息子のアレルギー性鼻炎 両側肥厚性鼻炎の手術体験談(後鼻神経切断術(内視鏡)・両側粘膜下下鼻甲介切除術・鼻中隔矯正術)

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花粉症、アレルギー不安

小学生の頃にアレルギー性鼻炎を発症し、以降、定期的に耳鼻科通いを続けてきた息子でしたが、2020年の中学3年の夏休みに、後鼻神経切断術(内視鏡)と、両側粘膜下下鼻甲介切除術、鼻中隔湾曲症の矯正術を行いました。

手術後は想像していたよりも出血が多くて戸惑いましたが、術後2ヶ月には完全に両鼻がスースー通り、長く飲み続けていた飲み薬も減らすことができました。

手術の様子や効果について、アレルギー性鼻炎でお悩みの方や、お子さんがアレルギーを持っているお母さんの参考になればと思い、体験談を記事にしました。

アレルギーが原因でいじめに遭う

まずは息子のアレルギー症状について。

現在、中三の息子ですが、3歳頃にアトピー性皮膚炎になったのをきっかけに、喘息、アレルギー性鼻炎と、次々にアレルギー疾患を発症していく、いわゆる「アレルギー・マーチ」と呼ばれる状態でした。

夫がアトピー性皮膚炎なので、父親から遺伝してしまったのかな…という感じです。

皮膚科と耳鼻咽喉科をほぼ毎月受診し、飲み薬(アレロック)や鼻にシュッとする点鼻薬などでの治療を続けていましたが、小学4年生のころにいじめを受けました。その理由の一つが、「教室で鼻をかむ音が汚らしい」でした。

教室で鼻をかむのは恥ずかしい…と、クラスメイトの目を盗んでコッソリと廊下やトイレでかんでいたようですが、授業中に我慢できないこともあり、豚が鳴くような大きな音を立てて鼻水をすすったり、大きな音を出さないと喉に絡んだタンが切れなかったりと、特に映画館や卒業式などの静かにしていなければならない場所では苦労していたようでした。

そこで、このような日や、花粉が多く飛びそうな日は、あらかじめステロイドの入った強い薬(セレスタミン)を持たせて、辛い時には飲むように伝えていましたが、この薬を飲むと頭がボーっとすることがあって、集中力を持続するのが大変そうでした。

その上、アトピーのせいで肌がかゆくて、いつもボリボリと身体のどこかしらを掻いているし、年がら年中、鼻が収まれば肌が荒れ、肌が落ち着くと鼻が辛い…の繰り返しで、これでは落ち着いて勉強に集中などできるはずもありません。

何とかどちらか1つだけでも治してやりたい…とずっと思ってきました。

重度のアレルギー性鼻炎対象の手術を勧められる

いじめに悩んでいる頃、思い切って耳鼻咽喉科のかかりつけ医に相談しました。

「鼻のことでいじめに遭っている、何とかもう少し楽にしてやってほしい!」と強く訴えたところ、アレルギー検査の結果を見ながら「この子は一年中反応しているから、手術をした方がいいかもしれんね」と先生はおっしゃいました。

息子のアレルギー検査の結果を見ると、コナヒョウヒダニ、ハウスダスト、杉が、100UA/mL以上(クラス6)で、他にも、動物上皮、イネ、ヒノキ、雑草も高い数値でした。

また、左の鼻が年中つまりっぱなしという状態で、いくら点鼻薬を差しても改善しませんでした。

春のスギ花粉の時期は両方の鼻がつまり、毎日強い薬が手放せないくらい大変ですが、それ以外の季節でも何らかのアレルギーに反応するため、飲み薬を止められる季節はありませんから、日常生活に支障が出ているレベルの重度のアレルギー症状として手術を薦めてくれたのでした。

手術をすれば楽にしてやれるかもしれない♪

希望が湧いた瞬間でした。

しかし、成長期に手術を行うと不都合があるようで、ある程度、顔の骨格が出来上がる15歳以上になるまでは手術は受けられないと言われ、成長するまでは薬を続けるしかないというお話でしたから、結局、その後5年間は薬を続けました。

息子が受けたアレルギー性鼻炎の3つの手術

8月で15歳になる中学3年の夏休みに、いよいよ手術を受けれることになりました。

かかりつけ医に紹介状を書いてもらい、大きな病院でCT検査をした結果、勧めてくれた手術は、

  1. アレルギーに反応する鼻の奥の後鼻神経を手術で切断することで、アレルギーに反応しなくなるようにする(後鼻神経切断術)
  2. 下鼻甲介という粘膜のひだが腫れて鼻詰まりの元となっているため、ここを削る(両側粘膜下下鼻甲介切除術)
  3. 鼻の真ん中にある鼻中隔という軟骨が極端に曲がっているために、左鼻がほぼ塞がっているので、鼻中隔の位置を中央にずらす(鼻中隔矯正術)

という3種類の手術を同時に行うというものでした。

「アレルギー物質が鼻に入ってきても反応しないように、鼻の奥の神経を切断し、くしゃみや鼻水が出ないようにする」という手術と、「塞がっている左側の鼻の穴が通るように、鼻の骨をいじる」という手術を同時に行うようでした。

病名は両側肥厚性鼻炎・鼻中隔湾曲症

症状は鼻閉。

入院は4泊5日

全身麻酔をしての内視鏡手術

手術時間は、3つ合わせて3時間半程度。→実際は2時間半で終了

鼻の神経は切断してもまた再生することがある

かかりつけ医師の話では、「レーザー手術では数年でまた神経が再生されて、元の木阿弥になるので、入院が必要だが内視鏡でやった方がいい」とのことでした。

しかし、手術をした主治医の話では、鼻の奥の神経は一度切っても、数年もするとまた別のところから再生することがあるので、神経が再生されればまたアレルギーに反応するようになるのだとか。

神経が再生された場合、症状が酷い場合はまた再手術となることもあるにはあるようですが、鼻中隔を矯正して鼻の通りを良くする手術を同時に行っていれば、たとえ再びアレルギー症状が出たとしても、今までよりはずっと楽になるはず…とのことでした。

内視鏡で手術することで神経が再生する可能性が低くなればいいな…と思っていましたが、レーザー手術であろうが内視鏡手術であろうが、神経が再生する可能性はあるようです。

しかし、レーザー手術は神経を焼くことは手軽にできても、(恐らくですが)粘膜の腫れや鼻中隔の矯正まではできないと思われるので、全身麻酔で手術をして5日も入院するのは大変だけど、その分、効果は出やすいと信じて手術を行うことにしました。

両側肥厚性鼻炎の手術の様子

入院1日目

手術の前日に入院。

夕飯までは普通に食べて、夜8時以降は食べ物は×。水分だけは〇。

入院2日目(手術日)

朝昼晩、3食絶食。

朝8時以降は水分も×。

手術は13時からで、自分の足で歩いて手術室に入りました。

手術は何の問題もなく無事に終わり、予定していた3時間半よりも短い、2時間40分ほどで手術室からストレッチャーに乗って出てきました。

出血が止まらない

手術後3時間くらい経過したらトイレに行ったり、水分が飲めるとの話でしたが、手術後2時間ほど経った頃から右鼻からの出血があり、ティッシュが1箱すぐに無くなるくらいの大量出血でした。(ティッシュは多めに、3箱くらい持って行った方がいいでしょう)

すぐに看護師さんに処置してもらったのですが、「手術後に多少の出血があるのはよくあることだけど、さすがにこれはおかしい」と医師を呼んで止血をしてもらいました。

スプレーのような止血剤を鼻の中にシューして、脱脂綿を詰めて・・・を30分くらい繰り返しました。本来はここで鼻の奥に詰めたガーゼを交換して止血するようですが、このガーゼを取り換えるのが大人でも絶叫するほど痛いらしく、まだ子供だから…とガーゼは取らずに、脱脂綿を地道に交換する方法を取りました。(手術2日後にガーゼを取ったのですが、かなり痛かったようです)

脱脂綿はすぐに血で真っ赤になるので、最初はひっきりなしに交換が必要でしたが、時間が経つうちに徐々に落ち着いてきました。20:30ごろ(手術4時間半後)にはだんだん脱脂綿の交換の間隔も伸びていき、30分に1回くらい交換すれば大丈夫になりましたが、その日の夜は、寝ていても脱脂綿が血で濡れてくるのが気になって、起きて交換して…の繰り返しで、ろくに眠ることができなかったようです。

こんなに出血することは予想していなかったので、びっくりでした。

大量出血の原因について尋ねても「わからない」ということでしたが、個人差はあるけれどみんな出血はあるので、それが息子の場合は”たまたま多かった”という感じだったようです。

血が止まらない状態でいることに、息子も私も不安でしたが、医師や看護師に「問題ない」と言われればそれ以上は何も言えません。黙って言う通りに脱脂綿を交換し続けるだけでした。

入院3日目

おかゆの朝ごはん。

トイレや談話室まで普通に歩けるレベルまで回復。

出血はかなり収まってきたが、まだ血は止まらない

油断すると脱脂綿を伝ってポタポタと血が垂れるので、シーツや服を汚さないように慌てて交換する。

鼻の中に液体が詰まっている感じがして、鼻が重いと言っていた。ガーゼをしこたま詰めてあるのと、メスを入れたせいで傷が腫れているので、いつもよりだいぶん鼻のサイズが大きくなっているのはもちろん、寝不足で瞼もポンポンに腫れて、全体的に顔がむくんだ印象。

昨日一日絶食したせいで食欲はあり、「病院の食事だけでは足りない!」と、からあげくんやお菓子も食べていたが、定期的に脱脂綿の交換が必要なので、昼もゆっくり眠れなかったのが辛そうだった。

入院4日目

前日に比べると脱脂綿を交換する頻度はかなり減っていた。

朝の医師の診察・処置で、手術後に鼻の奥に詰めた、長ーいガーゼを抜く。

抜いている間の長ーい時間、ガーゼが傷口に触れるため、それがものすごく痛かったよう。過去に大人でも失神した人がいたらしい。中3の息子も泣いた。

ガーゼを抜いた途端に、鼻の奥に溜まっていた血が一気にドバーっと出てくる。

またか…という感じだったが、10分くらい繰り返し脱脂綿を交換していたら、だんだん止まってきた。その後も出血は続くが、出血量は明らかに少なくなった。

ハナクリーンS を使っての鼻うがい指導。

鼻うがい(鼻洗浄)を続けることで、カサブタが早く取れて、癒着を防ぐ効果があるらしいが、この時点ではまだ鼻が腫れていて詰まっていたので、鼻うがいはうまくできなかった。

手術後「鼻うがい」ができるようになった

以前、花粉が酷い季節に「鼻うがい」をさせたことがあったのですが、「耳の方に水が流れるような感じがして、頭が痛くなる…」と、いくらやってもうまくいかず挫折。

「下の息子は両鼻ともスムーズにできるのに、この子は不器用なのかなぁ?それともドンくさい?」と思っていたのですが、鼻が完全につまっている子は鼻うがいができないことがあるみたいです。

医師からそれを聞いて、ドンくさいなんて言って悪かったと後悔しました。

また、外国製の鼻洗浄用の器具では、日本人の鼻の形状に合いにくく、うまくいかないことも多いそうなので、必ずハナクリーンSを用意するように言われました。(どこにでも売っていない商品で、ネットで買うかお取り寄せ)

洗面所でお湯を入れると本体の温度計部分が光る構造なので、適温の洗浄液を作りやすいです。

鼻うがいを始めて2日目には、左鼻はスムーズに水が通るように。

右鼻も腫れが引いてきたのか、手術後1週間くらいで水が通るようになり、手術する前はできなかった「鼻うがい」がちゃんとできるようになって、手術の成果を実感しました。

「鼻うがい」がうまくできない人がいたら、それは鼻の骨の形状が悪いことが原因かもしれませんから、できないときは無理しない方が良いみたいです。

入院5日目(退院)

朝9時に医師の診察を受ける。

出血はまだあるが、問題なく退院できた。

退院時に血が止まっていないことが不安で、あれやこれやと医師や看護師に質問したのだが、医師は全く問題ない、出血も想定の範囲内だったとのことで。

看護師の話では、出血が完全に止まるまでには個人差があるようで、退院して約1週間後の外来への通院の時点では、まだ止まっていない人もいるとのことでした。それを聞いて少し安心しました。

退院後も朝晩2回の鼻うがいと、アレルギーの飲み薬を続けるように言われました。(薬はアレロック→オロパタジンOD錠とモンテルカスト錠に変更された)

脱脂綿が血で濡れたら取り換えて、鼻はまだ咬まないようにと。

手術後2週間くらいは出血しやすい状態なので、入浴や運動、刺激物を食べるなど、血流が多くなるようなことは控えるようにと指導される。

退院後の自宅での様子

家に帰ってからは、小さく丸めた脱脂綿とティッシュとゴミ箱を常にそばに置いて過ごす。

退院した日(手術3日後)は1時間に1回くらいは脱脂綿を変えていたが、日に日にその間隔は長くなり、手術6日後には3~4時間くらいは変えなくても大丈夫なくらいまで血の量は減っていた。

手術して10日後には、脱脂綿を伝って血がたら~と垂れることはなくなり、”脱脂綿を取ると先端に血が付いている”という程度まで回復。

まだ鼻うがいをすると大きな血の塊や、血の混じった痰が出てきていた。

手術11日後(退院後初の外来診療)

退院して8日後に、始めての外来の診察があった。

この時には血は完全に止まっていて、脱脂綿も不要になっていた。

指を突っ込んでも届かないような鼻の奥の部分まで細長い管を突っ込まれ、かき回され、吸引機のようなもので吸い取って掃除。「う、う、ぐぇ…」と苦しそうに唸っていた。

手術箇所付近を触ったことで激しい頭痛が起こる

傷口を丁寧に掃除をしてくれたようで、大きなカサブタが取れたことを話してくれました。

が、処置後しばらくするとだんだん頭が痛くなってきて、右のこめかみ~後ろにかけて、ゲンコツをグリグリと強く押し付けられているような激しい頭痛が襲う。

「20分くらい我慢すれば楽になるから…」と何の処置もしてもらえず、処置室のベッドで横になってウンウン唸っていたが、20分を過ぎたところで「あれ?」という感じで、強い痛みが急に消えて楽になったよう。

その後も少し痛みは続いたので、トータルで1時間ほど横になってから帰宅。病院を出るころには頭痛は消え去り、その後も痛みが出ることはなかった。

あんなに痛がっていたのが嘘のようにケロッとして帰宅。

医師の診断では、頭痛は掃除をしたことが原因で起こる一時的なものなので、全く問題はなく、丁寧に掃除したことでカサブタがかなり取れたので、次回以降はかかりつけ医の医院を受診するようにとのこと。

そっとなら鼻を噛んでもいいと言われる。

飲み薬(オリパタジン錠とモンテルカスト錠)を続け、鼻うがいも継続するようにと。

運動や体育はまだ×。

手術16日後(かかりつけ医に戻される)

夏休みが終わり、学校が再開した。いつも通り自転車で通学できるくらいの状態に戻っていた。血も全く出ない。

この日は鼻の中を覗いただけで終わり。掃除はなし。

カサブタは少し残っているが、大きいのはないとのこと。

掃除をしてまた頭痛になったらどうしよう…とドキドキしていたので拍子抜けだった。

引き続き鼻うがいは継続するように。

飲み薬を処方される。

運動や体育はまだ×。

2週間後に見せに来るように。出血があるようならすぐ受診するように言われる。

手術20日後

この頃には完全に両方の鼻が通るようになってきた。

まだ飲み薬を飲んでいるので、アレルギー反応が止まったかどうかは確かめられていない。

鼻うがいをしても、血が混じることはなくなり、血を目にすることは全くなくなったが、脱脂綿を外して鼻呼吸をするようになってから、両方の鼻に大きな鼻くそが溜まるらしい。

鼻くそが増える(かさぶたが付きやすくなる)ことは、手術の前の説明で医師から聞いてはいたが、1日2回くらいむしらないと気になるレベルらしい。

手術後1ケ月

鼻の奥を掃除。

痛みは起こらなかった、ホッ。

あと1ケ月間、アレルギーの飲み薬を続けて、状態が良ければ薬をやめてみようとのこと。

鼻うがいは1日1回のペースで続けてとのこと。

手術後2ヶ月

鼻くそも気にならなくなっていた。

鼻うがいをしてもカサブタや固まりが出ることがなくなってくると、だんだん面倒になって鼻うがいをさぼるように。

汚い!と先生に注意されるんじゃないかとドキドキしながら受診するが、ちょっと中を覗いて終わり。

涼しくなるとダニが増えるので、ダニ・ハウスダストに反応する人は、秋は症状が悪くなる時期らしいのだが、両鼻ともスースー通るし、鼻水やくしゃみも全然ナシ!

飲み薬をやめてみましょうとのこと。

しばらく様子を見て問題なければ卒業ですと言わる。

卒業

まさこんな日が来るなんて

ありがたやありがたや、先生には感謝しかありません!

手術をして変わったこと

手術前の息子はとにかく賑やかで、気配を消すことができなかった。

例えば2階の自室にいても、豚の鳴き声のような音を出して鼻汁をすすったり、「んー!んん!」と大きな音を立てて痰を切るなど、とにかくいつもうるさい音を立てていたので、わざわざ確かめなくても息子が家に居ることがすぐに分かったのだ(^-^;

学校で我慢をしているからか、家では余計にでかい音を立てていたように思う。薬を飲んでいても、ほぼ一年中こんな感じだった。

それが、手術後は全く音を立てなくなった!

要するに、手術前は”息子が居る”という気配がはっきりと分かったのに、手術後は居るのか居ないのか全然わからないくらい静かになったのだ!!!

「え?あんた、居たの?」とびっくりするくらい静かなレベルです。

手術してから1ケ月後には両鼻とも完全にスースーと通るようになり、調子がいいので長年飲んできたアレルギーの薬をもうやめてもいいと言われましたが、アトピー性皮膚炎の治療の中で、肌が酷い間はかゆみ止めとしてオロパタイジン錠は続けるようにと皮膚科医から言われているので、これだけはまだしばらく続けることになりそうですが、モンテルカスト錠(ラマトロパン錠)とはさよならです。

ともかく薬を飲む量が半分に減らせたのは喜ばしいことです。

手術後、何か問題点はないか?と息子にいろいろと聞いてみたが、「良いことしかない!」とのことで。まあ、手術ですから100%安全ではありませんし、人によって問題が起こる場合もあるのでしょうが、成功すればかなり快適に暮らせるようになるのは事実です。

手術後2ヶ月の時点では明らかに症状は改善されたように思います。

春の花粉の時期も症状なし

手術後半年。

アトピー性皮膚炎の治療として処方されている「オロパタジンOD5」を朝晩2回服用し続けていて、この薬はアレルギー性鼻炎でも出されていた薬なので、完全にアレルギーの治療から卒業できているわけではないが、手術から半年後の春の花粉が多く飛ぶ時期でも花粉症の症状は出ることなく、耳鼻科や市販薬にお世話になることもありませんでした。

シューする鼻スプレーも出番なし。

例年は薬を飲んでいても両鼻がつまり、酷い鼻水やくしゃみに悩まされていたので、やっぱり手術の効果はすごいと感じています。

全てのアレルギー鼻炎の方が手術の対象になるわけではないと思いますし、手術には合併症などのリスクもつきものですから、手術を選択するか否かは個々でよく考えてから決断してくださいね。

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