されます。(笑いと拍手)
バラード曲がCMで使われたこともあって、聴いたことあるバラードがあったりするかもしれません。「スターダストレビューには隠れた名曲がたくさんありますね」と言われることもありますが、俺たち、隠してねーから!(爆笑)
いろいろあるんですけど、その中から「追憶」という曲と「涙」という曲…
バラードなので睡魔が襲ってくる時間でもあります……ここで寝たら終わりですよ!
寝るなら後ろ(の空席)に行ってください!(爆笑)
知ってる人がいたら、一緒に歌ってくださるのはうれしいのですが、私よりでかい声で歌わないでください!周りの人に迷惑にならないくらいで…
- 追憶
- 涙
スターダストレビューの隠れっぱなしのバラード曲をお送りしました~!
こうやってライブに来ると感動してくださる人はいるんですが、その感動をここに置いてっちゃうんですよ。
曲は、家でも聴けるんですよ?ロビーに売ってますから!
という宣伝が入ります!
ライブ中に、ちょいちょい宣伝が入るんですね。これは小田さんにはない、ぐいぐい来る感じが新鮮でした!
ここからは新しいアルバム「還暦少年」の中の曲を、1曲1曲説明しながら歌われました。
六本木だったかを歩いていたら、ハンチングをかぶってた無茶苦茶かっこいい人とすれ違った。その人がジョン・レノンのTシャツを着ていて、それを歌にしたいと考えて、詩を森雪之丞さんにお願いしたら、「それはど根性ガエルの話だね」と言われたとか。
ブルースをイメージして作った曲。
一番新しい曲らしいです。
この後休憩を挟みますが、その前に”木蓮の涙”をお届けします。休憩の間に、「木蓮の涙聞いたから、もう帰るわ!」と言う方がいらっしゃるかもしれませんが、後半も”木蓮の涙”、5回歌いますんで!(爆笑)
- 木蘭の涙
(acoustic)
この公演の4日前だったかに、いつも行く福井のお寿司屋さんの御主人が亡くなったそうで、その方への想いを込めて、”木蓮の涙”を歌っておられました。
要さんは、ライブがなくても、年に1回は福井に遊びに来てくださっているそうです。
休憩中も休憩しなかったスタレビ
休憩中は、ステージのスクリーンに「休憩が終わるまで、あと〇分」と出て、お客さんはその間にトイレに立つわけですが、スタレビメンバーはステージの上に残っていて、何を始めるのかと思ったら、ツアーグッズの宣伝でした!!!
実際にメンバーがモデルとなって、グッズのパーカーなどを着て、ランウェイを歩くようにステージ上を歩くのですが、これがまた面白かった!大爆笑。
還暦をテーマにしたライブだからか、グッズに老眼鏡があったのが最高!
この後は、”どんな時に大人になったと感じたか?”という質問の答えを、メンバー一人一人が「ハイ!」と手を挙げて、それぞれ発表していました。
結局、休憩中は一度も裏に引っ込まずに、そのまま後半がスタートしていたと思います。メンバーのみなさん、還暦なのにタフです!
後半
アコースティックな曲のコーナーから始まります。
最初の曲”ジグソーパズル”は、要さんではなく、ベースの柿沼清史さんがボーカルでした。シンプルで覚えやすいメロディと、心にスッと入ってくる歌詞で、1曲しか歌わなかったけど印象的でした。
“木蓮の涙”を作ったのは、この方なんですね。いろんな人にカバーされて木蓮長者と呼ばれていると要さんが話してました。へ~
アメリカの田舎の感じ、カントリーウエスタンをイメージした曲です(柿沼さん)
この辺りは何を喋ってたのかもう覚えてない…佐橋さんの話をしていたような…
アカペラで歌った曲。
- 元気を出して(竹内まりあ)
水谷千重子(友近)のVTR
新しいアルバムの話に戻ります。
コチラをご覧ください!と、スクリーンにVTRが映し出され、出てきたのは友近さんが扮する、水谷千重子!
スタレビと仲良しなんでしょうか。楽屋のようなところで撮影されてました。VTRの中で新しいアルバム還暦少年の紹介をしておられました。
海月と書いて”くらげ”と読むとか、くらげに刺されたらお酢よりも海水を掛ける方がいいとか、自分の宣伝の「告知!」もしてました(笑)
その流れで、新しいアルバム「還暦少年」に入っている1曲目と2曲目が続けて演奏されます。
このあたりで、要さんの地元である埼玉県行田市の名物「十万石まんじゅう」の話がありました。静止画のCMの真似をしたり、ドラマで陸王が有名になって「陸王まんじゅう」に名前が変わったとかどうとか。
なるほど、陸王の足袋シューズで有名になったあの町が、故郷だったんですね。へ~
他には要さんが昨年、脳梗塞になった話もされてました。ずっと座っているとエコノミークラス症候群になるので危ないから、皆さんも立ってくださいとかwww
続いて、今から「夢伝説」を歌うと仰り、会場からわ~~!と拍手が起こりますが、立って聴くか座って聴くかの話になり、「数人だけ立たれるのが一番迷惑なので、スタレビ的にはこうして欲しい」と、”夢伝説”は座って聴いて、その後の”還暦少年”のココのタイミングで一斉に立ってほしい!と指示され、曲の前に立つ練習までさせられます(笑)
まるで番組収録のプロデューサーみたい、わろた♪
その後も話が長く、なかなか”夢伝説”を歌ってくれなくて、じらされた分、”夢伝説”は余計に素晴らしく感じました~♪
合いの手「イエーー!」の練習。
本編最後に歌ってほしい曲のアンケートをどこかで取ったらしく(1/18にFM福井で放送されたラジオ番組「大人のめがね」によると、当日の開演前のロビーでやっていたらしい)、スクリーンにランキングが表示されます。
そして1位の”流星物語”を演奏。
これがファンの中では一番人気なのね。
知らなかったから聴いていかなかった…勉強不足でした。
アンコール
“流星物語”の後、ステージから去って行って、会場からアンコールの拍手が起こったと思ったら、あっという間に出て来てびっくり!
飲み物のフタを開けて、飲み始めたくらいのタイミングでもう出てきた!
はやっ!全然休まないのね。
曲の終りに流れ星が流れ、
「流れ星が流れる間に願い事をすると叶うと言いますが、この曲の時にはいつも流れ星が流れますから、またライブを聞きに来てください」
と仰っていました。
ランキングの2位の曲も歌います、だったかな。
- オラが鎮守の村祭り
福井に来るなら福井市内を外すことはできないし、今回の会場のフェニックスプラザは、大きな駐車場がそばにあって、観に来る人が利用しやすいだろうと考えて決めたみたいですが、これまでの福井の会場より少し大きかったため、結果的に満席にならなかったけど、小さな会場だとステージが小さくて、セットが全部収まりきらないことがあるので、そういう意味ではスターダストレビューのライブのすべてを見せることができて満足です、という感じのことを仰ってくださいました。
100%全部見せることができました、お客さんは100にはならなかったけど…来てくれる皆さんがいるだけで幸せです。
“路傍の歌”について話されます。
路傍と言う字が書けなかったけど、書けるようになった。どんな字かは、できればアルバムで確認してほしい…
わ~~~!最後の最後まで素晴らしい演奏でした~
スターダストレビュー、最後の最後までMCいっぱい、笑いいっぱいで、楽しい最高のライブでした!そして何より温かい!足を運んだお客を満足させ、元気にしてくれる、素晴らしいエンターテインメントでした。
次回も必ず足を運びたいと思います。
あの会場にいた人が、それぞれ友達を連れてきて、次回は満席になりますように!遠征の人も手伝ってくれますように!
ラジオ番組の楽屋インタビュー
このライブの後、ファンクラブの楽屋招待というイベントがあって(いいな、それ、小田さんもやってくれないかなぁ)、その後に楽屋でメンバー6人にインタビューした模様が、1月18日(金)12時~、FM福井の「大人めがね」という番組で放送されました。
まずは要さんから。お疲れ様でした。
ありがとうございます。福井はライブたくさん来てるんですけど、市内は何と11年ぶりと言う事でね、その前は鯖江や春江に行ったり越前市もあったかな、で、11年ぶりに福井市内フェニックスプラザでのライブでした!ありがとうございます!(根本 要さん)
3時間超の長丁場のライブでしたけど、今回はアルバムが「還暦少年」というニューアルバムが出たばかりで、そのツアーということですけど、要さん、還暦ですよね?
はい、うちのメンバーで言うと、僕と柿沼が61です。その下が寺田が今年還暦、次はボーですね。
ハイ、私、今月59歳になりました(ボーさん)
私、53のひよっこです(添田さん)
私、去年末にやっと50になりました(岡崎さん)
今日は「還暦少年」のツアーということで、お話や演奏もしていただきましたけど、新しいアルバムからもいっぱいやってもらいました。お客さんも新しいアルバムの曲もとっても喜んでいたと見えたんですけど、ステージからはどう見えていましたか?
反応は実に良かったですね!今回のアルバムがライブ映えする曲が多かったんで、何となくみなさんも他の曲たちと合わせて聴いて、妙な違和感がなかったから、面白かったんじゃないですか?伝わり方は良かったと思いますけどね。
還暦少年ということにかけてまして、還暦と言うと、若い頃は随分、おじいちゃんのイメージですが、いざ自らが還暦になってみて、果たしてその頃のおじいちゃんに届いているのかとそんなことを思うのですが、いかがですか?
子供の頃、おじいちゃんおばあちゃんが近所で、赤いちゃんちゃんこや帽子をかぶせられていたのを覚えています。僕が今のその歳かと思うと驚くんですけど、ただ、その頃の平均年齢は70とかだったんじゃないですか?今は普通に100歳が何十万もいるんだろ?それを考えると半ばくらい、100%おじさんではあるけど、おじいちゃんにはまだ遠いんじゃないかなと言う気がしていますけどね。おじいちゃんにも早くなりたい気持ちはあるんですけど、まだ、ちょっと…もう少し、元気な自分でいたいと思ってます。どうですか?柿沼君。
どうですか柿沼さん、還暦2号としては?
そうですね、還暦2号としては、やっぱ、体力は落ちてる感じはしますけど、意識は、ほんとに若いまんまだと僕は思うんですけどね(柿沼さん)
もう一恋くらいしてもいいんじゃないかって?
そうですね…もう…何恋でもしたい・・・
今年還暦の寺田さんは?
どんどん若返ってると思うんですけど、世間がもう…昔の還暦という年代に比べると今の還暦の方は、たぶん、若いって見えるようになってきた、寿命が延びたのはそのせいかはわかりませんが、それに比べて僕自身も、やっぱりぜんぜん還暦に届いたという気はしてないです。大人になり切れてないんじゃないかって(笑)、まだまだじゃないかって、そんな気持ちでいます。(寺田さん)
“もう間もなく組”でいうと、自分が思い描いていた60歳と、あとラスト2年で60歳になる自分と比べてどんなふうに見えてますか?
ここ1.2年あまり変化を感じないんですけど、うち、兄二人おりまして、父は64で亡くなっているんで、兄弟の合言葉は親父を抜くぞっていうのがあるんで、ここにきてちょっと健康を気を付けないと…とは思いますね。(ボーさん)
添田さんどうでしょう?まだまだ還暦は先ですけど?60歳の自分、想像できますでしょうか?
うーん、想像できないですね、正直ぜんぜん出来ないんですけど、僕らの音楽業界の先輩たちって特にそうなのかもしれないですけど、還暦っていうイメージが若いんですよね、だいぶね。さらにもうひと世代、ふた世代の、例えば小田さんとか見てると(おお!小田さんの名前出た!)、こう言う風に歳を重ねられたら、還暦って言うのもきっと楽しんだろうなと思いますし、逆に僕とか岡崎君とかは年齢が離れていて世代が下なんで、疲れたって言えないんですね…上がめちゃめちゃ元気なので、いつまでも元気なので…こんな元気な還暦を僕らも迎えるんだろうと思いますけど、まだちょっと想像できませんね。(添田さん)
岡崎さんもアラフィフ組ですけど?まだ10年ありますんで、随分先かもしれませんが…
そうですね、本当に添田さんの言う通り感じてて、一番身近な要さんとか柿沼さん、寺田さん、ボーさんがみんな元気なので、こうなりたいなの一つの見本ですね。自分がどうなるかは想像はできないです、ただ、いい見本…背中を見てる気がしますね。
まあ、スタレビ自体が還暦になるには、まだ25年ぐらいかかりそうですね。
ハハハハーーー!、バンド60年やってる人はなかなかね~ストーンズがもう60年になろうとすんのか?まだだね。
還暦を目指すバンドであるよりも、自分たちがやりたい音楽がちゃんとあって、それに応じた体力であったり、そういう物を整えていけるのがいいかなって。例えばぼくらのバンドってね、座ったまま聞くようなバンドなら、こんなに体力整える必要もないし、僕自身もお客さんと一緒にわーっと騒いでいたいから、それだけの気持ちも持ちたいと思っているから、まあ、あんまり僕、若いですねとか言われても、あんまり意識したことないし、自分が音楽が楽しめる精神状態をちゃんといつも保ってたいなっていう…
今年はまだ始まったばっかりですけど、今年はこの後、ライブ70本ぐらいあるんですか?
70もないかな、60ぐらい…夏には別のツアーがあって、富山の太閤山ランドも来るしね、もう、やっぱりスターダストレビューと言うバンドの証として、やり続けること、これが一番だと思います。正直、こういうラジオに出させて頂くのありがたいけど、TVとか…思いは伝えるけど、やっぱり音楽は生で伝えていきたい、今は改めて堅く、こう思ってます!
以上、最後までお読みいただきましてありがとうございました。