聖地巡礼のついでに「ちはやふる」のマンガに登場したお菓子を味わってみよう!【福井あわら編】

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スノー丸のどら焼き

福井県で手に入る、マンガ「ちはやふる」に出てくるお菓子をまとめてご紹介しますので、福井観光や聖地巡礼のついでに訪れて、ぜひ味わってみてください。

お店の一覧MAPはこちら

参考 大阪編も書きました。

マンガ「ちはやふる」に出てくるお菓子【福井県あわら市編】について、少し前に記事にしましたが、今回は大阪編になります。 つい先日、大...

「ちはやふる」とお菓子の関係

コミック漫画「ちはやふる」の中には、和菓子を中心としたお菓子がたびたび登場します。

それは、主要登場人物である綿谷 新(わたや あらた)が、地元福井のお菓子を手土産にしていたり、競技かるた名人の周防さんが和菓子好きという設定になっているのがその理由です。

福井県あわら市でたまたま用事があり、その時に偶然手に取った、ちはやふるweek街歩きパンフレットに、新が手土産にしたお菓子が取り上げられている記事を拝見して、心がときめきました!!

で、私も早速お店を訪れてみたのでした。

作品のファンなら、物語に出てくる聖地を訪れるだけでも楽しいものですが、そこに地元の食べ物が絡んでくると、より楽しくなるし、舌の記憶も相まって、いつまでも心に残りますからおすすめですよ~!

新が原田先生に渡した手土産【松乃露】

綿谷新が原田先生に渡した手土産

村尾さんから「新が負けた相手は、全員、白波会の選手だ」と指摘された綿谷新が、名人・クイーン戦予選の前に「福井には同じタイプの選手がいないため、白波会で練習をさせてもらいたい!」と、敵陣である府中白波会の原田先生を訪れた時に持参した手土産です。

35巻の第181首に登場します!

松乃露

新が原田先生に渡した手土産松乃露

きのこの松露をイメージしたお菓子で、赤ちゃんが食べるボーロを、大きくサクサクにしたような感じです。

浅野耕月堂

松乃露

福井県あわら市温泉4-916
電話:0776-77-2035
営業時間:8:00~
定休日:火曜日


お店は旅館が立ち並ぶ芦原温泉街にありましたが、早めに閉まっていました。JR芦原温泉駅の2Fのセブンイレブンに売ってましたよ。小さい箱は480円でした。

松乃露

※2019年4月 JR福井駅前のハピリン1F(駅の西口を出た場所のファミマがあるビル)の中にあるお土産店「かがみや」にもありました。

松乃露 かがみやハピリン店

スノー丸の焼き印のある【どら焼き】

スノー丸のどら焼き

きゃ~~~かわいい!!!!

クイーンの詩暢ちゃんが大好きな、『大阪にしかオフィシャルショップがない!』という設定で、バケツを取るとチャームポイントのチョンマゲがある雪だるまのキャラクター「スノー丸」のどら焼きです

24巻の第126首で、高2のクイーン戦の休憩時間に、千早が詩暢ちゃんの控室を訪れて、スノー丸のどら焼きを差し入れしたシーンがありましたね。

修学旅行と重なって、千早がクイーン戦予選に出なかったこと知った詩暢ちゃんが、怒ってぐちゃぐちゃにしてましたが

コミックに出てきた、チョンマゲが飛び出た形になっていませんが、こちらもなかなか可愛いですよ!

スノー丸どら焼き

スノー丸のどら焼き

コミック原作の設定の『雪に見立てたタピオカ入りあんこ』ではありませんが、生どら焼きが3種(小倉、チョコ、抹茶)+バタークリームの小倉あんの4種類。

要冷蔵で賞味期限は翌日。日持ちするのはバタークリーム。

1個160円。

スノー丸のどら焼き・抹茶断面

4つ食べ比べてみましたが、個人的には、生どら焼きの抹茶がイチ押し!お茶の香りが口に広がっておいしかったです!

甘党本陣 嵯峨(さが)

福井県あわら市 市姫2-16-32
0776-73-0449
営業時間:7:30~19:30
定休日:水曜

JR芦原温泉駅から徒歩7分です。

こちらのお店には、原作者の末次由紀先生からのお手紙や、マンガなどが展示されているコーナーがあります。こちら方が紹介されていました↓。

新が「次は試合で。」と書いた【羽二重餅】

松岡軒の羽二重餅

5巻の第24首。初の全国大会に袴姿で出場した千早が競技中に高熱を出して倒れて棄権。そのタイミングで新が現れ、太一から千早を託されて介抱する羽目に。かるたに対して一途でまっすぐなままの千早を目の当たりにした新は、かるたへの情熱を取り戻し、千早が眠っている間に、運営の吉岡先生に福井土産を預けて帰りますが、そのお土産の羽二重餅の箱に、「次は試合で。新」のメッセージが書かれていて、それを見た千早が、新がかるたの世界に戻って来てくれたことを泣いて喜ぶ、というシーンです。

同じく5巻の第28種でも再び登場!

福井南雲会に入門をお願いする時にも、手土産として持参していました。「栗山先生、僕を、福井南雲会に入れてください」

良いシーンで2回も登場しています。

羽二重餅

松岡軒の羽二重餅

実際には包装紙に包まれていましたが、天女の絵が出てきたときはちょっと感動…いいシーンで使われたお菓子だけに、ファンとしては格別の思い入れがあります。

松岡軒羽二重餅6個入り

6個入り630円

羽二重餅

薄くて柔らかくて甘~いお餅が、2枚重なって入っています。

羽二重餅總本舗 松岡軒

福井県福井市中央3丁目5−19
電話:776-22-4400
営業時間:9:00~18:00
定休日:年末年始

こちらは福井市にあるお店で、残念ながらあわら市近郊には支店がありません。いろいろ探しましたが、芦原温泉付近には置いているお土産店もないようで…JR福井駅の中のプリズムというお土産コーナーに支店があり、こちらは年中無休(8:30~19:00)です。

公式HPによると、東京では、日本橋三越本店、日本橋高島屋などで販売されているようです。

2019年3月。福井駅前(西口)にあるビル、ハピリン1Fの「かがみや」にも売っていました。コミックに出てきた包装紙に包まれていました♪

ちはやふるに出てくる羽二重餅

新が太一に渡したお土産【酒まんじゅう】

にしさかの酒まんじゅう

10個入り1365円

にしさかの酒まんじゅう

16巻の第84首で、高校かるた選手権で瑞沢高校が団体戦で全国優勝しつつも、指を痛めた千早が、女帝先生と病院に出かけたタイミングで新が現れ、太一に渡したお土産の酒まんじゅうです。

『なごみまんじゅう手帖』という本にも載ったことがある、人気の酒饅頭みたいです。

酒万寿処 にしさか

福井県坂井市三国町北本町4丁目2−14
電話:0776-82-0458
営業時間:8時~19時半
定休日:木曜

こちらのお店は、お隣りの坂井市三国町にありますので、あわら市では購入できないようですが(芦原温泉駅から車で20分くらいです)、福井駅なら、駅のすぐ近くにあるハピリンというビルの中にある『かがみや』という土産物屋で、毎週火・水・土・日のみ購入できるみたいです。(5個入り630円)

三国町のショッピングセンターイーザの、食品売り場の、デザートや和菓子などが売っているコーナーにも置いてありました。

にしさか酒饅頭

5個入り602円。

飲む汁ようかん【期間限定販売】

飲む汁ようかん

あ~!!!これこれ!

7巻の第40首に出てくる名人・クイーン戦東日本予選の会場で、周防名人がA級の人にだけ栗大福を配っていて、原田先生にも渡そうとしたら、「試合前に固形物を食べて眠くなっては困る」と断ってきたので、代わりに渡した『飲む汁ようかん』です。

飲む汁ようかん

原田先生はストローを使って飲んでいましたが、こちらは紙コップで再現していました。

飲む汁ようかん

この『飲む汁ようかん』は、あわら市がイベントのために再現して、あわら市のいくつかの飲食店で、イベント期間のみ限定で販売されたものなので、いつでも販売されているわけではありません。

飲む汁ようかん価格

私が食べたのは、『ちはやふる茶屋』で販売されていた、飲む汁ようかんの上に、あわら市内の屋台で販売されている田嶋牧場さんのソフトクリームがトッピングされているものでしたが、ソフトクリームが超美味しかったです!

飲む汁ようかん+

期間限定販売なのが残念なのですが、ちはやふるファンなら一度は食べてみたい!と思うはずなので、田嶋牧場さんのソフトクリーム屋台で通年販売すればいいのにね…

ちなみに『飲む汁ようかん』は、お汁粉よりはどろどろしていて、水ようかんを砕いたような感じのもので、固形ではありませんが、完全に液体でもないという感じです。

福井県には、水ようかんを夏ではなく冬に食べるという不思議な風習がありますが、『飲む汁ようかん』は、その水ようかんをドロドロにしたような感じなのです。水ようかんはいろんなお菓子屋さんで製造販売されていますが、福井市にある江川の水ようかんが一番メジャーで、冬になると県内のスーパーやお土産店で販売されています。平たい箱に直接水ようかんを流し込んで固め、木のヘラで切って食べるという、何とも風変りな水ようかんですが、一度食べるとインパクトが強くて、また食べたくなるお菓子です。味もおいしいですよ。

周防名人が食べていたパイ菓子【 アヌー~結~】

五月ヶ瀬のアヌー結び

最新コミック36巻の第184種。千早が高3の受験と重なる名人・クイーン戦東日本予選で、太一が須藤さんと対戦する際に、須藤さんを翻弄する策を練っている過程で、頭の中に周防名人が出てきて「ぼくは多分詩暢ちゃんには勝てない」のところで食べていたパイ菓子。

a noeud(ア・ヌー)~結び~

「a noeud」は、フランス語で『結び目』を意味する言葉なのだとか。しっとり目のパイ菓子でした。

実際にお店に行ってみたら、「ちはやふる」で使われたことが紹介されていました。

五月ヶ瀬舟寄庵での結び

何でも、福井県あわら市のファンの方が、続編映画のタイトルが「結び」だったことにちなんで、「結~アヌー~」を編集部に送ったことがきっかけで、先生が作品に登場させたようです。

ファンの方の作品への愛情はもちろんですが、それに応えるように作品に描いてくださる末次先生にも愛を感じるエピソードです

御菓子処 五月ヶ瀬 舟寄庵

福井県坂井市丸岡町舟寄9-1
TEL. 0776-67-5600
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日
五月ヶ瀬 舟寄庵店舗

こちらのお店は、本店が坂井市春江町にありますが、私が伺ったのは坂井市丸岡町にある支店の「舟寄庵」で、ちょっとだけあわら市に近いみたいです。近いと言っても、田んぼの真ん中にあるので、車じゃないと行けないと思います。(芦原温泉駅から車で15分)

社名にもなっている「五月ヶ瀬」というお煎餅が、福井県民で知らない人はいない!というくらい超有名で、福井県内のお土産店やスーパーなど、そこらじゅうで見かけますが、「アヌー」のようなお菓子は、本店や直営店でなければ売っていないみたいです。

※2018年5月更新

道の駅みくに ふれあいパーク三里浜にはアヌーが置いてありました。

アヌー

以上となりますが、原作はまだ続いていますし、聖地もお菓子も増える可能性があります。その時は都度追加していきたいと思っています。

ちはやふるの聖地&お菓子MAP

福井を訪れるちはやふるファンの方のツールになるといいな~と思い、ちはやふる聖地と「ちはやふる」ゆかりのお菓子をGoogleマップにまとめてみました。

  • 赤のショッピングマークは、このページでご紹介したお菓子を購入できるお店です。
  • 黄色の☆マークは、JR芦原温泉駅から徒歩で行ける聖地。
  • グリーンの☆マークは、芦原温泉駅から離れている聖地になります。

参考 ちはやふる聖地巡礼についての記事は↓へどうぞ。

「ちはやふる」原作コミックやアニメで描かれている、聖地と呼ばれるゆかりの場所や、映画「ちはやふる -下の句- 」のロケ地を巡る、あわら市...

福井に訪れる、ちはやふるファンの方のお役に立てれば幸いに存じます。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

参考 「ちはやふる」に関連する記事は↓にまとめました。

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