九份にある芋圓の有名店「阿柑姨芋圓」と「賴阿婆芋圓」を比較レビュー

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前回は、九分に宿泊した「九份小町民宿」について記事にしましたが、今回は、九ふんにある台湾スイーツの有名店、

  1. 賴阿婆芋圓
  2. 阿柑姨芋圓

の芋圓を同じ日に食べ比べたので、比較レビュー記事を書きたいと思います。

参考 台湾子連れ個人旅行の記事は↓にまとめてあります。

2016年秋に、40代夫婦が、小学生の男の子2人を連れて、台湾の九份と台北で家族旅行をした時の感想やレビュー記事をまとめました。旅の手配編ツアーが高い時期だったため、ネットのDeNAトラベルで個人旅行を手配したら、ツアーよりもずっと格安だっ

芋圓とは?

台湾には本当に安くておいしいグルメが多いですが、スイーツも例外ではありません!

私が特に気に入っているのは、「芋圓」です。

「芋圓」とは、サトイモ(タロイモ)をベースに作る、台湾の伝統的な団子を使った甘味で、タロイモの他に、数種類のいも団子や小豆がどっさり入ったお汁粉(ぜんざい)のような食べ物です。

「芋圓」は台湾全土で食べられているものなのですが、九份には『芋圓』の有名店があります。

芋団子は手作りで、職人さんが店頭でこねています。

「芋圓」は温・冷を選ぶことが出来ます。

店員さんが「温かいの?冷たいの?」と聞いてくるので、「温かいの」を選ぶと、鍋からよそったままの温かいお汁粉を。

「冷たいの」を頼むと、「温かいの」の上に、氷を入れてくれます。

芋団子が大量に入った温かいお汁粉に、氷を入れて食べるという、ちょっと不思議なデザートなのです。

氷はフラッペよりも少し粗目の、マクドナルドのドリンクに入っているくらいのサイズの氷で、ガリガリと歯で砕いて食べる感じですね。

温かい汁が完全に冷たくなるほどの量の氷は入っておらず、徐々に氷が解けて生ぬるい汁になりますので、氷が完全に解ける前に、氷と一緒に小豆や芋圓などの「具」を食べきる感じですね。

ガリガリ、もちもち、の食感。

最後のお汁は生ぬるいし、氷で味が薄まるので、具を食べ終わった後は、ほとんどの人が汁を捨てていました。

・・・何だか文章にするとまずそうですが、実際に食べてみると、作りたての『芋圓』がモチモチしていて、病みつきになります!

九份には、いくつか「芋圓」のお店がありましたが、その中でもと「賴阿婆芋圓」と「阿柑姨芋圓」という有名店はお客様がいっぱいで、時間帯によってはどちらも行列ができます。

その両方を食べてみたので、口コミレビューを書きたいと思います。

1.「賴阿婆芋圓」はメインストリートぞいにある

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まず1件目は、賴阿婆 芋圓 (ライアーボー ユーイエン)。

このお店は”老街”または”基山街”と呼ばれるメインストリートぞいにあり、九份老街バス停付近のセブンイレブンのある老街の入り口から、5分ほど歩きます。

5分と言っても、混んでると人・人・人の波ですから、なかなか思うようには進めません!

時間に余裕を持った方がいいでしょう。

セブンイレブンの方から通りを歩いていくと、左手になります。

最も混み合っている、豎崎路(階段道)との交差点よりも少し手前です。

『豎崎路』は、映画”千と千尋の神隠し”の湯ばあばの湯屋のモデルになった『阿妹茶楼(アメチャロウ・アメオチャ)』がある通りです。

「賴阿婆芋圓」のメニュー

何種類かメニューがあるようでしたが、日本語メニューには3種類だけ書かれていました。

・芋圓(田いも団子ぜんざい)→タロイモのことだと思います

・蕃薯圓(サツマイモ団子ぜんざい)

・緑茶圓(緑茶ぜんざい)

価格は全て45元(180円弱)

私はオーソドックスな芋圓の冷たい方をチョイス。

笑顔で「おいしいよ~」と日本語で話しかけてくる気さくな店員のおじさんに、指を1本立てて「冷たいの」と言えば通じました。

直径15センチほどのかなり大きめのカップに入っていますので、食べながら歩くことはできません。

お店の隣がテーブル席になっているので、そちらで座って食べて、ゴミも捨てて帰れます。

私が訪れたのは10月で、天気は曇りでしたが、冷たいのを選択して正解でした。

私は1杯を息子と二人でシェアして食べましたが、物足りない感じでしたので、お餅やお団子が好きな人なら、1人でペロリと行けちゃうはずです!

これが180円以下で食べられるなんて、台湾ってなんて素晴らしい国!!!

これが近所で食べられたら、毎日でも行きますね。きっと。コンビニに売ってたらいいのに…

「賴阿婆芋圓」の情報

賴阿婆芋圓

新北市瑞芳区基山街143号

TEL:

営業時間:8:00~20:00

定休日:無休

価格:45元 ※10元値上がりしたみたいです

2.「阿柑姨芋圓」は階段道を登った上の方にある

阿柑姨芋圓アーガンイー ユーイエンの芋圓の画像

2件目は「阿柑姨 芋圓(アーガンイー ユーイエン)」。

この「阿柑姨芋圓」は、メインストリートの老街から、豎崎路階段道)を左折して、山の方に上へ上へと上った道沿いの右手にあります。

老街と”豎崎路”の交差点には、ストリート看板がありますので、それを目印に、豎崎路を左折して階段を上り、黄色い看板が目印です。

老街入り口にあるセブンイレブンから9分。

上で書いた賴阿婆芋圓からは3分くらいですが、混み混みの細い道で、最後は階段道になりますから、時間は余裕を持ってください。

2016年春にお店を改装されたようで、どちらかと言えば、賴阿婆芋圓よりもこぎれいな感じです。

具材の団子類はショーケースのようなところに入っていたので、虫が入ったりは少ないかも。

衛生面ではこちらの方が上です。

店の奥に入れば一緒ですが

「阿柑姨芋圓」のメニュー

日本語メニューはなかったように思います。

■冷たいの

・総合豆(紅豆+緑豆+大豆)→ミックスです

・芋圓+紅豆(あずきのことかな?)

・芋圓+緑豆

・芋圓+大豆

■温かいの

・総合豆(紅豆+緑豆+大豆)→ミックスです

・芋圓+紅豆

価格は全て45元(180円弱)

先ほど食べた賴阿婆芋圓と比較するために、総合豆の冷たい方をチョイス。

カップを受け取ったら、そのままお店の奥にどんどん進んでいくと、広いテーブル席があります。

こちらのお店は高台にあるので、日中、窓辺の席に座ると眺めがいいようですが、私たちは夜の雨の中、散々階段を上ってヘトヘトでしたから、眺めなんてどうでもよくなっていましたし、恐らく雨で何も見えなかったと思います。

さて、お味は?というと、味が薄い!!!

氷が解けていくので薄いのは当たり前なのですが、先ほど食べた「賴阿婆芋圓」のものよりも、遥かに味が薄かったです。

それに汁ばっかりで、肝心の団子が少ない…

先ほども書きましたが、汁は氷で生ぬるく薄まっているので、お汁粉と言えども、これは汁だけを楽しむ食べ物ではありません!

団子が山盛りの画像をアップしている人もいるので、店員さんによって盛る量や氷の加減で都度、味や量は変わるのかもしれませんが、私は賴阿婆芋圓の方が、良心的だったし、味も美味しかったと思います。

もし時間がないなら、わざわざ階段を上って訪れることはないかと。

本当は、九份を離れる前に、賴阿婆芋圓の方をもう一度食べたかったのですが、宿泊した宿が山の上の方にあったため、階段を老街まで上り下りする気になれず断念しました。

もし、「阿柑姨芋圓」と「賴阿婆芋圓」の場所が逆だったら、最後の根性を振り絞って、食べに行っていたかもしれませんが…

「阿柑姨芋圓」の情報

阿柑姨芋圓

新北市瑞芳區福住里豎崎路五號
TEL: +886 2 2497 6505
営業時間:9:00~21:00(土日は22:00まで)
定休日:不明
価格:45元

「阿柑姨芋圓」VS「賴阿婆芋圓」

あくまでも個人的な感想ですが、私としては「賴阿婆芋圓」の勝ちです

もう一度九份に行くことがあるなら、ぜひ食べに行きたいお店です♪

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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