グーグルアドセンスの広告収益の支払いを保留にして所得を調整できる!?

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以前に、パートとアフィリエイトの収入が130万円を超えそうでヤバイ!という記事を書きまして、働き損に陥らないために、「パートの労働時間を減らして調整しよう!」という結論で終わったのですが、なかなか簡単にはいかず、他のパートさんとのシフトの兼ね合いもあり、いきなり時間を減らすことはできませんでした。

その続きになります。

パートとアフィリエイトの収入調整に苦戦!

パート勤めの主婦の私は、趣味のことを書いているブログに、Googleの広告を貼っている(グーグルアドセンスアフィリエイト)のですが、おかげさまで、毎月少しづつですが、広告収益が増えていっております。

さっさとパート勤めをやめて、プチノマドまでの階段を一段上りたいところなのですが、アフィリエイトの収入というものは、Googleの検索順位が下がれば、あっという間にブログに訪れてくれるユーザーさんが減り、収益もなくなってしまう不安定なものなので、収益が出るようになったからと言って、すぐにパートを辞めて、アフィリエイターになる勇気はさすがになく、経費で落とせそうなものをムダに購入したりしながら、両方バランスよくやって行こうと思っていましたが、だんだんそうもいかなくなってきました。

そんな時に、ある主婦のブログで、グーグルアドセンスの広告収入は、プールしておくことができるので、それでご主人の扶養から外れないように所得を調整をしているという記事を見つけました。

google AdSense の収益の支払いは保留にできる

経理のことなどほとんどわからない私は、「そんなことが出来るの?」と、早速、Googleのページを確認すると、ありました!

google AdSense で得た収益は、支払いを保留にして、貯めておくことが出来るのです。

adsense1

最長1年間は、収益を貯めておくことができて、欲しい時にまとめてもらうことできるようです。

google2

これは所得の調整にも有効なのか?

google AdSense で得た収益を保留にして、プールしておくことが出来ることは分かりましたが、果たしてそれをすることで所得の調整になるのか?

よく大企業が、売り上げを水増しして、利益がたくさん出たように見せかける粉飾決算は有名ですが、逆に少なく計上して、調整して次年度分の売り上げに回すのも不正なのでしょうか。

遅くなったとしても、数ケ月後にはちゃんと計上する訳ですから、いいような気もしますが、実際はどうなのでしょうか…???

google AdSense で得た収益を保留にしても売上は隠せない

つい先日、青色申告者を対象にした記帳指導のために、税務署から委託された税理士さんが我が家に来てくださったのですが、その時に質問を投げてみました。

すると案の定、「実際は売上があったのに、無いように見せるのは脱税行為になる」と仰り、毎月、売り上げが確定した時点で売掛金で仕訳をし、実際にお金が入金されたときに、もう一度仕訳するのだと教えてくれました。

そうなると、入金時に売上を計上するわけではなく、毎月の売り上げが確定した時点で計上することになり、例え、収益の支払いを保留にしても、未回収の売掛金が増えるだけで、所得を調整して少なくすることはできないようです。

また、お金が入金された時点で売上を計上する処理のことを、「現金主義」と呼ぶらしいのですが、この「現金主義」での帳簿の付け方では、青色申告の65万の控除は受けられないそうです。

※後日知り合いに確認したところ、現金主義(口座に入金された金額で売り上げを計上する方法)でも青色申告している人が実際にいましたので、絶対!と言う訳はないようですが、会計の基本では売上が確定した時に計上するようです。

この65万の控除は、

売上ー経費=所得-65万

となり、所得から65万円を差し引いた金額で、支払う税金の額が決定しますから、かなりの節税となるため、青色申告65万控除の制度を利用しない手はありません!

グーグルアドセンスに強制的に値引きされている「無効なトラフィック」分は、どう仕訳したらいいの?

Google AdSenseは、その月の1日~末日までの収益を、翌月22日前後に銀行に振り込んできます。

収益は月末の時点で確定しますが、そこからGoogleが「無効なトラフィック」と称して強制的に値引きをしてくるので、収益と、実際に入金される金額には差があります。

なので私は、帳簿に仕訳するタイミングは1回にして、入金があった時点で、値引後の金額を売上として計上してきました。

例えば、50,000円の売り上げのうち、1,000円を強制値引きされ、49,000円が入金された場合、入金があった日に、「現金主義」で、

2/22 借方:普通預金49000 貸方:売上高49000 Google1月分広告収入

と帳簿に記載していましたが、「これではダメ!」と税理士さんに注意されました。

グーグルアドセンス収益の仕訳の方法

1.まずは毎月1日~末日までの収益を、確定した時点で売掛金として計上

1/31 借方:売掛金50,000 貸方:売上高50,000 Google 1月分広告収入

2.そして、翌月22日に実際に振り込みがあった時点で、もう一度仕訳をしますが、ここに行を追加して2段にし、「無効なトラフィック」と称された値引きも一緒に書きます。

2/22 借方:普通預金    49,000 貸方:売掛金50,000 Google 1月分入金
借方:売上値引き:1,000 貸方:(空白)   無効なトラフィック(強制値引き)

※Googleアドセンスは振込手数料はGoogle負担ですが、振込手数料を売上から差し引かれるような場合も、値引きと同じように借方のところに書きます

アドセンス収益の支払いを保留にして所得を調整できるかどうかの結論

アドセンス収益を一時的に保留にして支払いをストップさせることはできますが、これをしたからと言って、所得を調整できる訳ではないそうです。

入金の有無にかかわらず、売上が確定した時点で記帳しなければならないので、売上を来年回しにすることはできない!と、税理士さんにピシャリと言われてしまいました

その主婦の方が行っていたやり方は、間違っていたようですね。

これを使えば、うまく所得の調整ができるかな~なんて適当なことを考えていたけれど、世の中そんな甘くはなかったです

※もっと経理に明るい人なら抜け穴があるのかもしれませんが、私は経理を知らないド素人ですから、税理士さんに従うことにしました。

アフィリエイトの収入は銀行口座を介して支払われるので、隠れてこっそりとやっているつもりでも、ばれやすいと言われています。

後でばれると、すごい額の追徴金が請求されるので、

  • サラリーマンは副業の所得(売上-経費のこと)が20万以上になったら
  • お勤めをしていない方(専業主婦を含む)は所得が38万以上になったら

ちゃんと確定申告をして、税金を納めた方が無難なのだそうです。

マイナンバー制度が導入され、夫の会社に私のマイナンバーを強制的に報告させられましたので、申告は逃れられない感じです

パート収入とアフィリエイトの収益を合わせると、軽く扶養ゾーンの130万円を超えます。今から経費をガンガン使っても、収まりそうにありません。

う~~ん、扶養から抜けるとなると、アフィリエイトで稼いだ金額の半分は、健康保険やら年金やらで持っていかれる計算になります。

まさに、働き損!

忙しい思いだけして収入が増えないなんて、何をやっているのかわかりません

とうとう、決断する時が来たのかな・・・

パートを辞めて、アフィリエイターになる!?

本当に大丈夫??

今から子供にたくさんお金がかかるようになるし・・・

あ~~~どうしたらいいの???

わからん!!

つづく!

バカな記事を最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。