「ちはやふる」原作コミックはもちろんのこと、映画のロケ地として使われた、滋賀県大津市にある聖地を巡礼してみました。
※続編映画「結び」の公開前に訪れた記事ですが、「結び」公開後の情報も追加しました
映画「上の句」と「下の句」の中で、「未来の名人戦・クイーン戦」のシーンが撮影された、近江勧学館の「浦安の間」も見せてもらえたので、記事にしました。
先日は、福井県あわら市にある「ちはやふる」聖地を巡礼しましたが、今回は大津市。かるたの全国大会が行われた、滋賀県大津市でのシーンを撮影したロケ地で、今回訪れた聖地は↓の3ヶ所です。
目次
近江神宮
ちはやふるのファン聖地、近江神宮と言えばここですね!
原作はもちろんのこと、映画「下の句」にも登場した、朱塗りの楼門
階段を見上げた途端に飛び込んでくる赤!
「真っ赤だね~」という千早のセリフ通りの場所です。
実際に見ると本当に美しくて、思わず「わあ~」と声をあげてしまいました。
近江神宮に訪れることが出来て、超感動でした~
しかし、あいにくのザーザー降りで、あまりいい写真が撮れず…晴れていたら、もっと素敵なんでしょうね。もう一度晴れの日にリベンジしてみたくなりました。
そして楼門をくぐった先に広がる境内。
高校かるた選手権全国大会の開会式のシーンが撮影された場所です。
選手宣誓のシーンで、並んでいる生徒達の後ろに映っている場所に、太一と肉まん君と新を発見!
全国大会の団体戦当日、かるた部みんなで整列して参拝した拝殿。
新が参拝しているところに詩暢ちゃんが現れて、「重役出勤、ご苦労な事どすなぁ、まちくたびれて今から琵琶湖にパラグライダーしに行こかと思てたくらいや」と責めるシーンもここでした。
映画「下の句」の最後に、新が太一に、”千早のことが好きだ”と告げた場所は楼門の下です。
「千早は別に、誰のもんでもないよな?」(新)
「忘れてねーよな?俺たち府中白波会は”攻めがるた”だってこと!」(太一)
3人の恋の行方は、どうなるのか?
2018年3月17日に公開された続編映画「結び」では、新が千早に「好きだ」と告り、その返事(返事になっていなかったけど)を、やっぱりこの楼門の階段の下で伝えていましたね。
近江神宮
住所: 滋賀県大津市神宮町1番1号
TEL:077-522-3725
よいこのもり保育園
近江神宮よりももう少し上の方に、個人戦D級の試合が行われた会場のロケ地となった、保育園があるようです。
保育園ですから、平日に外部の人が近づくのはよくないかも…と思い、今回は行くのを控えましました。
映画では、近江神宮の楼門の階段で、新が偶然、「瑞沢」と書かれたTシャツを着ている机君を見かけて、後をつけて、この保育園のホールで試合をする机君とかなちゃんの様子を窓の外から見学する、というシーンが撮影されたようです。
新の目の前に、窓ガラス越しに札が飛んでくる、というかっこいいシーンです。
参考外部サイト 滋賀のロケーションガイド
近江勧学館の「浦安の間」
続いては、実際に名人戦・クイーン戦や、高校かるた選手権が開催されるときに会場となる「近江勧学館」。
こちらはコミック、映画に関する情報が盛沢山で、本当に気分が揚がりました!
1Fは自由に見学ができるようですが、2Fにある「浦安の間」は、行事が入っている時は見れないそうです。
この日はタイミングよく空いていたので、受付でお願いしてみたら、快く見学させて下さいました。ありがとうございました。
玄関で、机君がお出迎え。
建物の中に入って右手にある、受付窓口のすぐ上の壁に、かるたが刺さっていましたよ。
こんなところにも。
まずは、実際に映画で使われた、高校かるた選手権全国大会の看板。1Fに展示してあります。
映画「下の句」では、↑の看板が、↓の右側の白い柱のところに立っていて、窓の前にトーナメント戦の組み合わせ表が貼り出しあって、太一と机君が対戦相手を分析していました。
「結び」でも登場してましたね。
映画「上の句」の冒頭と、「下の句」の終りに登場する、名人戦・クイーン戦の会場である「浦安の間」の床の間の上に掛かっていた看板もあります。
1Fのソファーが置いてあるこの場所は、「結び」で瑞沢高校のかるた部顧問となった千早が、生徒達にはっぱを掛けている最終シーンの撮影場所ではないかと思われます。(まだ未確認ですので訪れた人は係の人に確認してみてくださいね)
そして千早と詩暢ちゃん発見!
2Fには周防名人も!
これでコンプリート!と思ったら、かなちゃんがいない!!!どこかにあったのでしょうか…だとしたら残念。
そして2Fのソファー。この周辺ではいろいろなシーンが撮影されています。
高熱のある千早が、袴姿でボーっとしながら座っていたら「お前、動いたり、しゃべったりしてないと、無駄に可愛く見えんだから…」と肉まん君に言われてたシーンです。
クイーンの詩暢ちゃんとの初対決の後、悔し泣きをしている千早を肉まん君が励ましている途中で、千早がぐーぐー寝てしまう、というシーンもここ。
このソファーの前に長机が置いてあって、オーダーの組み合わせをしたりする受付になっていましたね。
クイーンの若宮詩暢と個人戦で対戦した後、千早が詩暢ちゃんの腕をつかんで、「楽しかったね、また、かるたしようね」「いつや?」「クイーン戦で!」と言い放ったシーンもここです。
そして、映画「下の句」の全国大会の個人戦の前に、原田先生が「個人戦こそ本当の団体戦だ」と話すシーンを撮影したのがこちら。
「浦安の間」に入る時に、靴を脱ぐところ。この下足箱~白い柱の前のゾーンになります。そして、「クイーンのお出ましだ!」と階段を覗く訳です。
そして、スノー丸のTシャツを着たクイーンの若宮詩暢が上ってきた階段。
若宮詩暢にミンチにされた肉まん君が、「おおつ光ル」君と並んで座っていた場所。さすがに着ぐるみの「おおつ光ル」君はいませんでしたが、小さいお人形は置いてありました。
そして、浦安の間。
映画「上の句」の冒頭と、「下の句」の終りに登場する、「未来の名人戦・クイーン戦」の撮影場所です。
太一VS新、千早VS詩暢ちゃんの、対決が始まろうとしているシーンです。
そして、1枚目の札が読まれる直前のシーンで、詩暢ちゃんの後ろにチラッと映る襖がこれ。1Fに展示されてました。
映画出演者のサインもあり
映画の出演者のサインが展示してありました。2017年6月のサインなので、続編映画「結び」の撮影の時の物のようですが、この場所にこれだけの出演者がそろって、さぞや華やかだったと思います。
原作マンガでは、まだ名人戦・クイーン戦の予選が描かれている最中ですが、映画では先に完結させるのか!?どんな映画になるのか、2018年3月17日の続編映画の公開が本当に楽しみです。→千早がクイーンになった後に、瑞沢高校の教師になって、かるた部の顧問をしている設定で完結してました。
右側
左側
原作者の末次由紀先生の原画やサインも
原作者の末次先生の原画も展示してあります。
この原画が、雑誌BELOVEの表紙になったというニュースと、先生のサインも!
貴重なお宝満載の、近江勧学館でした~
近江勧学館
住所:滋賀県大津市神宮町1−1
電話: 077-524-3905
近江勧学館で買える『ちはやふる煎餅』
近江勧学館の受付のところに、お菓子やクリアファイルなどの小物が少し売っていました。
ちはやふる かるた煎餅
包装紙だけ「ちはやふる」の『ちはやふる かるた煎餅』
箱はまっ白の無地。中身はこんな感じで、かるたの形になっています。下の句が書いてあるのに歌人と絵が描いてあるという、読札と取札が混ざったようなデザインの煎餅。
12枚入り 540円と良心的。
瓦せんべいのようなお味。
「ちは」の句も入ってます!
在原業平の「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 から紅に 水くゝるとは」
大津市内にお店があります。
大忠堂
住所:滋賀県大津市観音寺8−17
電話:077-522-3204
営業時間 9時~18時 日祝定休日
近江百人一首さぶれ
「ちはやふる」に関連するイラストなどはありませんが、こんなのも一緒に置いてありました。
こちらはカラーの読札のクッキー。”坊主めくり”もできそうです。
大津市内にたくさん支店がある洋菓子店で作られているサブレのようです。
琵琶湖グランドホテル(雄琴温泉)
続いては、千早たちが全国大会の時に宿泊したホテル、「琵琶湖グランドホテル」です。原作コミックでもこの建物が何度か登場していました。
あまり近すぎると撮影できないので、ちょっと離れた撮影スポットを探すのに苦労しました。
私はフットサルコートのところから撮影したのですが、映画とは角度が違っていました…
「琵琶湖グランドホテル」には宿泊はしなかったので、千早が土下座した5Fのエレベーターホールや、お部屋を撮影することはできませんでしたが、次回、また機会があれば宿泊してみたいと思います。
琵琶湖グランドホテル
住所:滋賀県大津市雄琴6丁目5−1
電話:077-579-2111
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考 「ちはやふる」に関連する記事は↓にまとめました。
参考