ふるさと納税を複数の自治体に分割して納税した場合の控除額は?納税の限度額は?

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
ふるさと納税の証明祖

ふるさと納税についての記事の4回目になります。

5万円を1万円づつ、5つの自治体に納税した場合はどうなるか?

を実際に検証してみた結果です。

市民税・県民税徴収額の決定通知書が手元に届きましたので、記事を更新しました。

参考 誤って5つ以上の自治体にふるさと納税をしちゃった!!!と言う人。実は私もやらかしました…↓の記事へどうぞ

ふるさと納税を始めて3年目の我が家ですが、うっかりミスってしまい、6ケ所の自治体に寄付してしまったことで、ワンストップ特例制度が受けられ...

参考 ふるさと納税に関する記事は↓にまとめました。

ふるさと納税に関する記事を集めました ふるさと納税でもらった宿泊補助券で!子連れで行く初めての白馬スキー・スノボ旅行【出発前日】 初めて...

ふるさと納税を複数の自治体に分割して納税した結果

平成27年に納税→28年の住民税の控除額は?

前年度(平成28年度)は、1つの地方自治体に50,000円を納税して、25,000円分の宿泊補助券をもらって、48,002円が住民税から控除されました。

実質23,002円分がプラスになったことになります。

平成28年に納税→29年の住民税の控除額は?

今年度は、同じ50,000円を10,000円づつ、5つの地方自治体に分割して納税しました。

結果は昨年と同じく、48,002円が住民税から控除されていました!

という訳で、

1ケ所に納税しても、5ケ所に分割しても、控除される額は同じ

と言う結果になりました。

5ケ所に納税することで、

が伴いますが、金銭的な控除額は同じで、いろいろな返礼品が手に入ることになります。

私が頂いたものは特産物なので、宿泊補助券のように正確な金額に換算することは難しいのですが、1,998円の自己負担金で、

  • (タグ付きの)ずわいカニ(小)1パイ
  • 殻付きカキ貝(小ぶりの牡蠣が30個弱)
  • 新米10K
  • マスクメロン2個セット
  • 小ぶりのアジの干物50枚

を頂けた訳ですから、やはり「ふるさと納税」はとってもお得です!

ふるさと納税の限度額は?

ふるさと納税は、納税した金額のほとんどが翌年の住民税から差し引かれるしくみになっているので、当然ながら住民税を払っていない人は、納税しても意味がありません。

また、住民税の全額を、ふるさと納税することはできなくて、対象額は年収や扶養家族の有無で変わります。

ご自分がいくらまで納税が可能かを知りたい人は、↓のサイトで簡単に割り出せますから、「源泉徴収票」や「市民税・県民税額の決定通知書」などをお手元に用意して確認してみてください。

控除金額シミュレーション(ふるさとチョイスより)

ふるさと納税についての賛否両論

ふるさと納税については、ワイドショーが「お得だ!」と騒ぎ立てて視聴者を煽り、その結果、返礼品の競争が激化し、本来のふるさと納税の趣旨から大きく外れる結果になったと言う理由で、返礼品を打ち切る自治体が出たことが数か月前にニュースで取り上げられていました。

私がワイドショーでふるさと納税の情報を知ったのが2015年11月でしたが、私も煽られた一人で、故郷とは全く関係のない自治体に納税してますから、完全に「セレクト納税」になっちゃってます…

ふるさと納税の制度ができた当初って、確か、「ふるさとから離れて暮らしている(都会の)人が故郷への恩返し的な感じで住民税をふるさとに納税できるようになり、そのお礼に自治体が地元特産品を贈る」という感じのものだったかと記憶しているのですが、

  • 誰もがお手軽に納税できるように手続きのハードルを下げた
  • ワイドショーの報道により、広く国民に認知されてしまった(都会に住んでなくても、故郷とは関係ない自治体に、返礼品の豪華さで納税先を選べることをばらしてしまった)

ということで、納税者が殺到するようになると、返礼品を手配する業務を百貨店などに委託したり、「より人気の高い返礼品を!」と、いつの間にかお礼の品が地元特産品からどんどん広がって、地元と全く関係のない品や、酷いところはipadや金券・ポイントにまで変化していったのには驚きました

それってどうなんだろう??と思ったのですが、確かに、有名な特産品がある自治体は有利で、それほど宣伝しなくても納税者は集まるかもしれませんが、これと言った特産品がない自治体は、別の道を考えて何とか納税者を獲得したいと考えるでしょうし、世の中の人が欲しがる品を返礼品に選んだり、少々無理をしてでも返礼品を豪華にしていったのは、わからなくもありません。

けれど、何事もやりすぎは禁物で、過熱しすぎてだんだんやばい方向にはまって行って、そのうち制度自体が廃止になったり、お得度が下がるという悲惨な末路を辿る予感もします。

返礼品のあるなしに関わらず、”故郷への想い” だけで納税している人も世の中にはいるとは思うのですが、この制度は富裕層ほど得をするとも言われていて、「節税」になっちゃってるのも問題なのかもしれません。

ふるさと納税バブルの崩壊は近いかも…と言う気もします。

でもね…お礼の品を選ぶときはワクワクしますし、実際に特産品が届く日は、子供のテンションもになって、この制度のお陰で家族でちょっとした幸せを味わうことができました。

それに、この制度がなかったら一生食べることがなかった特産品にも出会えましたし。

賛否両論はありますが、私は少々手間は掛かったとしても、制度があるうちは毎年利用したいと思っているので、これ以上大きな問題にならずに地味に続いてほしいというのが正直な願いです。

どうか庶民のささやかな幸せを奪わないで~(>人<)

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

ふるさと納税は↓のサイトからできます。



ふるさと納税3年目の記事へ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加