中国 北京空港の入国手続きと出国手続きで困ったこと◆指紋認証で気を付けること

北京空港

日本旅行の観光付きツアー「観る味る北京4日」に申し込み、関空から出発したANA便で、北京首都国際空港に到着した私と母ですが、入国手続きで手間取って、日本旅行の現地ツアーガイドさんと合流するまでに、実に2時間近くかかりました。

北京空港はとっても広いので、飛行機から降りて外に出るまでに1時間くらいはかかると聞いてはいましたが、まさか2時間もウロウロすることになるとは思いませんでした。

その原因は指紋認証!

中国では2018年3月より、外国人が入国する際には指紋採取が義務づけられるようになっていて、北京空港でも2018年4月末より、指紋認証が必要になっていました。

私が中国・北京を訪れたのは2018年6月初めで、指紋採取が始まって1ヶ月あまりでしたから、ガイドブックにもそんな情報は載っていなくて、かなり苦労しました…

指紋認証の手順は、そのうちガイドブックやサイトにも詳しく載るようになるとは思いますが、これから北京に旅する方のために、私の知り得る情報を記事にしておきたいと思います。

参考 今回の北京の旅については、高齢者の母と行く北京ツアー旅行 にまとめております。

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北京空港の入国手続き

ANAの場合(JALも)、北京空港の第3ターミナルに到着しますが、入国審査(イミグレーション)のゾーンに入る手前のところに、指紋を登録する端末がずら~っと並んでいました。

コンビニにあるロッピーみたいなカンジの機械です。

対象者はこの端末で指紋を登録します。

中国入国時の指紋認証の対象者は?

中国に入国する、満14歳から満70歳までの外国人が対象になります。

13歳以下の子供や、71歳以上の高齢者は免除されていますから、この機械はスルーして、とっととイミグレの列に並びましょう。

指紋認証端末の手順

1.指紋認証機の所定の場所(右下)にパスポートを開いて置きます。

パスポートがスキャンされると、パスポートの言語で手順のアナウンスが流れます。

2.3回に分けて、10本の指全てをスキャンします。

  1. 左手の親指以外の4本
  2. 右手の親指以外の4本
  3. 両手の親指を揃えて

アナウンス映像では、親指以外の4本の指を、ガラス面に何度も”載せたり・離したり”を繰り返すように説明しているように見えますが、実際は4本の指を揃えて、指先をしっかりとガラス面に押し付けて、30秒ほど動かさないようにすれば先に進めます。

片手が終わると次は反対側の手、その次は両手の親指を2本揃えて、と言う感じで、3回に分けてスキャンします。

うまくスキャンされなかった時はタイムオーバーとなり、途中まで出来ていても、もう一度最初からやり直しです。

手順映像が分かり辛いのに、やり方を教えてくれる係員もおらず、みんな何度もタイムオーバーを繰り返してうんざりしていました。

機械がポンコツで反応がイマイチなのか、なかなか指紋が認証しないし、タイムオーバーになったら”ふりだし戻る”で、超不親切でイライラさせられます。(指紋登録制度が始まったばかりだったせいかもしれませんが)

3.うまく全ての指の指紋がスキャン出来たら、(「A」と書かれた)レシートのような紙が出てくるようです。

「A」と書かれたレシートを持っている人は、入国審査の列のところで、別の空いている列に誘導してもらっていました。

※2回目以降の入国の際は、指紋認証は不要で、パスポートをスキャンしただけで、レシートが出るそうです。

どうしても指紋認証が出来ない時は?

20分ぐらい、指紋認証で足止めを食らったでしょうか。私以外にも何度も何度もトライする人がたくさんいらっしゃいました。

私の場合、何度試しても、最後の親指でタイムオーバーになってしまうのです。

機械が悪いのかも…と、別の機械に移動したりしましたが、全然うまくいかなかなくて、このまま北京空港から出られないんじゃないか…と、本当に途方に暮れてしまいました…

イライラがピークに達した私は、係員を見つけ、中国語は全くできないので、ジェスチャーだけで少々キレ気味にうまく行かないことを詰め寄ると、「そのまま行け!」という感じで、指紋認証をスルーして、イミグレーションの列に並ぶように誘導されました。

指紋認証機を何度か試してもうまくいかない時は、入国審査の窓口で指紋認証しますから、さっさと諦めて入国審査の列に並びましょう!

私が指紋登録端末をスルーできたのは、制度が始まって間もない時期だったからかもしれません。今後、もしかすると、指紋認証のレシートを持っていないと、”指紋認証を済ませてからイミグレに並び直せ!”と言われる可能性もあります。ご注意ください。

有人の入国審査(イミグレーション)の列について

北京空港の、外国人の入国審査の窓口は2つありました。

外国人1、2だったか、外国人A、Bだったかは忘れましたが、入国審査の窓口に向かって左側(入り口からだと奥側)が空いていたので、そこに並びましたら、「あっちへ行け」というジェスチャーで追い返されました。

その窓口がどんな外国人が対象だったのかは今でも不明ですが、手前の、大行列の窓口に並ぶ必要がありました

有人の入国審査(イミグレーション)の手順

イミグレの列に並び、自分の番が来たら、以下のものを提出します。

  1. パスポート
  2. 出入国カード(ANAの便には座席の前の網ポケットの中に入っていました。ない時はCAさんにもらうか、北京空港の指紋認証端末の近くにも置いてありました)
  3. レシート(指紋認証が完了した人のみ)

私は指紋認証に失敗したので、3のレシートはありませんでした。

パスポートと出入国カードを窓口に出すと、カウンタ―の上にある指紋認証機で指紋を登録するように促されます。

こちらの機械の方が高性能なのか、かなり反応が良くて、超スムーズに指紋認証が終わりました。こちらの機械でも、3回に分けて10本の指をスキャンします。

満72歳の母は、入国審査でも指紋認証は免除でした。

こうして、ようやく中国に入国することが出来たのです!

この段階でかなり疲れました…

北京空港で預け荷物のターンテーブルが終了していた時

指紋認証とイミグレーションでかなりの時間を費やしていたため、ガイドさんをこれ以上待たせてはいけないと、急いで預けた荷物を取りに行こうとしますが、北京首都国際空港は広い広い!

入国審査の窓口から、荷物を受け取る場所までは、”APM”という無人のシャトル列車で移動します。

「出口」と書かれた文字を辿って乗っていけばOKでした。APMは3分間隔で運行しているそうです。

関空でもターミナルビルから搭乗口までは、電車に乗りましたが、1分以内でした。しかし、北京空港では5分以上は乗っていたように思います。どんだけ広いの!( ゚Д゚)

途中の駅(T3D)で一度停車しますが、ここでは降りず、終点(T3C)まで乗ります。

ようやく預け荷物を受け取るところまでたどり着き、電光掲示板で搭乗便の荷物が流れるターンテーブルのレーン№を確認して向かいますが、ベルトコンベヤーはすでに停止していました。

ひゃ~~!!!私たちの荷物は一体どこに!?

サービスカウンターの列に並び、スタッフのお姉さんに荷物がないことを伝えますが、うまく伝わりません。私の後ろには順番を待っている人がたくさんいて、困った顔をしていると、日本人のスタッフの方がたまたま通りかかり、通訳をしてくれました

や、優しい…ありがたかったです。

ターンテーブルが止まった後の荷物は、荷物受け取り場所のフロア内に、「Air China」のカウンター(赤と白の看板)があるので、そこに置いてありました。

エアチャイナのカウンターの場所は、出口(関税)側に向かって(出口には行かないで)、右寄りです。Air Chinaの看板よりも、「賓館預汀 ホテルリザベーション」の赤い看板がかなり目立つので、その右隣りです

「何で全日空の荷物がエアーチャイナにあるの?」とその時は疑問に思いましたが、私たちが登場したANA NH979便は、Air China(中国国際航空)とのコードシェア便(共同運航)だったからだと思われます。

こんな感じでようやく荷物を受け取り、もう一度、全荷物のX線チェック(ベルトコンベヤーに通す)を経て、ようやく到着ロビーに辿り着きました…

現地での待ち合わせ場所や、ガイドさんと会えなかった時に連絡する電話番号は、関空の団体カウンターでもらっていたので、困った時はそこに連絡をすることになっていましたが、「ガイドさん、まだいますように…」と祈る思いで、大勢いる出迎えの人の中から日本旅行のピンクのマークを探します。

すると、「大阪からですか?」と女性のガイドさんが日本語で声を掛けてくれて、手元を見ると、私たちの名前の書かれたボード(紙)を持っていました。

泣きそうになりながら、「はい!〇〇です!遅くなってスミマセ~ン(>人<) 」という感じで、無事に合流が出来ました。

という訳で、指紋認証が導入されたことと、北京空港は想像以上に広いので、北京に訪れる際には、かなり余裕を見ておかれるといいと思います。

両替やコンビニに行く余裕もないかもしれませんからご注意ください。

※私は関空で少しだけ両替しておいたので、北京空港に到着してすぐの通路(指紋認証端末より手前)の自販機でミネラルウォーターを購入しました。

北京空港の出国手続きについて

北京空港ANAカウンターで手続き

帰国時は、北京空港の第3ターミナルの4Fにある、ANAの搭乗手続きカウンター(D26~D32)までガイドさんが付き添ってくれて、一緒に荷物を預けたり、搭乗手続きをしてくださいます。

北京空港ANAカウンター

そして同じフロア内にある、出国ゲートのところで、ガイドさんとお別れします。

ここから搭乗口までは、再び無人シャトルAPMに乗って移動します。ここでも途中の駅(T3D)に停車しますが、終点(T3E)まで乗ります。

そしてシャトルを降りた先で、出国審査(イミグレ)、手荷物検査に進みます。

手荷物検査ではモバイルバッテリーに注意!

ポケットWi-Fiレンタルの記事のところにも書きましたが、北京空港の出国時は、モバイルバッテリーのチェックがすごかったです。

参考 北京首都国際空港出発時の手荷物検査厳格化のお知らせ

私はスマホにバッテリー付きのケースを取り付けていたことを忘れて、バッグにスマホを入れたまま、手荷物のX線検査を通しました。

すると検査に引っかかってしまい、「モバイルバッテリー!モバイルバッテリー!」大声で注意され、バッグの中身を全部広げられてしまいました。

慌てて、スマホからバッテリー付きケースを外して見せると、納得してくれたようで、通してくれて、バッテリーの没収もありませんでした。

北京空港では、スマホやバッテリー、電子機器の類は、バッグの中に入れたままX線を通すと、厄介なことになりますから、バッグから取り出して、別のトレーに入れてベルトコンベヤーに流すようにした方がよいです。

また、これはガイドさんから聞いた話ですが、北京空港では、預け荷物の中にモバイルバッテリーを入れていると、スーツケースを開かれて没収されます!ということでした。

北京空港は手荷物チェックが厳しいようですから、帰りは用心してください。

搭乗口の近くに足つぼマッサージあり

イミグレーション、手荷物検査を無事通過すると、ケンタッキーやイタリアンレストラン、スタバなどの飲食店が少しと、免税店があります。

搭乗口のすぐ近くに、足つぼマッサージがありましたよ。

北京空港ANA搭乗口近くの足つぼマッサージ足道

関空の関税で「携帯品・別送品申告書」を書かされる

無事に関空に帰国し、預け荷物を受け取って、関税で荷物のX線チェックでおしまい!と思いきや、「携帯品・別送品申告書」を出すように言われました↓。

携帯品・別送品申告書

過去に関空を利用した時はなかったかと思うのですが、関税を通る前に、この用紙を記入する台があるのでそこで記入します。

家族連れの場合は、代表者1名が記入して提出します。

犯罪などを未然に防ぐためには仕方がないのかもしれませんが、北京の指紋チェックと言い、だんだん海外渡航が面倒になってますね。

以上、北京に行かれる方のご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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