献血したら腕に痛みが出た話

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献血カード

コロナ禍で献血する人が減って、輸血用の血が足りないという話を聞いたので、30年ぶりくらいに献血に行ったのですが、3時間くらい経ってから、採血したほうの手が痛くなってきました。

針を入れた箇所ではなく、もっと上の、上腕二頭筋の筋のあたりにビリっと電気が走るような痛みで、腕を内側にねじると激痛に身悶える感じ。

原因は何だろう??とネットを検索しまくりましたが、結局、血液センターに電話をして痛みを訴えました。そのことについて記事にしたいと思います。

献血をした後に腕に痛みを感じている方の参考になれば幸いです。

献血して約3時間後から痛みが出てくる

高校時代に学校に献血バスが来た18歳のころに初めて献血をして以来、実に32年ぶりの献血でしたから緊張して臨みましたが、血圧や貧血のチェックも問題なくスムーズに始まりました。

採血の針を入れたり出したりするときに激痛が走るとか、献血した直後に気分が悪いとか、血圧が戻らないとか、そういうことも一切なく、本当に何事もなく普通に献血を終えたのですが、3時間くらい経ったころから何となく違和感を感じはじめ、だんだん痛みが出てきて、夜には腕を少し曲げるだけでピリッと痛みが走るようになりました。

針を入れた場所に血止めのガーゼとガムテープのようなテープをぐるりと巻かれていたので、最初は「このテープが強すぎて血が止まっちゃったのかな??」と思ったのですが、テープを外した後も痛みは強くなる一方でした。

献血後の痛みの場所と状態

痛みの出ている場所は、針を刺した箇所でなく、上腕二頭筋あたりに電気が走るような感じです。肩の関節から少し下がったところにある、盛り上がった筋肉のあたりと言えば伝わるでしょうか。

盛り上がった筋肉そのものが痛いわけではなく、筋が痛いという感じです。

何もしなくてもずっと痛いというわけではなく、腕を上げ下げしてもそれほど痛みはないのですが、「前へならえ!」のように腕を前にピンと張るとじんわりとした痛み、そのまま内側にねじるとビリっと痛み、肘をL字に曲げて内側に倒すと激痛・・・

「痛い!」と声が出て、顔をしかめるようなレベルです。

字は書けるし指先で作業をしたりPCも普通に打てるのですが、入浴で体を洗ったり着替えが大変でした。ブラジャーのホックなんて痛くてはめられませんでした。

献血しただけでなんでこんなことになるの???もう、泣きたくなりました

血液センターに電話で確認

これまでも健康診断などで採血した後に多少痛みが残ることはありましたが、「さすがにこれはおかしい」と感じるレベルでしたから、ネットであれこれ検索しまくりますがスッキリする答えは見つかりません。

献血後にもらった紙を見ると「献血後の腕の痛みなど何かご心配なことがある時は、すぐに下記の血液センターまでご連絡ください」書いてあったので、迷わず血液センターに電話をしました。

電話をしたのは土曜日の夜9時ごろでしたが電話は繋がりました。警備さんらしき人がすぐに職員さんに連絡を取ってくれて、折り返しの連絡をくれました。

症状を説明したところ、

  • 針を入れるため、まれに神経に触れてしまうこともある
  • 神経は痛めても再生されるものなので、時間が経てばだんだん痛みはなくなることが多い
  • 痛みがひどい時や、日に日に状態が悪くなるような時は医師の診察を受けてもらった方がよい(整形外科がよいそう)
  • 診察の費用は加入している健康保険を使ってもらうが、自己負担分はこちらが負担することになるが詳しいことは実際に病院に行くときに担当者から伝える

とのことでした。

土曜の夜でしたし、”我慢できないくらいの痛み”ではないし、指先が痺れるとか使えないというわけでもないため、緊急性はない!ということで、あまり手を動かさないように過ごしながら土日の間は様子を見ることになりました。

時間が経てば治ってきた

もともと外出する予定はなかったので、土日の間はずっと自宅で大人しく過ごしました。

一晩寝ると、少しねじっただけで痛かった腕も、かなり楽になりました。

二晩寝るともっと良くなり、ゆっくり動かせば痛みはそれほど感じなくなりました。

月曜に血液センターの職員の人が電話をくれて、医師の診察を受けるかどうか聞かれましたが、時間が経てば治りそうな気がしたので、もうしばらくこのまま様子をみることにしました。

心配なら医師に診てもらえばいいと言われましたが、実際に日に日に症状は良くなっていたし、時間が経っても痛みが残るようならその時に相談してもらえればいいとのことでしたし。

3日目にはかなり痛みは少なくなりました。とっさな動きをするとまだズキンと響くことがありますが、たまにピリッとくるくらいの痛みにまで回復。

とりあえず、大事にならなくて良かったーーー!!!

採血した手がたまたま利き手だったので日常生活に多少の不便はありましたが、PCさえ使えれば仕事はできるので、さほどに困ったということはありませんでしたが、これがもし肉体労働だったら恐らく仕事に支障はあったと思います。

まさか献血したくらいでこんな事態になるなんて予想もしていなかったけれど、確かに身体に針を入れる医療行為ですから、多少のリスクはあるんだなぁと改めて感じさせられました。

世の中には輸血用の血液がないと治療に困る人が大勢いるし、こんな自分でも役に立つなら…と献血をしましたが、運が悪いとこんな風になってしまうこともあるみたいです

まあ、恐らく、かなりの低い確率なんだと思いますが・・・運が悪いな、私って。今年は傷官だし今月は月空亡だからかな・・・ホントにろくなことがない(四柱推命をご存じない人はスルーしてください)

とにかく献血後に不調を感じたら、指定の番号に連絡するのが一番よいと思います。ちゃんと対応してくれますよ。もらった資料はすぐに捨てない方が良いです!!!

以上、誰かのご参考になれば幸いです。

この記事を書いた数か月後に健康診断に行ったのですが、採血をしてくれた看護師さんにこのことを話したところ、献血は一般の採血よりも太い針を使うから、稀に神経に触れることがあるけれど、時間が経てば大抵は治りますと仰っていました。なんとなくモヤモヤした気分で過ごしていたので、医療関係者にそういわれるとホッとしますね。

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