2017年5月末に、このブログとメインの占いブログを、常時SSLにして、サイトのURLをhttps://から始まるものに変更しました。
理由は、常時SSL化しなければGoogleの検索順位に影響するようになる!という噂を耳にしたからです。
その噂を聞いて、早速ライバルのサイトを確認してみると、自分のブログよりも順位が上にいる強いライバル達は、いつの間にかみんな常時SSLになっていたのでした( ゚Д゚)
やばい!ここで乗り遅れてはいけない!!!
と、私もSSL化に挑んだ訳ですが、なかなか鍵マークの「安全な接続」にならなくて苦戦を強いられました。
JavaScriptの中の画像などのパスは、プラグインで一括変換することができませんので、手動での変更が必要でしたし、全記事を1ページ1ページ確認しなければならず、常時SSL化ってけっこう大変です・・・特に記事が何百もあるようなブログはきっと大変です!
私の場合、さんざん調べた結果、どうもSSL化のタイミングでWordPressが壊れてしまったようで、最終的にはWordPressの再インストールで回避したのでした。(こんな稀なケースは少ないとは思いますが)
とにかくどうなっても元に戻せるように、しっかりバックアップを取ってから始めた方がいいと思います。
そして、ようやく「安全な接続」にできたと思ったら、次は、ブラウザによって、Amazonアソシエイトの画像が表示されなくなっていることに気が付きました…(”Д”)
目次
httpsにしてからAmazonアソシエイトの画像が表示されない!
ようやく鍵付きの「安全な接続」にできた!!!
と安心していたのですが、月末にAmazonアソシエイト(アマゾンの商品をブログに貼って、商品が売れたら少し収益が入るアフィリエイト)の売り上げを見ると、あまりの少なさにビックリでした。(”Д”)
もともとAmazonは、それほど売り上げがある訳ではないのですが、それでもこんなに急激に減ったことはなかったので、慌てて原因を探しました。
すると、Firefoxでは表示されている商品画像が、Google chromeでは空白になっているではありませんか!
FirefoxでOKだったものですから、他のブラウザで確認することを怠っていました。不覚です…
ブラウザによって表示のされ方が違うので、常時SSL化後は、いろんなブラウザで確認することをおススメします。
AmazonアソシエイトのURLを変更
AmazonアソシエイトのURLが
http://
のままだと表示されないので、
https:// または httpを消して //
に変更するというのが、いろいろなところで紹介されています。
しかし!
私の場合は、これをやってもダメだったんです!!
他にも、新しい広告コードを取得して貼り直してみたり、ALT属性を入れてみたりしましたが解決しません。
Lazy Load(レイジーロード)が原因だった
あちこちググって調べた結果、「Lazy Load」を有効にしていることが原因であることが分かりました。
Simplicity、Simplicity2には、「Lazy Load」という画像の遅延読み込み機能が実装されていますが、「Lazy Load」を有効にして、画像を読み込むタイミングをずらすことで、ページの表示が早くなり、且つ、サーバーの負担を軽くできるようなのです。
もちろん私はONで使っていましたから、「Lazy Load」をOFFにして使うことで、Amazonアソシエイトの画像が表示されるようになりました。
Simplicityをお使いでない方でも、もしかするとテーマに遅延読み込み機能が実装されていたり、
プラグインを使って遅延読み込みを設定しているなら、一度OFFにすることで回避する場合があるかもしれません。
Amazonの画像以外でも、ASPによってはバナー広告も表示されないことが出てくる可能性も無きにしも非ず。
常時SSL化後に、いきなり画像が表示されなくなったら、画像の遅延読み込み設定を一度疑ってみるといいかもしれません。
Simplicityで「Lazy Load」をOFFにする手順
外観>カスタマイズ>画像>
「Lazy Loadを有効」「Lazy Loadのエフェクトを有効 」のチェックをOFF
Firefoxのプライベートウインドウだけは表示されない…
「Lazy Load」をOFFにしても、Firefoxの「プライベートウインドウ」だけは、Amazonの画像が表示されませんでした。Amazonどころかアドセンスも表示されません。
(chromeの「シークレットウインドウ」は大丈夫でした)
何か設定を変えれば表示されるのかもしれませんが、デフォルトの状態で表示されないようですから、ユーザーがわざわざブラウザの設定を変えてまで広告を表示させるようにするとは思えないので、Firefoxの「プライベートウインドウ」を使っているユーザーには広告は届かない!と考えた方がいいと思います。
画像があるべき箇所が、ぽっかりと空白になっていれば、ユーザーは「ここに何かあったのかな?」と想像ができますが、Firefoxの「プライベートウインドウ」では、空白もなしにギュッと詰められているので、場合によっては記事の辻褄が合わなくなってくる可能性もあります。
広告を貼っているようなサイトは悪!!!
と言うことなのかもしれませんが、ここまで厳しくすると、逆にユーザーも使いづらいと感じると思うのですが、Firefoxがそのようにしているのですから、仕方がありませんね。
ただ、テキストリンクだけは表示されているので、アマゾンなどのAPSの商品をブログで紹介する時は、Firefoxのプライベートウインドウ対策として、画像だけではなくテキストリンクも入れると良いと思います。
ちょっと面倒ですし、テキストリンクでは画像に比べてクリック率は下がるでしょうが、何も置かないよりはマシかな~という感じがします。
以上となります。