小田和正さんのENCOREツアー、2018年7月28日(土)・29日(日)のテアトロン公演は、台風に振り回されましたが、無事に開催されました。(ライブの様子は↓)
参考 小田和正アンコールツアー香川テアトロン2日目公演の感想レビューと御当地紀行
私は遠征だったため、台風の予報が出てから不安で、ネットを検索しまくりましたら、過去にスタレビのコンサートが台風で中止になったことがあったようですが、あまり詳しく書かれた記事が出てこなかったので、今後、他のアーティストさんのライブの時に参考になればと思い、台風の予報が出た時のテアトロンでのライブについてご紹介します。
目次
テアトロンのライブは簡単には中止にならない
楽しみにしてきた夏のテアトロンでのライブでしたが、まさかこの日に限って台風がやってくるとは!!!
テアトロンには一切、屋根がありませんから、ずぶ濡れになるなぁと気分が下がったのですが、(ジョーダンだと思いますが)“水着で挑む!”というツイートを見かけて、こりゃあ台風でも楽しまないと!という気分になってきました。
テアトロンのチケットを見ると、
※雨天決行・荒天中止
と書かれていますから、「台風=荒天」だと思い込んで、中止になることを予想していたのですが、待てど暮らせど、DUKEからも小田さんの事務所からも中止の連絡はありませんでした。
↓は公演の前日にあった、DUKEからのお知らせです。
2018/07/277/28(土)29(日)小田和正 テアトロン公演の開催につきまして現在、台風が接近しており、今後の公演への影響が考えられますが、
現時点では予定通り開催の方向で準備を進めております。今後は台風の進行状況などを見ながら、交通機関への影響、またご来場の皆さまへの安全面などを考慮し、開催可否につきまして情報が変わり次第、デュークHPにて発表をさせていただきます。ご来場の皆さまにおかれましては、ご来場前にご確認いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。※DUKEのHPより引用させていただきました
ここ最近は、大雨や台風の予報が出たら、安全を優先して、公共交通機関はすぐに運休を決めるし、イベントも自粛して中止する風潮になっていますが、テアトロンは、台風の予報が出たくらいでは中止にしないみたいです。
身の安全を保障できないとか、ライブの実施が困難なくらいの荒天なら話は別だと思いますが、前日の天気予報だけで中止を判断することはなく、ギリギリまで現場の状況を見て判断するカンジです。
実際に、今回は土日の2日間連続公演だったのですが、土曜の夜中に台風が通り過ぎましたが、2日間とも中止はせずに、公演は開催されました!
※1日目の公演の後に一旦舞台セットをばらし、台風が過ぎ去った後に、スタッフ総出で再び組み立て直したという話をTwitterで見ました。(Press335号のDUKEの宮垣会長のインタビューに、実際に機材を一旦バラして再度設営した経緯が書かれていました)
連れの小田友さんは、和歌山港からフェリーで徳島港に渡る予定でしたが、さすがにフェリーは台風の予報が出た途端、早々に運休が決まりました。
29日(日)はJRが運休になって、列車で四国には渡れなかったはずなのに、ほぼ満席で、たまたま地元四国の人が多かったのか、或いは、台風くらいでは簡単に諦めない、強い想いを持ったファンばかりだった模様です。
テアトロンは大串半島の先端にある野外会場で、ろくに駐車場もなく、駅からもめちゃくちゃ離れている辺鄙な会場なので、イベンターのDUKEさんが、臨時シャトルバスや臨時駐車場を手配してくれるのですが、様々な人を巻き込む、かなり大がかりなイベントなので、万が一中止になろうものなら、かなりの損害になることが予想されますから、そうやすやすとは中止にできないカンジですし、「アーティストに会いたい、何が何でもライブを楽しみたい!」というファンの想いを汲んでくださっているようにも思います。
あんな辺鄙なところまでわざわざ出かけていく熱いファンですから、万が一中止になった時の落胆は半端ないと思いますし、早めに中止を決定して、もしも天気が回復しようものなら、暴れるファンも多数出てくるかもしれません(笑)
そこらのイベントとは訳が違う!という感じがしました。
今回はたまたま2日間共晴れましたが、多少の雨が降ろうが、嵐が来ようが、ライブは開催される!と思っておいた方が良いと思います。
どんな状況でも楽しめるよう、万全の備えをして臨んでください。
そしてDUKEのHPを頻繁にチェックして、新しい情報を得るようにしてください。
小田さんのテアトロン公演に重なった台風12号について
2018年7月28日・29日の小田さんのテアトロン公演に重なった台風は、伊豆・東海から大きくいつもとは逆方向にカーブして西日本に上陸し、Twitterではこんなツイートが広まっていました↓
まさかとは思って重ねて見たらやっぱり小田和正型だったか・・・今週末フジロックの我々にとっては全然Oh!Yeah!じゃないけどな・・・! #フジロック #fujirock #小田和正 #台風 pic.twitter.com/MPCuGwaDGs
— カミコー (@kamikou) 2018年7月25日
小田和正型って…
ようするに私は、小田和正型の台風の中、小田和正のライブへ向かったわけです!
気象庁の緊急会見
ライブの前日、7月27日(金)正午ごろの気象状況について、気象庁の緊急会見がありました。
小田和正型の台風は、これまでにあまり例のない進路で進むため、いつもの経験はあてせずに、避難勧告が出たらすぐに行動するよう指導されてました。
自分の家は大丈夫とは思わずに自分とご家族の命は自分で守るという意識を持って対応していただくようお願いしたいと思います。
ひゃ~
どう動くのかが予測出来ない台風のようで、ネットニュースなどでは、土日のイベントは中止するように呼び掛けていました。
ニュースにはかなり翻弄され、たとえライブが中止されなくても、”大人の判断”で行くのを止めるべきか迷いましたが、通常通り開催された土曜日のライブの熱狂ぶりをTwitterで見てしまったら、もう後戻りはできなくなりました。
もう誰も私を止められません!
瀬戸大橋を渡るJRの列車は運休に!
しかし、四国旅客鉄道(JR四国)は、台風が来る前日に、瀬戸大橋線の全ての特急列車の終日運休を決めてしまいました。
“全ての特急”の中には、私が予約をした特急うずしおや、マリンライナーも入っていました…
まじで!?
7月28日(土)・29日(日) 台風12号接近に伴う運転について
2018/07/28 18:14更新台風12号の影響により、7月28日(土)寝台特急列車「サンライズ瀬戸」は運転を取り止めます。
また、7月29日(日)は、始発から四国内の全ての列車(瀬戸大橋線を含む)の運転を見合わせます。
なお、豪雨被災に伴うバス輸送についても、始発から終日、全て運転を見合わせます。【7月29日 終日、運転見合わせが決まっている列車・バス輸送について】
以下の列車とバス輸送は、始発から終日、運転を見合わせます。○瀬戸大橋線・予讃線 全ての特急列車
※岡山駅・高松駅 ~ 松山駅・宇和島駅間○瀬戸大橋線・土讃線 全ての特急列車
※岡山駅・高松駅 ~ 高知駅・窪川駅間(中村駅・宿毛駅含む)○豪雨被災に伴うバス輸送は全て、終日運転を見合わせます。
※その他の列車につきましては、台風の進路によって運転再開を決定いたします。
(始発から運転を見合わせ、運転が再開出来る場合はお知らせいたします。)
※四国旅客鉄道HPより引用させて頂きました。
岡山から急遽、臨時バスが運行!
JRの運休が決まり、電車で四国に渡ることはできなくなりました。
こうなることを想定して、予定よりも早めに四国に渡った!という人がおられましたが、中止になった時には逆に本州へ帰れないかも…という不安もツイートしておられました。
ライブは開催されるのでしょうか…
すると、DUKEのHPのお知らせが更新されました↓
2018/07/28明治安田生命Presents Kazumasa Oda Tour 2018 ENCORE!!
香川公演についてのご案内です。29日(日)の公演に関して、現時点では開催する予定で進めております。尚、開催の可否についての最終発表は29日(日)10:00 デュークHPにて行います。開催する場合、公共交通機関の運休に伴いご来場いただけないお客様には、チケットの払い戻しを致します。必ず欠航・運休証明書をご用意願います。ご理解ご協力よろしくお願い致します。
JRが運休になっても、中止にはしないのね。
ライブを開催するか中止するかの決定は、ライブ当日の朝10時でした…
これは今回の場合ですので、毎回同じかどうかはわかりませんが、とにかくギリギリまで決断しないようなので、会場に向かっている途中で中止を知って、そのまま引き返す…ということもあり得るわけです!
なので、遠征の人は、最初から余裕をもってスケジュールを組んでおかないと、「四国に渡れない」「四国から出れない」という事態になる恐れもありますからご注意ください。
電車を使うことを諦めた私は、念のため、運休証明書(ちっちゃなメモでした)をもらってJRの切符を全て払い戻し、橋が通行止めにならないことを祈りつつ、翌朝、車で向かう事にしました。
でも、DUKEさんは、JRの運休で岡山で足止めを食って、高松まで行けない人の救済のために、臨時バスを運行してくれてました。
ここまでやってくれるんだなぁと感心しました。
この案内がHPに掲載されたのは、ライブ当日の昼12頃でした。
何とか岡山まで行けば、どうにかなったように思います。この時は鉄道はダメでも、車で橋は渡れましたので。
なので、最後まで諦めないでください。
チケット払い戻しの連絡
DUKEさんは、公演が中止にならない時でも、予定していた公共交通機関が運休になって会場に辿り着けなかったら、チケット代は払い戻してくださいました。
勝手に遠征してるのはこっちの方なのにね。ありがたいことです!
【小田和正】7月29日(日)香川公演 払戻のご案内2018/07/31明治安田生命Presents Kazumasa Oda Tour 2018 ENCORE!!
7月29日(日)香川公演 払戻のご案内台風12号の影響で公共交通機関が運休し、
ご来場頂けなかったお客様にはチケット代金の払い戻しを致します。
下記内容をご確認の上、払い戻し手続きをお願い致します。【払い戻し方法】郵便局の『簡易書留』にて下記記載の3点を同封の上ご送付ください。
【払戻し期間】 2018年7月31日(火)~8月10日(金)当日消印有効【注意事項】
※7/29公演のみ対象となります。
※本券と半券が切り離されているチケットは払戻しできません。
※期間を過ぎてからの払戻しは致しかねますので、予めご了承下さい。▼DCF会員、DUKE VISA会員、ローソンチケット、生協、勤労者 でご購入の方▼払い戻し期間内8月10日(金)(消印有効)までに下記住所まで、郵便局の[簡易書留]にて『未使用チケット』と『移動手段の欠航・運休証明書、またはそれに準ずるもの』ご返送ください。9月上旬までに『振替払出証書』にて返金いたします。万一、9月中旬までに届かない場合は、お問い合わせください。尚、払い戻しチケット返送時の、簡易書留郵便代392円はチケット代とあわせてご返金致します。*ご購入時の手数料はご返金致しかねますので予めご了承下さい。[同封するもの]1.小田和正 7/29 テアトロン公演のチケット2.ご利用予定でした移動手段の欠航・運休証明書、またはそれに準ずるもの3.下記を記入したメモa.お名前 b.郵便番号 c.住所 d.電話番号(日中ご連絡のつきやすい番号)[チケット返送先]
〒760-0020 香川県高松市錦町1-3-10
デューク 『小田和正 7/29』 払戻し係 宛<お問い合わせ>
デューク高松 TEL 087-822-2520 (平日10:00~18:00)
▼FAR EAST CAFÉ PRESS会員、小田和正mobile会員でご購入された方▼
払い戻し期間内8月10日(金)(消印有効)までに下記住所まで、郵便局の[簡易書留]にて『未使用チケット』と『移動手段の欠航・運休証明書、またはそれに準ずるもの』をご返送ください。9月上旬までに『振替払出証書』にて返金いたします。万一、9月中旬までに届かない場合は、お問い合わせください。尚、払い戻しチケット返送時の、簡易書留郵便代392円はチケット代とあわせてご返金致します。*ご購入時の手数料はご返金致しかねますので予めご了承下さい。[同封するもの]1.小田和正 7/29 テアトロン公演のチケット2.ご利用予定でした移動手段の欠航・運休証明書、またはそれに準ずるもの3.下記を記入したメモa.お名前 b. FAR EAST CAFÉ PRESS会員の方は会員番号c.郵便番号 d.住所 e.電話番号(日中ご連絡のつきやすい番号)[チケット返送先]〒150-8691日本郵便(株) 渋谷郵便局 私書箱211号チケット事務局 「小田和正 7/29香川公演払戻し」係【ご不明な点はお手続き前に必ず下記までお問い合わせ下さい!!】<インフォメーションセンター>お電話でのお問合せ:050-3535-9621メールでのお問合せ:info@k-oda2018.com(受付時間:月~金 13時~17時 土・日・祝祭日休業)
移動手段の欠航・運休証明書、またはそれに準ずるものとは?
JRの運休証明書ってみどりの窓口でもらえるのかな?
ネットで検索すると、遅延証明書はすぐにもらえるけれど、運休証明書はもらえないと書かれた記事を見つけたので、駅に行く前にJR西日本のコールセンターに電話で問い合わせましたら、「そのようなものは発行しておりません」と言われました(”Д”)
え~、どうしよう。
なので、DUKEに電話で問い合わせましたら、わざわざ調べてくださり、“みどりの窓口で、チケットの払い戻しに必要な旨を説明することで「運行休止証明書」というメモ(6×10センチ)なら発行してくれる”というので、みどりの窓口に行ってお願いしてみると、あっさりOKでした↓。
念のために、払い戻す前の切符のコピーを取っておくことも勧められました。
足腰の悪い人は注意!トイレも不便です!
テアトロンへの道は長い
今回テアトロンのライブを経験してみて、足腰が丈夫じゃないと参加は難しい会場であることを実感しました。
テアトロンのステージは、駐車場よりもずっと下の方にあります。
足場の悪い階段道を、ズラーっと行列に並びながら、15分くらいの距離を下まで降りて行き、帰りは同じ道を歩いて上らなければなりません。
雨が降れば、道がぬかるみますし、滑りやすくもなります。
テアトロンは本当に素晴らしいロケーションで、晴れていれば小豆島を望む風景に感動しますが、雨だったら景色どころではありません!
「濡れてもいいように、クロックスで行く!」という人がいましたが、若くて元気な人はいいかもしれませんが、年配者はあまり不安定な靴で行くことはお勧めしません。(スポーツサンダルか涼しめのスニーカーが良さげな気がします
行きはまだバラバラの時間帯に集まりますが、帰りは一斉ですから、みんなと同じペースで階段を上らなくてはならないため、足腰が弱い人は辛いです…BBAにはきつい道でした。
自分のペースで上りたい人は、ライブの途中で早めに帰るか、最後の最後まで残って上るしかないので、その場合は帰りの時間がかなり遅くなることを覚悟した方がいいと思います。
また、完全な野外のため、全員が雨宿りできそうなスペースもなく、天候の影響をもろに受けますから、もしも悪天候の中、中止せずにライブが開催されたとしても、体調に不安がある人はくれぐれも気を付けてください。
テアトロンのトイレ事情
トイレについては、もともとある施設のトイレだけでは足りないため、仮設トイレを準備してくれてはいますが、数が追いつかない…
公演開始前に、バス降車場所の近くにあるトイレで、30分くらい待ちました。
こんな時、男性はいいよね・・・並んでいる女子を尻目に、さっさと用を足して去っていきます。
仮設トイレの内側には荷物を掛けるためのフックはありましたが、雨の日はレインコートを着ていたり、傘があるので難儀しそうですし、一人一人の利用時間も延びてしまい、ますます行列が長くなりそうです。
また、仮設トイレの水が流れなくて、使えないトイレが多数ありました。使用禁止と書いてないのに実際には流れなかったトイレもありました。
ペットボトルの水を持参して、それで流せばOKなので、万が一のためにお水は持って入った方がいいと思います。
それとサニタリーケース(汚物入れ)はありませんのでご注意を!
テアトロンでの食事は屋台が出る
テアトロンの会場周辺には、コンビニなどのお店はないため、たこ焼き、フライドポテト、かき氷、アイスクリン、焼きそば、ジャンボフランクの屋台が出ていました。
また、真夏だったからか、熱中症対策としてミネラルウォーターも1本ずつ無料で配ってくれました↓。
私はかき氷が食べたかったのですが、かなりギリギリに到着したので大行列でした!屋台を利用したい人は、早めに到着するのが良いと思います。
帰りは大混雑で、シャトルバスに乗るのも、駐車場から出るのも、とにかく時間がかかりますから、お腹が空いたときにすぐに食べられる、猛暑日でも痛みにくそうなスナック菓子を持って行ったのですが、正解でした。
以上、テアトロンにライブに行かれる方のご参考になれば幸いです。
悪天候の予報が出ると不安ですが、雨雲がテアトロンをすり抜けて、思い出に残る素敵なライブが体験できることをお祈り申し上げます。
拙い記事を最後までお読みいただきましてありがとうございました。