先日、NHKの「ミュージックポートレイト」を見ていたら、吉田鋼太郎さんと藤原竜也さんがお二人で出演されていました。
お二人は最近亡くなった、演出家の蜷川幸雄さんの作品で、共演して知り合ったというご関係なのだそうです。
この「ミュージックポートレイト」という番組は、『ゲストの人生の中で大切な曲を10曲づつ、エピソードと一緒に紹介する』という内容です。
今回は藤原竜也さんのことは置いておいて、吉田鋼太郎さんが紹介した10曲の中に、オフコースの曲が2曲含まれていましたのでご紹介します。
目次
ミュージックポートレイトで紹介されたオフコース
吉田鋼太郎さんが紹介した10曲中2曲がオフコースの楽曲でしたが、その曲は、
- YES-NO
- 歌を捧げて
この番組は2夜に渡って放送され、他にも8曲紹介されていましたが、興味のあるオフコースの2曲だけをピックアップしました。
吉田鋼太郎さんの特に好きなオフコースの曲は「YES-NO」
まずは1夜目。
吉田さんは、学生時代、オフコースの大ファンで、オフコースばっっっかり聴いていたそうです。
1959年生まれの吉田さんの中学の後半~大学時代というと、1974年~1980年ぐらいになりますので、ちょうどオフコースのブレイク時期と重なります。
中学時代、親に全寮制の男子校に入られて、外の世界と遮断され、女子との交流は文通くらい。そんな環境で吉田さんはオフコースを聴いていたそうです。
『オフコースの歌詞は女々しいんだけど、それがいい!!』
オフコースの曲は、吉田さんにいつも寄り添って、恋愛を後押ししてくれたそうで、特に寮生活から解放された大学時代(1980年)に出会った「YES-NO」が、
『数ある小田さんの曲の中でも、ひとしお好きだ!!』
とおっしゃっていました。
私もオフコースに出会った最初の曲がこの「YES-NO」であり、魂を揺さぶられました。
私も「人生の中で大切な10曲」を選ぶとしたら、必ず入る1曲です。
吉田鋼太郎さんが人生の最期に聴きたい歌はオフコースの「歌を捧げて」
ここからは2夜目の放送です。
吉田鋼太郎さんは、最後の10曲目の「人生の最期に聴きたい曲」で、またオフコースの楽曲を選んでおられました
人生の最期にオフコースを聴きたいなんて、よっぽどのファンなんですね!
この「歌を捧げて」は、3年前に亡くなったお母様を思い出す歌なのだそうで、オフコースが1976年に発売したアルバム(SONG IS LOVE)に収録されている曲です。
もちろんファンになって間もない新参者の私は、この曲の存在を知らず、この番組で初めて知ることとなりました。
吉田さんは番組の最後に、この曲をギターで弾き語りされていました。
また、この番組では、小田さんが山本潤子さんと一緒に、小田和正カウントダウン・ライブ~ちょっと寒いけどみんなで SAME MOON!!で歌っている様子が映し出され、後から付け足した形で2番の歌詞ができたと、テロップが出ていました。
潤子さんは歌うことを辞めてしまったので、お二人のハーモニーは過去の映像でしか見れないのが残念です。
↓
吉田鋼太郎さんについて
私が吉田鋼太郎さんに出会ったのは、菅野美穂さん主演のドラマ「ギルティ」です。
これまでは、舞台を中心に活躍されていたそうで、TVドラマでは見たことのない俳優さんでしたが、強烈な演技にものすごく惹きつけられたのを覚えています。
その後も、「七つの会議」「カラマーゾフの兄弟」「半沢直樹」「MOZU」「花子とアン」と、私の見るドラマのほとんどに出演されていて、
「この人、また出てる! 最近、出倒しているな~」
と思った記憶があります。
TVに出るようになってから、あっという間に人気俳優としてブレイクしたようです。
有名になると同時にトーク番組などにも出演されるようになり、どんな素顔を持っているのか大変興味があったので拝見したところ、私生活では4度の結婚の経験があるそうで、艶っぽい方なんだな~という印象。
しかし、女優の鈴木杏さんからのエピソードで、「キスシーンでいきなり舌を入れられた」と仰っていたのを聞いて、
「ただのエロおやじじゃん」
とガッカリしてしまい、私の中の吉田鋼太郎株は、急下落してしまいました。
しかし、今回、オフコースのファンだと知ると、また株は急上昇しました。
単純なものですね
これからも素敵な演技で、私たちを魅了して頂きたいと思います。
「徹子の部屋」でも小田さん愛を語る吉田鋼太郎さん
※2019年9月更新
2018年4月に放送された「徹子の部屋」に、吉田鋼太郎さんが出演されていましたが、ここでも小田さん愛を熱く語っておられました~
僕は小田和正さんが、子供のころから大好きで…
そりゃすごい!(黒柳さん)
そうなんですよ、もうずっと小田和正さんしか聴いてないと言ってもいいくらい、小田和正さんが好きで…
(ここで「Yes-No」が流れ、じっと聴き入る吉田さん)
この後の歌詞が、当時衝撃的だったんですよ
君を抱いていいの、好きになっていいのが…
たまんない?
そう…斬新な…
ホントね
ちょうどこの歌が流行ってるときに、僕が19歳ぐらいで、付き合っていた女の人がいたんですけど、一緒に京都へ行こうという悪巧みを画策しておりまして…画策をしている喫茶店で、もちろん下心がある訳ですけど、ちょうどこれが流れてきたんですよ。で「君を抱いていいの♪」ですから、ちょうど僕が思ってたことを見透かされたような…そんな思い出があります。
ということは、小田和正さんが上手だってことですよね?みんなをそういう気持ちにさせるってことに…
はい、そうですよね、
それで、小田さんと、どっかでお会いしたことがあるんですって?
そうなんです、すごく最近なんですけど、うちの近所のパンケーキ屋さんに行ったら、小田和正さんがいらっしゃったんですよ。(別の番組によれば中目黒にあるパンケーキ屋さんらしい)
本当に?え~
事務所の人と四人ぐらいでいらっしゃってて、蛮勇を奮って、「プライベートですけど吉田と申しまして大ファンです」ということを申し上げたわけですよね、で、2週間ほどしてから僕の事務所の方に小田さんの事務所から手紙が来まして。”あの時は小田が、吉田さんのことを存じ上げなくて申し訳ございませんでした”と。”つきましては、今、ツアー中ですのでご招待申し上げます”って、コンサートに招待してくださったんですよ。
それは嬉しかったですね
嬉しかったですよ~でも僕は恐れ多くて…いいですってお断りしたんですけど、是非という事で、行って。で、楽屋まで案内してくださって、直接お目にかかって、写真まで撮って頂いて…
あら~そうなの~
(楽屋で奥様と小田さんと3人で撮った写真が写し出されます)
でもいいですよね、あなたのようなファンがいらっしゃって、小田さんもさ!
そうですかね・・・本当に小田さん一本やり・・・一筋でしたから、はい…
でも19歳の時からずーっとって、スゴイですね
ええ、中学の時からですからね、長いんです
コンサートで号令かけてたんですよね?
号令!?っていうか、2曲目から涙がバーッと出てて来て、約2時間半、泣きっぱなしです。
やっぱり、そんなに胸に迫ってくるものがあるの?
あるんですよ、やっぱり。顔痛かったですもん、泣きすぎて。
本当に今でも?若い時だけじゃなくて?
今でも、聴くと・・その時は特に小田さんにご招待までしてもらって、何という運命の悪戯だろうと、
俳優になって良かった、なんて?
そう、そうですよ
そういう憧れの方がいらっしゃって、現在もいらっしゃって、その方も元気で、そいで自分もそれについていくって言うのは、いいですよね
そうですね~いいです、はい
すごくいいと思います
ホントに元気ですからね、小田さん、走り回ってますから体育館を。すごいです、びっくりしました。
向こうも驚くでしょ?あなたのような年代のかたがいらっしゃって
そうだと思います…
でもよかった、おめでとうございます。
ありがとうございます。
吉田さん、ずっとファンだったことが小田さんに届いて、本当に良かったですね~
胸がいっぱいになって号泣したお気持ち、よくわかります。
黒柳さんが仰っていた「号令」っていうのは、招待席ではじっと座って聴いている人が多い中で、ファンの姿をさらけ出して「小田さーん」と叫ばれていた、という意味だったのでしょうかね、憶測ですが。
だとしたらまたまた好感度かなりUP。
以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。